OSPのカバーネコリグ専用フック「スクラム」を使ってきましたのでインプレします。
カバーネコリグのフックと言えば、上手く刺せなかったり使いにくかったり、通常のネコリグと比べてセッティングが少し難しいですよね。
そのような悩みを解決するのがOSPのスクラムです。
この記事では、スクラムの使用感とセッティング方法も紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。
この記事の内容
OSPフック スクラムのインプレ
早速使って思ったことは、ズレない・安定性抜群・セッティングが簡単という画期的なフックですね。
カバーネコリグのフックって色々ありますけど、例えばNSSフックだとズレたり、スイベル無しは糸ヨレができることが多く、スクラムはその点上手く解消できています。
また、太軸ですのでヘビーカバーでデカバスがかかっても折れる心配はなく、強度的にも十分でした。
ズレにくさと安定性の良さはV字型のアームが良い仕事をしてくれていて、アクションを損ねることなくワームをしっかり支えてくれます!
欠点は特に見当たりませんが、サイズが#2/0までしかないので個人的に#3/0も欲しかったです…
スクラムは根掛かり回避能力はもちろん、簡単に真っ直ぐセットできて、使っててズレることなく、糸ヨレも皆無!
カバーネコリグのフックとしては、現状、ナンバーワンではないでしょうか。
OSPフック スクラムの概要
スクラムは2020年12月にOSPから発売されたカバーネコリグ専用フックです。
OSPのフックと言えばスタンダードトレブルフックがありますけど、通常のフックでは初の製品ですね。
主な特徴としては、カバーネコリグ専用、Vアーム搭載、国産の太軸フックを採用している点。
Vアームはワームをしっかりホールドすることができズレや糸ヨレを軽減し、ヘビーカバーでの使用も想定して国産の太軸フックが採用されています。
サイズ | 入数 | 価格 |
---|---|---|
#2 | 5 | 495円(税込) |
#1 | 5 | |
#1/0 | 4 | |
#2/0 | 4 |
セッティング方法
ここからはスクラムを使ったカバーネコリグのセッティング方法を解説していきます。
用意するものは以下の3つです。
ワームはストレート系なら何でもOKですが、今回はドライブクローラー5.5インチを使用し、ネイルシンカーはお好みのメーカー&ウエイトを選んでください。
STEP.1 ちょん掛けしてアイ側へずらす
まず初めに、ワームの上側から刺してやや斜め下に向けて貫通させます。
このときに垂直ではなく斜めに刺すのがポイントで、こうすることでより安定した姿勢をキープできるようになります。
次にアイの上までワームをいったん抜きます。
Vアームが邪魔で抜きにくく感じるかもしれませんが、刺した場所の根元を押し上げるようにすると極力ワームにダメージを与えずに済みます。
STEP.2 Vアームを広げてホールドさせる
Vアームを広げてワームを挟み込むようにホールドさせます。
Vアームは柔軟性があるので、中途半端に広げるとVアームが元に戻ってしまうため、しっかり広げることが肝心です。
STEP.3 針先をワームに隠す
次に針先をワームにセットします。
STEP.1で斜めに刺したように、針先も少し斜めになるように刺します。
針先はワームから出てしまうと根掛かりの原因になるので、針先が隠れて見えないくらいがベストでしょう。
STEP.4 完成
最後にネイルシンカーを入れて完成です!
このセッティング方法はOSPのYouTubeチャンネルを参考にしましたので、詳しく知りたい方は動画の方が参考になるかと思います。
まとめ
スクラムのVアームはこれまでにありそうでなかったアイデアのフックですね。
近年カバーネコリグを使用する人はかなり増えていると思いますが、NSSフックの代わりにスクラムが定番になる日がくるかもしれません。
また、カバーネコリグが使いにくくて敬遠していた人にもおすすめできますので、気になる方は是非試してみてください。