ルアーの根掛かりでのロストはなるべく避けたいものですよね…
おかっぱり・ボート問わず釣りをしていると、いつかルアーをロストする日がやってきます。
各メーカーから様々なタイプのルアー回収機が販売されていますが、状況によって使えないものもあったり…
僕がこれまで使用してきた中で、これから紹介する3選があると回収率が劇的に上がるということが分かってきました。
今回はバス釣りで絶対役に立つルアー回収機をご紹介したいと思います。
持っておくと絶対役立つルアー回収機3選
結論から申し上げますと、以下の3選(厳密に言えば4選)を持っておくと、高い確率で根がかりしたルアーを救出することができます。
ルアー回収機の結論
- スティックタイプ(4m/8m)
- ダイワ ルアーキャッチャー
- ナス型オモリ
ルアー回収機は他のブログでも山ほど紹介されていますが、今回は僕が釣行で使用している回収機をそれぞれ紹介します。
スティックタイプ
スティックタイプの回収機とは、タモの柄のことを言います。
本来はランディングネットを取り付けて魚を取り込むために使うものですが、先端にリトリバーヘッドという部品を取り付けるとルアー回収機として使うことができます。
バス釣りでは4mと+αで8mを持っておくと、近場の根掛かりならほぼ対応できます。
4mのシャフト
ボート釣行で持っておいた方が良いのが4mのシャフトです。
ボートは根掛かったら反対側に回れば外れることが多いですが、深い場所だと外れないこともあります。
そこで役に立つのが4mのシャフトで水中に突っ込んで直接回収します。
僕が使っている製品は「ランディングギア シャフトナノ 450」と「リアルメソッド プレイサーX 400」というシャフトです。
450はボート用、400はフローター用と使い分けていて、どちらも軽くてコンパクトなため重宝しています。
仕舞寸法60cm以内の製品を選ぶと、狭いボートの上でも取り回しがよく邪魔になりません。
8mのシャフト
8mのシャフトは持ち歩く訳ではなく、もしもの時のために車に積んで置くシャフトです。
おかっぱりで根がかりしてしまったら、このシャフトを取りに車まで走ります!
また野池で木に掛けてしまった場合、4mで届かなくても8mなら届くこともあります。
遠投して対岸に掛かったらさすがに無理ですが、近距離で根がかることも意外と多いと思いますので、そういった場合に8mのシャフトがとても役に立ちます。
おすすめのリトリーバーヘッド
シャフトの先端にはベルモントのゴールドルアーリトリーバーヘッドを取り付けて、渦巻にルアーを絡めて回収します。
他にもハイドアップのルアーリトリーバーヘッドという製品もあり、よく取れると世間では噂ですのでおすすめできます。
2つとも形状が違いますが、ご自分の使いやすそうなものを選ぶと良いでしょう。
ダイワ ルアーキャッチャー
スティックタイプの他に持っておいた方がいい回収機は「ダイワ ルアーキャッチャー」です。
有名ですのでもはや説明不要かと思いますが、高低差によってはクサリがフックに絡まず回収率は低く、上手くいけば回収できるといった製品です。
しかし足場が高ければ回収率も高いですので、無いよりあった方が良く、価格も安いですから1つ持っておくと役に立ちます。
おかっぱり以外にボートでも使えますので便利な回収機です。
以前ロックエリアに根がかったとき、このダイワの回収機を使用したら回収機も根がかってクサリの部分をロストしてしまったので、代わりに「レスキューロボ」を付けています。
最終手段はナス型オモリ
最終手段としてナス型オモリを使う手法があります。
この方法も有名ですのでご存知の方も多いと思いますが、10号の鉛にスナップを付けてラインに通し、ルアーまで到達させてルアーを外す手法です。
実践した感じでは、メタルバイブ、テキサスリグ、ネコリグなどダブルフックかシングルフックのルアーを掛けたとき非常に効果的でした。
ハードルアーだとこの手法では外れなかったので、その場合はダイワのルアーキャッチャーかスティックタイプの回収機を投入した方が良さそうです。
ナス型オモリは最も安い回収機ですので、掛けたルアーによっては試す価値があります。
まとめ
スティックタイプのシャフト2本と、ダイワのルアーキャッチャーが1つあれば、ほぼ大半の根がかりに対応できます。
更に最終手段としてナス型オモリを持っておけば役に立つかもしれません。
今回ご紹介した回収機を状況に合わせて使い分けると、かなり回収率を上げることができると思います。
最後に…、根がかったときは無理に引っ張ると余計に取れなくなってしまうので、焦らず立ち位置を変えてロッドを煽ったりすることも大切です。
それでも取れなければ、回収機を使い可能な限り回収を試みてみると良いでしょう。