自作PCに積んでいたHDDをMac mini 2018でも使用できるようにするため、ハードディスクケース「裸族のカプセルホテルUSB3.1」を購入しました。
今回はファンも交換したので、実際使ったときの感想をレビューしようと思います。
裸族のカプセルホテルUSB3.1について
裸族のカプセルホテルUSB3.1は2018年の年末にセンチュリーから発売された、3.5インチのSerial ATAのHDDを4台搭載できるUSB3.1 Gen2対応の外付けハードディスクケースです。
以前は、裸族のカプセルホテルVer.2という製品があり、それの後続機種に当たります。
外観は全面アルミボディで無駄のないデザインで、HDDの取り付けはVer.2と同じく扉を閉めるだけで簡単にHDDの増設や取り外しが可能となっています。
シルバー塗装のアルミボディは好き嫌いが別れるかもしれませんが、裸族のカプセルマンション5BAYと迷いつつも、HDDが4台積めれば十分と思い値段的にも安いこちらの製品にしました。
以前のVer.2との違いはUSB3.0 Type-AからUSB3.1 Gen2のType-Cに変わり、更に高速なデータ転送が可能となっているそうです。
先日購入したMac mini 2018は、USB Type-Cの端子が4つもあるので、外付けハードディスクケースもUSB Type-Cに対応しているものを探していたところ、この裸族のカプセルホテルUSB3.1が良さそうだったので決めました。
ファンの音が気になったので交換してみた
しばらく使っているとファンの音が大きいことに気が付き、背面に手を当てると結構風量が出ていることが分かりました。
ファンの回転数が早いことが原因のようで、ファン交換できないかと調べてみたら簡単にできそうでした。
交換するファンは昔自作PCを組んだときに余っていたAntecの9cm角25mm厚のファンがそのまま使えそうでしたので、それを流用することにします。
これをLowの1200rpmに設定して設置しています。
ファンを交換後、元に戻して再びHDDを搭載しパソコンと接続して電源を入れたところ、動作に問題なく、無事にファンの交換に成功しました。
ファンの音は純正と比べたらほとんど聞こえないほど静かになり、逆にHDDのアクセス音や振動音の方が良く聞こえるくらいです。
ファンを交換する注意点としては、保証が効かなりますので分解は自己責任となります。
裏面のネジを全て外して中身を引っ張り出すようにするとファンにアクセスできますが、足の部分の裏にも2箇所ネジが隠れて、パーツが設置されていますのでそれも外す必要がありました。
裸族のカプセルホテルUSB3.1の感想・まとめ
付属のUSBケーブルがUSB Type-A→Type-Cで変換アダプターも付いていましたけど、別途Type-C→Type-Cを購入して使用しました。
また、電源が内蔵ではなくアダプターになっているのでその分場所を取りますが、本体がコンパクトなため設置場所にもそれほど困ることがありません。
自作PCのときは何台もHDDを積むことができたものがMacは外付けしか対応できないので、動画などデータを大量に保存したい場合このような外付けハードディスクケースは非常に便利です。
外付けハードディスクを複数使っていた場合でも、ケーブル類がごちゃごちゃしていたものが1つにまとまりパソコン周りをすっきりできますね。
RAID機能もなくケースだけで25,000円前後は少々高めですが、これから主流となるUSB Type-Cを搭載して別売りの裸族のインナーを使えばSSDも使えるので、将来的に長く使うと考えると価格は妥当かなと思います。
HDDが壊れた場合やバックアップを増やしたいときは、HDDだけ買うことで外付けを買った時のように余分なケーブルが増えずコスト削減にもつながります。
Macでの使用ではスリープで連動するか不明でしたが、スリープにするとHDDやファンの回転が止まり、スリープ解除するとまた動き出して認識するので特に問題ないようでした。
USB Type-CでHDDを複数搭載できるケースを探している方にはオススメできる商品です。