OSPから発売されたフロッグワーム「ドリッピー」を使ってみましたのでインプレします。
僕自身フロッグは過去にハマっていた時期もあり、7月にOSPから新しいフロッグが出るということで心待ちにしていたルアーでもありました。
実釣ではバスを釣ることはできなかったですが、とても面白いフロッグでしたので、今回は使用感や使い方などご紹介していきます。
この記事の内容
ドリッピーのインプレ
ドリッピーを使って思ったことは、フロッグの常識をくつがえす斬新なアクションでした。
ただ巻きでもドッグウォークでも使えて、ドリルテールが良い仕事をしてくれます。
フロッグはボディ本体が水を押してアピールするに対して、ドリッピーは大半がテールから波動やスプラッシュを出してアピールします。
ただ巻きではまるでバズベイト、ドッグウォークではしっかり首振りしますので、フロッグの形をしたワームなのに良く作られていると思いました。
素材は柔らかく強度はそれほどありませんが、中空になっているためフッキングも良さそうで、ヒシ藻の上では引っかかることはなくスナッグレス性も高いです。
弱点は、早く巻き過ぎるとドリルテールの回転につられて本体も回転してしまい、その辺だけ注意して使った方が良いと思いました。
ドリッピーの概要
ドリッピーはOSPから発売された今までにないタイプのフロッグワームです。
開発者はOSPプロスタッフの山岡計文プロ監修。
ドリッピーの特徴は、フロッグをワーム感覚で使えるように作られている点です。
フックはオフセットフックを使用し、付属パーツでテールを取り付けて、ワームをリグるときと同じようにフロッグをリグるという画期的なルアーになっています。
僕が今回購入したカラーは「銀鱗.V DP05」、本当は別のカラーが欲しかったけど、釣具店に行くとこのカラーしか残っていなかったので買ってみました。
スペック表
サイズ | 48mm |
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重さ | 約10g |
フックサイズ | リュウギ インフィニ #3/0 |
定価 | 1,375円(税込) |
発売日 | 2020年7月11日 |
カラーラインナップ
- アマガエル DP01
- トノサマガエル DP02
- ピンク DP03
- セクシーシャッド DP04
- 銀鱗.V DP05
- モエビ DP06
- 稚ギル DP07
- チャートバックギル DP08
- ホワイトシャイナー DP09
- ピンクバックブラック DP10
関連動画(ドリッピー実釣&使い方解説 by 山岡計文)
フックセッティング方法
ドリッピーのセッティング方法はパッケージ裏にも書かれていますが、簡単に解説しておきます。
付属パーツ
ドリッピーに付属しているパーツは以下のようになっています。
- リュウギ インフィニ #3/0(1本)
- カルティバ ツイストロックのばねS(2個)
- 特注ローリングスイベル(2個)
- 特注ラバーストッパー(2個)
フックは1本しか付いていませんので、紛失した場合や2個目もセッティングしておきたい場合は「リュウギインフィニ#3/0」を別途購入すると良いでしょう。
STEP.1 オフセットフックを通す
まずはオフセットフックをドリッピーの口から山になっている部分に通します。
STEP.2 ストッパーとスイベルを通す
フロント側を通し終えたらリアを刺す前にストッパーとスイベルの順に通します。
スイベルは片方の穴だけ形状が違いますが、長細い穴がフック、丸い穴がバネになります。
STEP.3 ドリルテールを取り付け
次にフックをドリッピーに刺して、スイベルにバネを通したらドリルテールをねじ込みます。
STEP.4 ネイルシンカーを入れる
ドリルテールの小さい穴に1g程度のネイルシンカーを差込みます。
ネイルシンカーは無くても良いですけど、入れることで水噛みが良くなり、テールがより動くようになります。
STEP.5 完成
最後にストッパーの位置や全体を微調整したら完成です!
セッティングはとても簡単ですが、細かいパーツが多く釣り場で行うには少し効率が悪いです。
事前に車や自宅でセッティングしてから持って行った方が良いと思いました。
関連動画(ドリッピーフックセッティング方法)
使い方・タックルセッティング
ドリッピーの使い方は2通りのアクション方法があります。
- 水面ただ巻き
- ドッグウォーク
フロッグで良く使われるアクション「ドッグウォーク」以外に「ただ巻き」でも使うことができます。
ただ巻きではドリルテールがクルクルと回転して水しぶきを上げ、まるでバスベイトのようなアクションを生み出して周辺にいるバスを誘います。
ドッグウォークでは普通のフロッグのように首振りさせることができ、ピンポイントをネチネチ誘うことも可能でした。
タックルはフロッグ専用を構える必要はなく、ML〜Mパワーのロッドならどれでも投げることができます。
ドリッピーの重さは10gと軽いため、ベイトならライトタックル寄りの方が扱いやすく、パワースピニングでも良さそうです。
ラインは可能ならPEラインでの使用がおすすめです。
まとめ
ドリッピーは本格フロッグというよりも、どんな場所やタックルでも使える、遊び心を重視した万能フロッグだと思いました。
特にリリーパッドやヒシ藻が多い小規模野池、河川のピンポイント攻略に良いのではないでしょうか。
現在はフロッグシーズン真っ最中ということで結構人気のようですので、欲しい方は入荷情報を常にチェックしておいた方が良さそうです。
これからドリッピーを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。