レイドジャパンのヒラタイラー3.7インチを使ってきましたのでインプレします。
発売後かなりの人気を誇るヒラタイラーにダウンサイズ版となる3.7インチが発売されました。
オリジナルの特徴をそのままに、コンパクト化されたことでどんなフィールドでも使いやすく、幅広いリグやタックルに対応できるサイズ感になっています。
4.7インチより3.7インチの方が気になっていた方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ヒラタイラー3.7インチの使用感をインプレしつつ、使い方やタックルについて解説していきます。
ヒラタイラー3.7インチのインプレ
3.7インチを使った印象としては、大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感でした。
オリジナルの4.7インチは思っていたよりも大きく、場所やタックルを選ぶサイズだったと思います。
しかし、今回の3.7インチはどんなフィールドに行っても使いやすいサイズ感でタックルも限定されません。
デカバスだけに絞って釣るなら間違いなく4.7インチですが、3.7インチは小規模な野池や河川などアベレージが小さい場所では重宝し、とにかく数も釣りたいときに出番が多かったです。
また、ダウンサイズされたことでアピール力は落ちますが、しっかりスライドフォールもするし、使い心地も悪くないです。
何より軽いのでスピーディーに手返し良くアプローチして探れるのが3.7インチのメリットですね。
唯一の欠点は、テールの耐久性が弱く千切れやすいことです。
ボディはそこそこ丈夫なので針持ちは良いのですが、オリジナル同様にテールだけは弱いので慎重に扱う必要がありました…
何はともあれ、単純にオリジナルを小さくしただけかもしれませんが、3.7インチはドンピシャなサイズだったのは確かです。
4.7インチが大き過ぎると感じた方は是非3.7インチを試してみてください!
ヒラタイラーの概要
フラットボディのソフトベイトが有効である要素のひとつ「強い水押し」とそれに伴う「自発的なイレギュラースライドアクション」。ヒラタイラーは、それらに複雑さと乱水流による艶めかしさをプラスするために、深めのスリットを入れたブロック状の蛇腹ボディに設計。ボディに掛かるウォータープレッシャーの強弱によって全方位にうごめく艶めかしさをもたらしています。
また、深めのスリットによってボディ全体でしっかりと水をグリップするため、常に複雑な波動を発しステイ時においても存在をアピール。従来のフラットワームでは生み出しにくかった繊細なロッドワークに対しても、くねるような柔らかな反応で魚を魅了します。
スリットによる柔軟なボディは、フラットワームの欠点であるフッキングの悪さの改善にも大きく貢献しています。
スペック表
ヒラタイラー 3.7インチ | ヒラタイラー 4.7インチ | ヒラタイラー 5.7インチ | |
---|---|---|---|
重さ | 約14g | 約29g | 不明 |
入数 | 6本 | 4本 | 3本 |
定価 | 1,100円(税込) | 1,100円(税込) | 1,100円(税込) |
発売日 | 2024年4月19日 | 2024年3月29日 | 2024年夏頃 |
推奨フック
ヒラタイラー 3.7インチ | ヒラタイラー 4.7インチ | ヒラタイラー 5.7インチ | |
---|---|---|---|
RYUGI INFINI | #3/0 | #5/0 | #6/0 |
RYUGI WEIGHTED PIERCE | #3/0 | #5/0 | #6/0 |
Gamakatsu WORM333 | #3/0 | #5/0 | #7/0 |
カラーラインナップ
- 032-TENAGA EBI
- 036-SCUPPERNONG
- 042-DARK CINNAMON SHAD
- 049-SMOKY PEARL
- 056-ORANGE PUNCH
- 067-GURIPAN SUKERU
- 078-ZARIMISO
- 083-SMOKE SHRIMP
- 084-AOMISO
- 098-MINAGILL
※全10色(2024年3月時点)
関連動画
使い方・おすすめリグ
ヒラタイラー3.7インチのリグはパッケージにも書かれていますが主に以下の通りです。
- ノーシンカーリグ
- ネイルリグ
- テキサスリグ
- ウェイテッドリグ
- フリーリグ
- ジグトレーラー
- リーダーレスダウンショットリグ
- ネコリグ
3.7インチはオリジナルよりもコンパクトなため、ワームの力で誘うよりもリグやウェイトを駆使したり、こちらから攻めていく釣りに向いています。
具体的には、テキサスリグならオリジナルは2.7g前後の軽いシンカーを付けたライトテキサスリグでスローに誘うのに向いていますが、3.7インチは5gや10gといった重めのシンカーを使って、カバーやストラクチャーをテンポ良くスピーディーに攻めることができます。
また、ジグトレーラーやチャターのトレーラーにはちょうど良いサイズ感です。
出しどころとしてはオリジナルとほぼ変わらず、倒木・橋脚・水没ブッシュ・オーバーハングなどカバーを中心に使います。
オリジナル同様に幅広いリグや状況で使えますが、場合によっては3.7インチの方が使い勝手が良いでしょう。
タックルセッティング
ヒラタイラー3.7インチのタックルはMHクラスのジグ用ロッドが最適です。
オリジナルの4.7インチはワーム単体でも自重が重く専用タックルが必要なほどでしたが、3.7インチは一般的なMHのタックルで扱えるウェイトになっています。
普段ジグやテキサスを使っているタックルにそのまま付けて使えます。
リールはハイギアがおすすめで、ラインはフロロ14lb〜16lbがベストです。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はヒラタイラー3.7インチについてインプレしました。
オリジナルの良さであるスライドフォールと強い水噛みはそのままに、ダウンサイズされたことで小規模なフィールドやアベレージが小さい場所でも使うことができタックルも選びません。
夏には5.7インチも予定されていますが、3.7インチは最も使い勝手が良く出番も多いのではないかと思います。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。