ハイドアップの「コイケサンダー13mm」を使ってきましたのでインプレします。
コイケシリーズにこれまでにない細長い形状のコイケが発売されました。
マテリアルはエラストマーではなくワーム素材となっており、毛がウェーブしていることで艶かしいアクションでバスを誘うことが可能になっています。
この記事では、コイケサンダーのインプレを交えながら、セッティング方法やタックルについて解説していきます。
この記事の内容
コイケサンダーのインプレ
張りのある素材と艶かしいアクション
まず初めに釣り場で使用して感じたことは素材が硬いことです。
今回はノーシンカーワッキーとジカリグで使用しましたが、マス針ちょん掛けでも身切れすることなく、カバー撃ちでもズレにくいので針持ちが抜群に良かったです。
フォール速度は、ノーシンカーワッキーではゆっくり沈んで虫系ワームみたいな使用感。
ジカリグでは沈む虫や甲殻類系のような使い方ができ、クジャラやBIG2WAYに近い感覚で使用することができました。
アクションについては、ウェーブした毛がウネウネ動いてコイケとは少し違った使用感があり、かなり釣れそうな動きです。
素材に張りがあるためオフセットフックではフッキングが悪そうなのが気がかりですが、針先を埋めすぎないようにしたり、ワンランク強いタックルを使ってビシッとフッキングするなど工夫が必要そうです。
オフセットフックを使用したカバー撃ちが可能
コイケサンダーの最大の魅力はオフセットフックが使用できる点です。
今までのコイケは球体でしたのでマス針しか使用できずリグに限りがありました。
しかしコイケサンダーは細長い形状をしているため、オフセットフックが使えます!
今回はジカリグでカバーやウィードやゴロタなどに絡めて使ってみましたが、素材の硬さも相まってほとんど根がかりすることなく快適に扱えました。
ただし、根がかりしない場所やサイトフィッシングではエラストマーのコイケがメインになりますがサンダーは複雑なカバーを狙いたいときに重宝しそうですね。
ワーム素材なので保管に気を使わなくて良い
エラストマーのコイケと違って収納に気を使わなくて良いのもメリットです。
パッケージに複数色を混ぜて持ち運ぶのも良いし、ハードケースに入れたり、他のワームと一緒に入れるのも全然OK。
毛が元々ウェーブしているので癖が付くのを気にする必要がなく、収納の煩わしさが全くありませんでした。
もちろん、エラストマーのコイケと一緒にしてしまうと溶けてしまいますのでそこだけは注意が必要ですが、タックルボックスの開いたスペースに忍ばせておきたいワームですね。
コイケサンダーの概要
コイケの進化が止まらない!コイケサンダー新登場!!
今回のコイケはエラストマーではなく『ワーム素材』。毛にあえてカーブをつけたことで、より複雑で艶かしい動きでバスを魅了。 マテリアルは通常のワームよりも硬く設定しています。 オフセットフックが使用でき、カバーにも撃ち込めてコイケに死角無し!逆刺しも出来て1本で2度オイシイ!
スペック表
製品名 | Coike Thunder |
---|---|
入数 | 3個 |
重さ | 約4.2g |
推奨フックサイズ | オフセット #1〜#2/0 マスバリ #0〜#1/0 |
定価 | 1,650円(税込) |
発売日 | 2024年11月20日 |
カラーラインナップ
- #102 ウォーターメロンシード
- #103 グリーンパンプキン
- #108 スカッパノン
- #113 シナモンブルーF
- #142 ライトグリーンパンプルーF
- #143 ウォーターメロン/ブラックブルーF
- #242 エビダッピ
- #243 たまらんばいダークシュリンプ
- #257 ミミズ
- #263 クリリンキントキ
※全10色(2024年11月時点)
関連動画
セッティング方法・使い方
コイケサンダーはエラストマーのコイケと同じ使い方はもちろん、オフセットフックを使用してジカリグ・フリーリグ・テキサスリグなどにも対応できるのが特徴です。
使い方が豊富すぎて全て紹介しきれませんので、ここからはおすすめの使い方を2つご紹介します。
ノーシンカーワッキー
ノーシンカーワッキーは表層付近で虫パターンのように使います。
フックは「リューギ レギュラーガードタリズマン#1」または「バリバス モスキート ヘビーガード#0」がおすすめです。
セッティング方法は、コイケサンダーの中心にチョン掛けします。
向きなどは特に指定はなく好きな位置にフックを通すと良いでしょう。
ノーシンカーリグでは表層を意識しているバスが多い春から夏の季節におすすめで、足元のカバーや浮ゴミ周辺を吊るして狙うと効果的です。
飛距離が出にくい場合は、ループモスキート#0に3.5g〜5gのグレネードシンカーを付けたモリケンリグで沈ませて使うのも有効です。
ジカリグ
ジカリグは、カバーやストラクチャー周り、ボトムの地形変化を探りたいときにおすすめです。
フックは「バリバス フッキングマスター #1/0」または「リューギ ザ・スタンダード #1/0」がおすすめです。
シンカーの重さは3.5g〜7gを基準として、水深やカバーの濃さによって使い分けると良いでしょう。
今回は自作のジカリグですが、フリーリグやテキサスリグでもOKです。
オフセットフックならスナッグレス性能が高く、通常のコイケでは根がかりするような複雑なカバーでも気軽に打ち込むことができます。
タックルセッティング
コイケサンダーのタックルは、使用するリグによって変わってきます。
マス針を使用したノーシンカーワッキーやジグヘッドワッキーならML〜Mクラスのスピニングタックル、オフセットフックならM〜MHクラスのベイトタックルを使用します。
スピニング・ベイトいずれもアタリを取りやすい繊細なティップに、バッドにパワーのある強めのロッドが良いでしょう。
コイケサンダーは素材が硬いですので、ワンランク強いロッドを選んだ方がフッキングが決まりやすくなります。
リールはハイギアを選び、ラインはスピニングならフロロ8lb前後、ベイトなら12〜16lbが適正範囲です。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はコイケサンダーについてインプレしました。
ワーム素材とは思えない針持ちの良さと艶かしいアクションが特徴的な新種のコイケです。
カバー撃ちはもちろん、サイトでもブラインドでも幅広く使用でき、釣りの幅を広げてくれるワームです。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。