レイドジャパンのフィッシュローラーマイクロを使ってきましたのでインプレします。
あの人気ホバストワームのフィッシュローラーにマイクロサイズが追加されました。
オリジナルから大幅に小型化されたことで、今まで釣ることが難しかったバスでも反応させることができ、フライなど稚魚を捕食しているバスに対して絶大な効果を誇るワームになっています。
この記事ではフィッシュローラーマイクロのインプレを交えながら、使い方やタックルについて解説していきます。
この記事の内容
フィッシュローラーマイクロのインプレ
ベイトフィッシュに絡めて使う極小ワーム
フィッシュローラーマイクロを使って思ったことは、ベイトフィッシュと見えバスが絡む場所で使わないと効果がないワームです。
バスの居場所が分からないエリアでは存在感がなさ過ぎて全く役に立ちません。
何よりワームを目視しにくく飛距離も出ず、ギルやコバスが先に食ってしまって使い所が難しく感じます。
ですが、これまでの経験上フライなどの稚魚を捕食しているデカバスはそのサイズのベイトしか興味を示さないことが多いです。
バスが稚魚に夢中になっている状況でいかに釣るか考えたとき、フィッシュローラーマイクロは手段の一つと言える存在ですね。
フィッシュローラー4インチ・3インチと比較
フィッシュローラー4インチ・3インチと比較すると大きさにこれだけ差があります。
アクションはマイクロになるとロールが少ない印象ですが、水中の漂わせやすさや安定感はオリジナル譲りです。
正直ここまでサイズを下げなくて3インチで十分じゃないかとは思いましたけど、実際はもっと小さい稚魚を食べているバスも多く、ベイトフィッシュの大きさに合わすならこのサイズはありだと思いますね。
マイクロベイトって否定的な意見が多いかもしれませんが興味がある方は是非使ってみてください。
フィッシュローラーマイクロの概要
フィッシュローラーマイクロはレイドジャパンから発売されたホバスト&ミドストに特化した超小型ソフトベイトです。
オリジナルをそのまま小さくしただけでなく、ヒレやエラを際立たせて安定した姿勢と明確な使用感を実現しています。
スペック表
サイズ | 約1.8インチ(48mm) |
---|---|
入数 | 10匹 |
重さ | 約3g |
フックサイズ | ホバスト用フック:#10 |
定価 | 935円(税込) |
発売日 | 2022年6月24日 |
カラーラインナップ
出典:RAID JAPAN|FISHROLLER MICRO
- 040. GHOST SHRIMP
- 048. PEARL WAKASAGI
- 053. WHITE CHART
- 063. COSME SHAD
- 064. SAND FISH
- 072. STEALTH FISH
- 074. ICE KILLER
- 083. SMOKE SHRIMP
※全8色(2022年6月現在)
使い方・おすすめリグ
フィッシュローラーマイクロは以下のリグに対応します。
- ホバスト
- ダウンショットリグ
- ジグヘッドリグ
オリジナル同様に様々なリグに対応しますが、今回はフィッシュローラーで定番の「ホバスト」を例にして解説します。
ホバスト(ホバーストローリング)
用意するもの
フックはマイクロホバストに対応したものを選びます。
現時点では2インチ程度のワームに対応するホバストフックは種類が少なく「デコイ JIG12F マイクロSP #10」一択となります。
刺し方は縫い刺し・純刺しどちらでも構いませんが、縫い刺しでワームがやや反っている方がロールさせやすくなります。
ネイルシンカーは0.3g〜0.4gを差し込みます。
出しどころとしては、小型のベイトフィッシュにバスがリンクしているエリアで使うことが肝心です。
ベイトフィッシュの中にフィッシュローラーマイクロを上手く紛れ込ませることで釣れる確率が高くなります。
タックルセッティング
フィッシュローラーマイクロのタックルはスピニング一択となります。
ロッドは6ft前後のULクラス、リールは2000番、ラインはPE0.3〜0.5号+リーダーフロロ4lbの構成が最適です。
金森さんがフィッシュローラーマイクロで使用されているタックルは以下です。
- Rod:GLADIATOR MAXIMUM GX-61ULS-ST(MAXX FIXER)
- Reel:SHIMANO Vanquish C2000SHG
- Line:PE0.3号+リーダーフロロ4lb
ロッドはチューブラ・ソリッドティップどちらでも構いませんが、細かなロールを演出したいときはソリディッドティップが動きを付けやすいです。
極細のPEラインを使用するため、リールは糸巻き量が少ない2000番クラスがベストでしょう。
ホバストでは専用タックルが必要になるかもしれませんが、ダウンショットやジグヘッドなら一般的なスピニングタックルでも十分投げられます。
まとめ
今回はレイドジャパンのフィッシュローラーマイクロについて解説しました。
バス釣りではマイクロ系のワームはまだ新しいジャンルということもあり、馴染みが少ないかもしれません。
しかし、稚魚は捕食しているのに何やっても釣れないときの手段の一つとしておすすめできるワームです。
これからフィッシュローラーマイクロを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。