レイドジャパンのヘッドスライドを使ってきましたのでインプレします。
フルスイングとの組み合わせが人気のヘッドスライド、根掛かりに強いヘッド形状が特徴的で、とても使い勝手の良いスイミングジグでした。
今回はそんなヘッドスライドの使い方と、おすすめのトレーラーワームを解説していきます。
この記事の内容
ヘッドスライドのインプレと使い方
ヘッドスライドのウェイトは5g・7g・9g・11gの4種類があります。
5gと7gはウェイト部分が下に配置され、低重心で浮き上がりにくい設計となっています。
5g・7g(水深50cm〜1m)
5gと7gを実釣で使用して感じたことは、低重心設計にも関わらず普通に巻くとすぐに浮き上がってしまう印象でした。
そのためシャローフラットになっている場所や浅い河川などに向いており、デッドスローに巻いても安定したリトリーブができます。
水深がある場所でも水面直下を巻いたり、ウイード周辺を攻めたい場合に効果的なウェイトだと思いました。
9g・11g(水深1.5m〜2m)
9gと11gでやっと中層を巻けるぐらいまでレンジを下げることができます。
と言っても最大でも2mくらいまでしか潜りませんので、3/8ozのスピナーベイトやチャターを巻くレンジに近いですね。
個人的にヘッドスライドは9gと11gが最も使いやすいウェイトでしたので、中層まで深いレンジを巻きたいなら9gか11gがおすすめです。
ヘッドスライドの概要
ヘッドスライドは2019年の夏にレイドジャパンから発売されたスイミングジグです。
ヘッドスライドの特徴
- カバー対応のスイミングジグ
- 根掛かりに強くすり抜けが良い
- テフロン加工された細軸フックを搭載
ラバージグと違い巻いて使うために設計されたジグで、フットボールジグにシャッドテールワームを付けて巻くスコーンリグと似たジャンルになります。
ヘッドスライドの最大の特徴はすり抜けが良い先細りタイプのヘッド形状、更にブラシガードを搭載しているため、カバーでも根掛かりしにくくなっています。
また、ヘッドは低重心設計のため、すり抜けた後もすぐに姿勢を戻し、バランスを崩すことなく安定したスイミングが可能です。
スペック表
発売日 | 2019年8月30日 |
---|---|
重さ | 5g / 7g / 9g / 11g |
価格 | 700円〜720円 |
カラー | 8色 |
カラーラインナップ
出典:instagram(@raidjapan_eguchi)
左上から
- 001 ダークシナモンシャッド
- 002 ブラックブルーFLK
- 003 パールワカサギ
- 004 スモーキーパール
右上から
- 005 グリパンチャートネオ
- 006 オレンジパンチ
- 007 ピンクトリック
- 008 チャートバックパール
カラーラインナップは全部で8色、チャート系からダーク系までレイドジャパンらしいカラー設定です。
僕は様々なカラーを購入して実釣で使いましたが、日中は001〜004のナチュラル系を使うことが多く、朝夕まずめの時間帯は005〜008のオレンジ・チャート系の実績が高い印象でした。
トレーラーワームの選び方
おすすめのトレーラーワーム
ヘッドスライドに使用できるトレーラーワームはかなり豊富にありますが、相性が良いワームと言えば…
上記の4インチ〜5インチがおすすめです。
色々なシャッドテールワームを試した中では、やはり「フルスイング」が一番しっくりきました。
トレーラーワームを選ぶポイントとしては、ワーム単体でも使用できる高比重シャッドテールワームを選ぶと良いです。
フルスイング4インチと5インチの使い分け
フルスイングは4インチと5インチがありますが、どちらのサイズを使用したら良いのか悩む場面も出てくると思います。
基本的には以下のような使い分けでOKだと思います。
- 近距離でカバーを撃つなら4インチ
- 遠投してオープンエリアを広く探るなら5インチ
早いテンポでカバーや岸際を撃つ釣りには4インチがおすすめです。
カバーに付いているバスはルアーを沈ませる必要があまりなく、テンポよく撃っていきたい場合は比重の軽い4インチが扱いやすいです。
5インチは沖にロングキャストして広範囲を巻きたいときに使います。
5インチ程のサイズになると集魚力も高いので、離れた場所からでもバスを誘うことができ、スイムベイト的な使い方で使用すると良いでしょう。
まとめ
スイミングジグは他にもたくさんありますけど、例えばDRT スーパーシャトルやZAPPU PDチョッパー+アンモナイトシャッドなど有名です。
スイミングジグの大半が中層からボトムを探ることを前提に作られていますが、ヘッドスライドはカバーやシャローを探ることを前提として作られていて、おかっぱり向けな使用感でした。
巻き抵抗は控え目で、悪く言えばレンジキープが難しく何やっているのか分からないので、最初は目視できる範囲を巻くのがヘッドスライドを上手に使うコツです。
様々なシャッドテールワームと組み合わせられるのと価格も安いため、興味のある方はこの記事を参考にヘッドスライドを使ってみてください。