18バンタムMGLがついに届きました!
予想より早く発売され早速釣り場で使ってきましたので、今回は開封から初見で感じたことなど簡単にインプレしたいと思います。
この記事の目次
18バンタムMGL HG 開封の儀!
箱に入っているものは最小限のものしか入ってなく、リール本体とシマノ純正オイルと取扱説明書とパーツ一覧表の4点です。
18バンタムMGLが発売して一週間後くらいに在庫確認をしてみたら既に売り切れのお店もあり、近所の釣具店なら在庫があったの無事に購入できて一安心です。
ロープロリールとは思えない剛性感!
コアソリッドボディを採用したバンタムMGLは、リールを持って巻いただけでその剛性感を感じ取れます。
ロープロリールでありながら丸型リールのカルカッタコンクエストと構造的に近いのと、ギア素材もコンクエストやアンタレスと同じ真鍮が使われているので、コンパクトでありながらタフに出来ているリールでした。
ダイアルケースもアルミということなので持ってみると結構重く、本体との脱着は一切の歪みやガタ付きを感じさせないほど精密です。
MGLスプールはメタニウムMGLのスプールと同様にスプールシャフトピンの内側にベアリングがある構造でした。
は16lbが100m巻けるので、ラインキャパかなり余裕がある印象です。
また、細いラインも巻きたい場合は夢屋からバンタムMGL専用の浅溝スプール(12lb-100m)も出るので、必要に応じて使い分けができそうです。
サイレントチューンがメタニウムMGLと違っていた
メタニウムMGLはスプールにスプリングが仕込まれていましたが、バンタムMGLはボディ本体のポケットにスプリングが仕込まれていて、ベアリングが遊ばないように圧力をかけていました。
これによりスプール本体にはスプリングが無い状態なのでスプールの軽量化に繋がります。
また、スプールを他社のものに交換したらサイレントチューンのスプリングを外さないといけないなどのトラブルもなくなり汎用性が高まりますね。
この点はメタニウムMGLから比べて大きな改良と思いました。
レベルワインダーがスプールに近い
ボディをコンパクト化したことでレベルワインダーがスプールにかなり近くなっています。
レベルワインダーがスプールに近いとラインを多く巻いた時に放出抵抗が増えて飛距離が落ちたり、レベルワインドの位置によって弾道にバラつきが出たりする可能性があります。
ダイワはこれを解消するためにTWSという機構がありますがシマノにはないので、飛距離やキャストフィーリングを気にするユーザーにとっては見逃せないポイントです。
アンタレスやメタニウムくらいのレベルワインドとスプールの距離感がベストだと思うのですが、ボディをコンパクト化するほどレベルワインダーが近くなるのは致し方ない…
カルカッタコンクエストもレベルワインダーはかなり近いけど十分飛ぶので、バンタムMGLもこれくらいの距離感ならそれほど問題ないのではと思いました。
パーミング性はメタニウムに比べてやや劣るかも?
ロッドにバンタムMGLを付けてリールを握ったときの感覚は、ロープロリールでありながら丸型リールを持っているような感覚です。
OPENと書かれた下にダイアルボックスを外すための出っ張りがあり、パーミングした時にこの出っ張りが若干違和感ありました。
今までメタニウムMGLばかり使っていたので余計にそう思う感じたのかもしれませんが、慣れれはそれほど気にならなくなるでしょう。
バンタムMGLはダイアルボックスの見やすい位置にダイヤルがあります。
片手でパーミングしながら親指一つでダイヤルを動かせるのと、ダイヤルが大きく一目で見れる位置にあるので便利で使いやすいと感じました。
肝心の巻き心地はかなりいい!
肝心の巻き心地はコアソリッドボディとマイクロモジュールギアということもあってヌメヌメ感が凄い!
カルカッタコンクエストやアンタレスの巻き心地には及ばないかもしれないが、メタニウムやクロナークよりも断然巻き心地が良く、カルカッタコンクエストやアンタレスの一歩手前と言う感じでした。
まだ使い始めたばかりなので、リールが馴染んでくると巻き心地も段々と変わってくると思いますが、3万弱の価格で上位機種に近い巻き心地が実現できているのは素晴らしいの一言です。
まとめ
バンタムMGLはとにかく剛性を追求したリールで、ロープロでここまで剛性があるリールは過去に例を見ないでしょう。
使用感はまるでカルカッタコンクエストを使っているかのようで、バス釣りで使われる基本的なルアーは巻物でも撃ち物でもほぼ全て対応できるオールラウンダー的な存在です。
バンタムMGLは巻物全般、メタニウムMGLは撃ち物と使い分けると良いかもしれません。
もし撃ち物でもウイードから強引に引っ張るようなパワーを必要とするシーンならバンタムMGLが良いと思いますが、テンポ良く撃っていくような手返しの早さなら自重が軽いメタニウムMGLのほうが軽快に扱えると思います。
また、バンタムMGLは3万以内で買えることからコスパも優れていて、お買い得感が非常に強いです。
リールも軽量化が進む中、バンタムMGLは万人受けするリールではないかもしれませんが、剛性を必要とする釣りにはおすすめできるリールだと思います。