グリッチオイル(クリープ)

グリッチオイル「クリープ」インプレと使い方!超低粘度ハイレスポンスオイル!

グリッチオイルの「クリープ」を使ってみましたのでインプレします。

これまでグリッチオイルは7種類ありましたが、2022年に新作のクリープというモデルが発売されました。

クリープは粘度3という驚きの数値となっており、ハイスペックランバイクオイルの5を上回る超低粘度オイルになっています。

最近はグリッチオイルでリールメンテナンスする機会が多く、低粘度のオイルも欲しいと思っていたところクリープが発売されましたので早速購入してみました。

この記事では、クリープのインプレを交えながら、使い方や用途も解説していきます。

グリッチオイル「クリープ」インプレ

水に近い超低粘度オイル

グリッチオイル(クリープ)

クリープの最大の特徴は、粘度3という一番水に近い超低粘度オイルです。

手で触ってみてもあまりベタつかず、水で簡単に洗い流せるほどサラサラしたオイルでした。

ベアリングに注したときもベアリングの中にスルッと入って綺麗になじむので、粘度3の凄さが目で見て実感できます。

色は明るいイエローで美しさがあり、匂いはそこまで強くなくごく普通のオイルの匂いでした。

また、容器のラベルが無くなっているのが少し気になりましたが、中がよく見えてシンプルで良いと思います。

スプールの回転が良くオイルの抵抗を感じない

グリッチオイル(クリープ)

実際にリールに使用してキャストした感じでは、スプールの回転が驚異的にアップします!

粘度の高いオイルは抵抗が大きく巻き感や飛距離に影響しますが、クリープはオイルの抵抗をほとんど感じることなくオイルレスで使ってるような感覚に近いです。

リールがハイレスポンスになるので若干ピーキーになった感じがしますが、軽いルアーをキャストする用途にはとても向いているオイルでした。

メンテナンスに時間をかけられる人向け

グリッチオイル(クリープ)

クリープのデメリットとしては、粘度の低さから持続性があまりありません。

数日釣行した後にベアリングを確認してみるとオイルがほとんど無くなっており、再び注し直す必要がありました。

確か店頭のチラシでも「使用前後にベアリングに1滴垂らす」というふうに書かれていましたので、オイルを注す回数が増えそうです。

こまめなメンテナンスが必要になりますが、注油直後はリールが快適になるのでメンテナンスも苦にならないですね。

クリープの概要

グリッチオイル(クリープ)

粘度数値「3」と言う新たな非常識な潤滑油を開発しはじめて約1年半。ようやく完成しました。

粘度数値3はハイスペックランバイクよりも水に近く、超超低粘度オイルの部類に入ります。特性は温度変化での粘度変化等なく、耐熱性・浸透性に優れアンチニュートン性能や潤滑レベルもトップレベルの数値がでています。

その他にもゾイル系特殊添加物を配合。ゾイル系オイルは極めて滑らかで強靭な金属表面を再形成するトリートメント剤です。塩素系添加剤のように金属表面をミクロン単位で溶かすものではなく、金属表面をより強く強靭に再生する働きがあります。

出典:GLITCH OIL JAPAN

スペック表

品名 クリープ
粘度 3
種別 ミニチュアベアリング用メンテナンスオイル
容量・カラー 15ml・ライトイエロー
容器 PETスポイト付容器入
価格 3,190円(税込)

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クリープのおすすめ用途

グリッチオイル(クリープ)

  • スプールベアリング
  • ハンドルノブベアリング
  • ラインローラー

クリープが使える部分は以上の3点です。

基本的にスプールベアリング向けのオイルですが、ハンドルベアリングやラインローラーなどオイルがなじみにくい場所にもおすすめです。

用途としては軽量ルアーやライトリグを頻繁に扱うリールで効果を発揮できます。特にバス釣りならベイトフィネス、トラウトなどにも良さそうですね。

クリープを使うとレスポンスとキャストフィールが格段に良くなりますので、軽量ルアーほどこのオイルの性能を実感できるでしょう。

クリープの使い方

グリッチオイル(クリープ)

初めにリールから各ベアリングを取り外してパーツクリーナーで脱脂してクリープを注油します。

そして釣行前と釣行後に1つのベアリングに付き1滴垂らすだけでOKです。

特にスプールベアリングやラインローラーは摩擦が多いため、手間かもしれませんが釣行の前後になるべく注油した方が良いでしょう。

また、全てのオイルに言えることですが、しっかり脱脂しないとオイルの効果を発揮できません。

オイルを替えるときは隅々までベアリングやパーツを洗浄してから新しいオイルで仕上げ、その後は定期的に注油します。

ボトルキャップのスポイトの先端が大きく使いにくい場合はオイルスポイトを使うと作業がしやすくなります。

まとめ

今回はグリッチオイルの新作「クリープ」についてインプレしました。

オールラウンドに使えるオイルではないけど、限られた用途でのみ性能を発揮してくれるスペシャルなオイルです。

オイルが乾きやすいのでこまめなメンテナンスが必要ですが、粘度3のレスポンスと回転の良さを体験すると、メンテナンスが楽しくなるほどです!

グリッチオイルを検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。

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