ベトベトのフー(HOO)155Fを使ってきましたのでインプレします。
川島勉氏が立ち上げたルアーブランド「ベトベト」の第一弾となるフー155Fが発売されました。
フー155Fは、MHクラスのロッドでも扱えるサイズ感となっており、ただ巻きやストップ&ゴー、更にドッグウォークなど様々なアクションに対応したビッグベイトになっています。
この記事では、フー155Fの使用感をインプレしつつ、使い方について解説していきます。
フー155Fのインプレ
フー155Fの最大の特徴は、巻いても良し、止めても良し、アクションを加えても良しという、アングラー自身が自在に操れる点ですね。
見た目が独特で最初はミノーかと思いましたが、使ってみるとただ巻きからドッグウォークまで万能にこなせるルアーでした。
トウィッチすればブラストボーンやタイニークラッシュのように水中ドッグウォークもできるし、ただ巻きすればマイキーのように中層をロールしながら泳ぎます。
フローティング仕様ですがスローフローティング寄りで浮力は高くなく、ウェイトチューニングしなくてもよく潜ります。
また、リップはプラスチック素材でしっかり水をつかみ障害物回避にも役立っている。リップは取り外し式で簡単に曲がるので強度が不安だけど、リップだけ別売されるそうなので安心です。
ジョイントの可動域はそこまで広くありませんが、泳がせるとテールがよく動きます。
ボディ後方にウェイトが入っているのでこれがいい仕事をしてくれているんだと思いますね。
後方のウェイトのおかげで飛距離も良く飛び、飛行中に失速することがありません。
ジョイント式ルアーってくるくる回って飛ばないことが多いですけど、フー155Fは重心が安定してジョイント式ルアーとは思えないほど良く飛びました。
この手のルアーは近距離でピンポイントをネチネチ探る使い方が多いので飛距離は気にしないかもしれませんが、おかっぱりではメリットが大きいでしょう。
さすが川島さんプロデュースのルアーということで、ジョイント式のルアーとしては非常に完成度が高く、マイキーはじめブラストボーンやタイニークラッシュ系のルアーが好きな方はきっとハマると思います!
フー155Fの概要
狙ったのはど真ん中。日本のビッグベイトゲームの新基軸
BETOBETOのファストプロダクトとして世に送り出される”HOO/フー”は、バスやシーバスを筆頭に様々なゲームフィッシュを想定した全長:155mm、自重:38gサイズのミディアムヘビーパワーのロッドにマッチするビッグベイトです。
フラットな面と曲線を組み合わせた個性的なデザインは機能面にも優れ、スローからファストのただ巻きやストップ&ゴーはもちらん、ロッド操作によるドッグウォークにも機敏に反応するレスポンスの良さは秀逸。多彩なアクションと強度を両立するスタウトシングルジョイント構造や、静止する瞬間に誘いをかける自発的アクションを生む絶妙のバランス、しなやかなPP素材の別成型リップなど川島勉の理想を具現化する為のアイデアを盛り込みました。
ルアーフィッシングの醍醐味である「操る楽しさ」を形にしたBETOBETOの自信作です。出典:パッケージより引用
スペック表
サイズ | 155mm |
---|---|
重さ | 38g |
タイプ | フローティング |
フックサイズ | #2 |
価格 | 4,290円(税込) |
発売日 | 2022年10月29日 |
カラーラインナップ
- ベトベトオレンジ
- レインボートラウト
- 房総シルバーシャイナー
- シャンパンゴールド
- マイティーマットブラック
- ライムチャート
※全6色(2022年10月現在)
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使い方・アクション方法
フー155Fのアクション方法は以下の通りです。
- ただ巻き
- ストップ&ゴー
- ドッグウォーク
ただ巻きではスローリトリーブからファストリトリーブまで幅広い速度に対応します。
フィールドを広範囲に渡って探りたいときに向いており、シャローをクランキングのように使っても良いですし、ターゲットの居場所がはっきりしないときはただ巻きから使うと良いでしょう。
ストップ&ゴーはただ巻きに反応しない状況におすすめです。
ベイトフィッシュは常に泳ぎ続けている魚もいれば、逃げては止まってを繰り返しながら移動する魚もいますので、間を作ることでスレたバスやシーバスを反応させることができます。
ドッグウォークは橋脚や立木などストラクチャー際をピンポイントで狙うときに行います。
フー155Fは様々なアクションに対応できるルアーですので、フィールドに応じて色々試してみると良いでしょう。
タックルセッティング
ロッドはMHクラスのバーサタイルロッドを使用します。
フー155Fの重さは38gとなっており、ビッグベイトの中では比較的軽いため、ビッグベイト専用タックルでなくても十分投げられます。
無理しない範囲ならMパワーのロッドでも代用できました。
リールはノーマルギア・ハイギア好みの方でOKですが、ドッグウォークを頻繁に行う場合はハイギアがアクションを付けやすく有利です。
ラインはフロロまたはナイロンの14〜20lbが適正範囲です。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はフー155Fについてインプレしました。
川島勉氏の自信作ということで本人の思想やこだわりが詰め込まれたビッグベイトになっています。
様々なジョイント式ルアーがある中で、フー155Fはただ巻きからドッグウォークまで全てのアクションを高次元にこなせるため、ルアーを操る愉しさを求める人には最適なビッグベイトですね。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。