ラシカルのグロウスピカ プロ(GrowSpica Pro)を約1ヶ月使ってみましたのでレビューします。
近年、在宅ワークや副業で年々需要が高まりつつあるワークチェア。
僕は普段Web系の仕事と趣味でブログやDTMをすることが多く、様々な周辺機器がある中で椅子は欠かせないアイテムになっています。
これまでオカムラの「ビラージュVCM1」を使っていたのですが、ラシカル様より「GrowSpica Pro」をご紹介いただき、実際に使ってみると機能・座り心地・価格どれを取っても優れたチェアでした!
この記事では、GrowSpica Proが気になっている方に向けてお届けできればと思いますので、是非参考にしてみてください。
この記事の内容
GrowSpica Proのレビュー
ギラギラパーツが少ないブラック調のデザイン
まず初めにGrowSpica Proのデザインはブラックを基調としてとてもかっこいいですね。
ワークチェアはギラギラしたパーツで派手な製品も多いですが、GrowSpica Proのデザインは落ち着いた印象で高級感もあります。
このデザインならデスク周りをより一層引き立ててくれて、どんな環境やインテリアにも合わせやすいです。
ワークチェアに求められる機能が満載
GrowSpica Proにはワークチェアに求められる機能がフル装備されています。
- ヘッドレスト(ハンガー付き)
- ランバーサポート
- アームレスト
- フットレスト
ヘッドレスト(ハンガー付き)
ヘッドレストは高さと角度を細かく調整できるのでとても快適です。
頭部のホールド性は若干劣るかもしれませんが、リクライニング時はヘッドレストがないチェアより快適なのは間違いないです。
更に後方にはハンガーが付いているため、ジャケット等の衣類を掛けておくことができるのも便利ですね。
ランバーサポート
ランバーサポートは姿勢を正す重要なパーツです。
長時間座って作業していると自然と姿勢が悪くなってしまうことがありますが、ランバーサポートが腰を優しく支えて背筋を伸ばしてくれます。
GrowSpica Proのランバーサポートは角度や奥行きを細かく調整できるため、体格に合わせやすいでしょう。
アームレスト
アームレストは長時間のマウスやキーボード操作で腕の負担が軽減されます。
表面が平らで滑りが良く、素材がプラスチックなのでクッション性はありません。
好みが分かれるアームレストかもしれませんが、膝を置ける面積を確保しやすいのが最大のメリットですね。
また、高さや向きを動かすことができますので、デスクの高さや腕の角度に合わせて調整できます。
フットレスト
フットレスト付きの椅子は初めて使用しましたが、リクライニングと一緒に使用するとのんびりくつろぐことができます。
個人的に集中した作業では不要なので普段は使いませんけど、ちょっと休憩したい時に出すと足のだるさや疲労感を軽減してくれます。
通気性が良いフルメッシュ製と座り心地も抜群
GrowSpica Proに実際座ってみて、座面・背面どちらもメッシュになっているため通気性がとても良いです。
クッション素材のチェアは太ももやお尻が蒸れやすいので、フルメッシュのGrowSpica Proは夏場かなり快適でしょう。
また、メッシュの張りに弾力があり、深く沈み込むことがないので座り心地も抜群でした。
1つの調整レバーで3つの役割
座面の高さ・座面の奥行き・リクライニングの調整はこのレバー1つで操作できます。
リクライニングの固さのみ下側のダイヤルを回す必要がありますが、調整に必要なパーツがこのレバー1つにまとめられているので、椅子全体の見た目もスッキリ見えます。
ただし、このレバーの操作は慣れるまで少しコツがいります。
- 下に押す:座面の高さ
- 前に倒す:座面の奥行き
- 後ろに倒す:リクライニング
他のワークチェアと比べると操作が特殊なため、レバーをどの向きに倒せばリクライニングできるのか?高さを変えれるのか?若干戸惑う時があります。
しかし慣れてしまえば全く問題なく、レバー1つで完結できるのは便利です。
GrowSpica Proの概要
「GrowSpica – グロウスピカ」は、人間工学に基づいて作られた、これからの時代に必要なハイテク高機能ワークチェアです。前後調整可能、かつ可動式の他にはないランバーサポートによって、腰を支えて背骨をS字カーブになるように補助し、骨盤が立っている理想的な着座姿勢へと導きます。
特にデスクワークで悩まれている方、首や腰に違和感を感じながらも作業されている方にオススメの製品です。このワークチェアなら、長時間デスクワークで座り続けても、身体への負担が減り、日々の生産性を大きくアシストします。
スペック・仕様
全体サイズ | 幅518×奥行670×高さ1080-1328mm(昇降式) |
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詳細サイズ | 座面 ・高さ46.5~58cm ・幅51.8×奥行(67~70cm) ・奥行60mm/5段階 アームレスト ・高さ64〜84.3cm ・高さ8.5cm/17段階 ・前後5.5cm ・左右2.5cm ・角度 内20°/外18° ヘッドレスト:幅34×奥行14.5~21cm 脚:半径34cm キャスター:直径6.5cm ランバーサポート調整範囲:奥行2.5cm/4段階 ヘッドレスト:高さ6.5cm 回転角度38度 背面調整:高さ7cm/14段階 リクライニング:90~135度/4段階 |
素材 | メッシュ:WINTEX製フルメッシュ フレーム:ポリマーナイロン+ガラス繊維+ポリプロピレン アームレスト:ポリマーナイロン+20%ガラス繊維+PU(ポリウレタン)CFCsなし ハンガー:ポリマーナイロン+20%ガラス繊維 シャーシ:スチール 脚:ポリマーナイロン+45%ガラス繊維 キャスター:ポリマーナイロン+PU(ポリウレタン)CFCsなし シリンダー:KGS製 |
重量 | 製品本体:21.1kg 包装重量:27.95kg |
耐荷重 | 135kg |
包装サイズ | 830×640×530mm |
カラー | ブラック |
内容物 | ・イス本体 ・説明書 ・組み立てキット |
使って気になったところ
ここからはGrowSpica Proを約1ヶ月使って気になった点をご紹介します。
座面と背もたれのメッシュが若干硬い
GrowSpica Proに使用されているメッシュは、張りが強いため座り心地が若干硬く感じます。
適度に弾力はあるので座り心地は快適なのですが、この辺は体重や体格で感じ方が変わるかもしれません。
長期間使用するとメッシュが伸びて馴染んでくる可能性があるので、最初はこれくらいの張り具合がちょうど良いのでしょう。
座面の前方部分が下がっている
座面は前方部分が下がっているので浅く腰掛けると前に滑り落ちそうになります。
僕は浅く腰掛ける癖があるのでこの点は結構気になりましたが、座面を前に動かして少しリクライニングし、深く腰掛けることを意識することでほぼ解決できました。
細かい操作や調整が難しく慣れが必要
ヘッドレスト・アームレスト・ランバーサポート・背もたれは、手動で調整する必要があります。
カチカチと調整音が鳴るのは良いのですが、ヘッドレストとランバーサポートは動かすのに少し力が必要で、好みの位置に合わせにくかったりします。
アームレストは左右の高さを同じにするのが難しいですけど、一番下に下げた状態が自分のベストポジションでしたのでそれほど問題にはならなかったです。
まとめ
今回はGrowSpica Proについてレビューしました。
GrowSpica Proは高級チェアに引けを取らないほど機能が豊富で、これが6万円台で買えると考えるとコスパはかなり良いです。
落ち着いたデザイン尚且つ高機能なチェアを探している人へかなりおすすめできる製品ではないでしょうか。
自宅や職場で、作業中でも休憩中でもずっと座ってられる、そんなワークチェアです。
GrowSpica Proを検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。