レイドジャパンのレベルクランクゴリラーを使ってきましたのでインプレします。
あのレベルクランクシリーズに新たなモデルが追加されました。
ゴリラーはオリジナルのレベルクランクよりサイズアップされ、レイドジャパンのこだわりが詰め込まれたフルサイズのクランクベイトになっています。
この記事では、レベルクランクゴリラーのインプレを交えながら、使い方やタックルについて解説していきます。
レベルクランクゴリラーのインプレ
一言でいうとハイアピール系シャロークランクです。
このクランクの何がいいかって言うと、ゆっくり巻いても手元にしっかり振動が伝わり、よく泳ぐことです。
オリジナルはグリフォン的な感覚で使用していましたが、サイズが小さいためアピール力が弱く、結局ルアーチェンジすることが多かったです。
ゴリラーは大きすぎず小さすぎないサイズ感と強いウォブリングでブリブリ動き、マグナムクランクに似た存在感を感じました。
また、リトリーブスピードや飛距離でレンジコントロールがしやすく、シャローを効率よく巻くことができ、大きいリップは根掛かり回避にも貢献しています。
浮力が強くあまり潜らないので深場には向きませんが、シャロー狙いならどんなフィールドでも使えるクランクだと思います。
実釣では野池でクランキングして40アップを釣ることができ、強風下の濁りが強い状況でも簡単にバスを連れてきてくれました。
レベルクランクゴリラーの概要
レベルクランクゴリラーは、オリジナルのサイズアップ版となるクランクベイトで、強い水押しと存在感をコンセプトに開発されています。
オリジナルやミッドと並べてみると、ゴリラーは一段と大きくなっているのが分かります。
レベルクランクゴリラーの特徴
- 短い移動距離でもしっかり泳ぐ
- 濁りや荒れた状況でもアピール力が強い
- 変幻自在な潜行レンジ
ゴリラーの最大の特徴は、短い移動距離でもしっかり泳ぎ、アピール力の強いルアーになっています。
サイズも66.0mmということで、マグナムクランクのような大きさはなく、少し大き目のクランクといったサイズ感です。
オリジナルはスローシンキングですが、ゴリラーはフローティングですのでショートキャストでは50cm前後しか潜らず、ロッドを立ててゆっくり巻くと水面直下を引くことも可能でした。
遠投して早く巻くと1〜2m近く潜りますので、巻くスピードでこれだけレンジ幅を変えられるクランクは他にないですね。
フロントフックのアイはネジ式で、アイの向きを変えたり取り外しできるようになっています。
スペック表
レベルクランク ゴリラー | レベルクランク ミッド | レベルクランク | |
---|---|---|---|
サイズ | 66.0mm | 59.5mm | 50.8mm |
タイプ | フローティング | フローティング | スローシンキング |
重さ | 5/8oz(約17.9g) | 3/8oz(約10.3g) | 3/8oz(約10.5g) |
カラー | 16色 | 12色 | 12色 |
フックサイズ | #4 | #6 | フロント#10 / リア#8 |
価格 | 1,870円(税込) | 1,760円(税込) | 1,760円(税込) |
カラーラインナップ
出典:RAID JAPAN|LEVEL CRANK GORILLER
- LCG001-BLUE-BACK-CHART
- LCG002-MAT-TIGER
- LCG003-NEON-BACK-CHART
- LCG004-SEXY-PEARL
- LCG005-CITRUS-SHAD
- LCG006-PEARL-SHAD
- LCG007-REAL-KINKURO
- LCG008-CHI-GILL
- LCG009-WEED-GILL2
- LCG010-RED-CHEEK
- LCG011-YASHIZARI
- LCG012-MUD-CRAW
- LCG013-LEMON POWER
- LCG014-AMERICAN YASHIZARI
- LCG015-DARK CLOWN
- LCG016-SILVER BACK
※全16色(2022年4月時点)
関連動画
レベルクランクゴリラーの使い方
ゴリラーの基本的な使い方は、シャローエリアや岸際の地形変化を巻いていきます。
またカバー周辺では浮力を活かしてカバークランキングみたいに使うのも有りです。
巻物全般的に言えることですが、クランキングで釣るコツはバスのいるレンジを巻くことです。
濁りが効いた状況では視界が悪く一筋縄ではいきませんので、1度投げて釣れなかったとしても同じ場所を何度も通していくと、タイミングが合えばバスに気付かせることができます。
逆にクリアで穏やかな状況にはあまり向かないですので、荒れて濁ったときこそゴリラーの出番です。
タックルセッティング
金森さんの解説によるとラインは14lbを基準として12〜20lbまで、ロッドはM〜Hパワーを選ぶと良いとのことです。
僕が使用したタックルは、シーガーR18フロロリミテッド12lbを巻いた20メタニウムHG、ロッドはバンタム160ML-Gで投げましたけど、グラスコンポジットの本領が発揮できゴリラーにマッチしたタックルセッティングでした。
リールはハイギア・ローギアどちらでも可能ですが、どちらかと言うとローギアがおすすめです。
クランキングをするには、ローギアリールとグラスコンポジットロッドの専用タックルを構えた方がより扱いやすいですけど、バーサータイルタックルでも十分可能と思います。
まとめ
ゴリラーはどんな場所でも使えるボディサイズに、アピール力を最大限に高めたクランクでした。
このサイズのシャロークランクは他メーカーにもたくさんありますが、ゴリラーはこのクラスでは最も強いアピール力を持っており、誰でも使いやすいクランクになっています。
入手しやすくなったら釣り場の状況に合わせて、カラーローテーションしてみるのも良さそうですね。
ゴリラーを使いたい方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。
コメント一覧
いつも拝見させてもらってます。興味あるルアーなので参考にさせて頂きます。
最近は秘境野池に行かれてますか?
>うっち〜さん
いつも拝見いただきありがとうございます!
優秀で使いやすいクランクでしたので、参考にしてみてください。
秘境野池は時々行っていますが、4月初めは釣れましたけど、最近は雨の後から凄く濁ってて、様子見るだけで釣りはしなかったです…
濁りが落ち着いたらまた浮いてみようと思っています。
ちなみにnessさんはフローター使用されてて長いと思いますが膨らませる時は電動ポンプ使ってるんですか?私は通常のフットポンプなんですがもっと早く段取りできないかと電動ポンプか容量の大きいハンドタイプのポンプの購入を検討してます。
>うっち〜さん
フローターを膨らませる時は、純正のフットポンプで膨らませています。
確かにもっと早く段取りできないかと思いますよね!
電動ならBEE HT338ハイパワーブロアという製品があって前から気になっています。
電動も最終的には手動で膨らませることになるので、バルブを差し替える手間を考えると、フローター程度ならあまり変わらないかもしれません(^^;
良い情報ありがとうございます。バイソンウェーブのHPも見てみましたが近日、トリプルアクションポンプというのが発売されるそうなのでそちらも検討してみようかと思います。今後も更新よろしくお願いします(^^♪
>うっち〜さん
バイソンウェーブからトリプルアクションポンプが出るんですね!
初めて知りました(゚∀゚)
これなら早く膨らませれると思いますが、値段が高いですね(^^;
頑張って更新しますので時々みてやってください(^^)
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