ブラストボーンを使ってきましたのでインプレします。
ジャッカルからタイニークラッシュと似たビッグベイトが発売されるということで気になっていたルアーでしたが、入荷日に釣具屋へ行くとあっさり購入できました。
ブラストボーンはどんなルアーなのか、今回はインプレ踏まえて使い方やチューニング方法を解説していきます。
ブラストボーンSFのインプレ
このルアーの良さは、ピンポイントを一点集中してネチネチ誘えるのが最大の魅力ですね。
ドッグウォーク特化型とあって、ペンシルのように動かしやすく移動距離を押さえたアピールが可能です。
リップはタイニークラッシュのように取り外しできませんが、ドッグウォークさせやすさはこのリップのおかげなんだろうと思います。
ただ巻きではゆっくり巻くとヨタヨタとしたロールアクション、早く巻くとベイトが逃げ惑う様子を再現できました。
首振りアクションが苦手という方やビッグベイトに慣れていない方でも使いやすいルアーではないでしょうか。
唯一の欠点は、テールがエラストマーではなくワーム素材、爪楊枝のような木を差し込んで取り付けられているため取り外しが容易ではなく、保管方法も考えなくてはいけません。
ダウズスイマーみたいな脱着式でエラストマー製だったら良かったですけど、予備のテールが付いてるとしても少し残念でした…
でも、工夫すれば保管は何とかなりますし、使える場所も多いルアーですので今後活用していこうと思います。
ブラストボーンSFの概要
ブラストボーンは2020年11月にジャッカルから発売されたドッグウォーク特化型ビッグベイトです。
15年ほど前のジャッカルのルアー「フラットボーンクリッカー」の進化系と言われており、表層から中層でペンシルのように首振りさせて食わすことを目的として作られています。
デザイン・内部構造・テール・リップなど細かいところを現代風にアレンジしているとのことで、現在流行りのネチネチ系ビッグベイトを意識したルアーになっています。
スペック表・フックサイズ
タイプ | スローフローティング |
---|---|
サイズ | 190mm |
重さ | 50.5g |
フックサイズ | オーナー カルティバ ST-36BC フロント:#1 リア:#2 |
定価 | 4,180円(税込) |
発売日 | 2021年3月25日 |
カラーラインナップ
使い方とタックルセッティング
- ドッグウォーク
- ただ巻き
ブラストボーンはドッグウォーク特化型ということですが、ただ巻きでも使うこともできます。
基本的にはストラクチャーやカバー際に投げて、チョンチョンしてバコッて出るイメージですね。
また、アピール力が強く存在感もあるルアーですので、岸沿いやオープンエリアを広く巻いて探るにも向いています。
タックルはHクラスのビッグベイトロッド、シマノならポイズンアドレナ169XH-SB/2やバンタム163H-SB/2辺りがベストです。
ブラストボーンは巻き抵抗も強めですので、リールはカルコンやアンタレスなどのノーマルギアがおすすめです。
ウェイトチューニング方法
ブラストボーンを使っていると潜らせたいと思うようなことが出てくると思います。
そんなときにおすすめなのが板オモリを貼ったチューニング、定番のチューニング方法ですがブラストボーンではかなり効果があります。
貼る場所はフロントフックの付け根またはリップの裏、重さは1g〜2gを状況に合わせて使うと良いでしょう。
数グラムというわずかな重さでもブラストボーンは深度が結構変わってきますので、中層を探りたいときは試してみると良いかと思います。
他にも、秦プロがこちらの動画で紹介されている、連結部分のヒートンというネジを緩める方法もあり、板オモリを使いたくなければこれも有りですね。
しかし、何度もやってるとネジが効かなくなってしまいますので、その点気をつけた方が良さそうです。
まとめ
ブラストボーンは首振りがしやすくただ巻きでも使えて、さすがジャッカルのビッグベイトとあって誰でも使いやすいように作られています。
インレットや水門周りやカバー際など、ピンポイントで寄せて喰わせられる場所は多いと思いますので、そういったフィールドで活用してみてはいかがでしょうか。
これからブラストボーンを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。