レベルシャッドスプリンターに68MR追加され、先日購入して実釣で使ってきました。
個人的にSRよりもMRの方が使用頻度が高くMRの発売を心待ちにしていたのですが、使ってみたら非常に良くできたシャッドでしたので、SRとの比較や使用感を簡単にご紹介したいと思います。
レベルシャッドスプリンター68MRの概要
レベルシャッドスプリンター68MRは、2019年の春にRAIDJAPANから発売されたレベルシャッドスプリンター68SRのMR版になります。
68MRは秋頃リリース予定との情報がありましたが、2019年8月下旬には店頭に並び思ったより早く発売されました。
初回入荷は個数制限なく買うことができましたのでステルスチャートとスケルトンキャンディを購入、2回目の入荷で初回入荷には無かったカナモロコを購入しました。
スペック
サイズ | 68.0mm |
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重さ | 5.9g |
潜行深度 | 2.0~2.2m |
カラー | 12色 |
価格 | 1,600円(税抜) |
カラーラインナップ
68MRのカラーは全部で12色、68SRと同じカラーも存在しますが、以下の5色は68MRだけのカラーとなっています。
- LSSM008 クラウン
- LSSM009 ステルスチャート
- LSSM010 ステルスホワイト
- LSSM011 グレープ美人
- LSSM012 スケべワカサギ
レベルシャッドスプリンター68SRと比較
68SRを比べてみるとボディの形状や長さはほとんど同じのようですが、リップだけは全く違う形をしています。
個人的に68SRを使ったときはシャッドというよりもミノー?って思いましたが、68MRはこれぞシャッド!という使用感でした。
リップはサーキットボードは使用されず、通常の透明なリップになっています。
このリップはABSという素材を使用しているそうで、68SRのハイピッチアクションをそのままに更に潜ることが可能となったそうです。
68MRの深度は2.0〜2.2mとのことですが、実際にはそれ以上潜っている感覚です。
68SRと同じボディのルアーとは思えない全く別物の泳ぎ方で、MRはSRよりも更にハイピッチになったように感じました。
同じボディのルアーでもリップが違うだけでこんなに泳ぎ方が変わってくるのは驚きです。
アイチューニング(トゥルーチューン)必須
シャッドは繊細なため必要であればトゥルーチューンすることが推奨されています。
シャッドだけでなくリップの長いルアー全般的に言えることですが、ルアーには個体差がありまっすぐ泳がないルアーも存在します。
レベルシャッドスプリンター68MRは他のシャッドから比べると特にバランスが繊細なようで、出荷状態ではまっすぐ泳がないことが多くトゥルーチューンが必須です。
今回購入した3色の68MRは、1つは出荷状態でもまっすぐ泳いでくれましたが、もう2つは少し速く巻くと傾いてしまいアイチューナーでトゥルーチューンしたら正しく泳ぐようになりました。
シャッドはまっすぐ泳ぐことが釣果アップにも繋がりますので、釣り場で一度チェックしてから使うとよいと思います。
タックルセッティングと使い方
タックルセッティングはベイトフィネスとスピニングで悩まれる方も多いと思いますが、68MRはベイトフィネスがおすすめです。
レベルシャッドスプリンターは重心移動が入っていませんので、68SRはスピニングが扱いやすい場面もありましたが、68MRになるとリップが長い分少し重く安定した飛距離が出るようになっていました。
シャッドの強みを生かしてテンポよく投げて巻くを繰り返すには、スピニングよりもベイトフィネスの方が効率的です。
僕の場合はポイズンアドレナ163L-BFSと16アルデバランBFS XGの組み合わせ、ラインはフロロ8lbを巻いて高知県中筋川で使ったところ、40cm前後のバスを数多くキャッチできました!
まとめ
レベルシャッドスプリンター68MRは「ハイピッチアクション」というコンセプトはそのままに、オリジナルの初代レベルシャッドのサイズアップ版に近い使用感になっていると思います。
オリジナルのレベルシャッドは小型なうえ深度もそこまでありませんでしたが、68MRは一回り大きくなったことでより広く深く探れるシャッドになっていました。
バスのレンジが下がる秋〜冬のシーズンには役立つルアーの一つになるのではないかと思います。