グリッチオイル

グリッチオイルの選び方と使い分けを徹底解説【最初の1本におすすめのオイルもご紹介】

リールメンテナンスで近年注目を集めているグリッチオイル。

最近は使用している方が増えて高評価を聞くことが多くなってきました。

しかし、初めてグリッチオイルを導入しようと思うと、種類が豊富で「どれを選んだら良いのか」「どう違うのか」迷った思った方も多いはずです。

そこで本記事では、以下のような疑問にお答えします。

  • グリッチオイルってどんなオイル?
  • 選び方や使い分けを知りたい!
  • 最初はどれを買ったらいいの?

グリッチオイルを使用することで、リールのシャラシャラ音やゴリ感が大幅に改善され、飛距離アップにも効果が見込めます。

今回は、そんなグリッチオイルを詳しく解説していますので、購入の際の参考にしてみてください。

グリッチオイルとは?

グリッチオイル

グリッチオイルは、ファイブフォーカス株式会社が運営されている「グリッチオイルジャパン」ブランドからリリースされた国産のベアリングオイルです。

フィッシングリール・自転車・ラジコン・ミニ四駆など様々な用途に使用でき、高い浸透力と持続性と耐久性でベアリングの性能を最大限に発揮させることができます。

また、ラインナップが複数用意されており、色で粘度の違いを表現しつつそれぞれの特徴があります。

ベアリングのみならずギアにも対応したオイルもあり、更に防錆効果を備えるなど、正に高級オイルと言って過言ではありません。

そして、運営元がデザイン会社ということから、アパレルグッズやステッカーも用意され、デザイン性の高さもグリッチオイルの魅力と言えます。

グリッチオイルの種類

グリッチオイルは現在7つのラインナップがあります。

  • HIGH SPEC RUNBIKE OIL(ハイスペックランバイクオイル)
  • TEFROSSO(テフロッソ)
  • PASSIVE(パッシブ)
  • TUMBLE WEED(タンブルウィード)
  • ROSA(ロサ)
  • EVO-500
  • EVO-2000

HIGH SPEC RUNBIKE OIL(ハイスペックランバイクオイル)

HIGH SPEC RUNBIKE OIL(ハイスペックランバイクオイル)
出典:GLITCH OIL JAPAN

粘度 5
容量・カラー 15ml・グリーン
容器 PETスポイト付容器入
価格 3,080円(税込)

緑色はシリーズの中で最も粘度が低く、回転性を重視したオイルです。

水のようにサラサラとした柔らかさで摩擦抵抗が抑えられ、ベアリング本来の性能を極限まで引き出します。

とにかく飛距離が欲しいときや、ベイトフィネスで軽いルアーをストレスなくキャストしたいときに最適です。

粘度が低い分こまめな注油が必要になりますが、頻繁にメンテナンスできる方やメンテナンスが苦にならない方におすすめのオイルです。

TEFROSSO(テフロッソ)

TEFROSSO(テフロッソ)
出典:GLITCH OIL JAPAN

粘度 7
容量・カラー 15ml・レッド
容器 PETスポイト付容器入
価格 3,300円(税込)

赤色のテフロッソはPTFE(テフロン)という微粒子が配合されていて、ベアリングをコーティングする効果があります。

ベアリング内の目に見えない隙間や傷を微粒子が埋めることで潤滑性を高め、古いベアリングや負荷が強い部分のベアリングに最適です。

また、粘度が低く回転性能も良いため、飛距離アップにも貢献します。

PASSIVE(パッシブ)

PASSIVE(パッシブ)
出典:GLITCH OIL JAPAN

粘度 15
容量・カラー 15ml・ネイビー
容器 PETスポイト付容器入
価格 3,300円(税込)

青色のパッシブは回転性能と防錆性能を両立した万能オイルです。

他のオイルよりも防錆性能が高くなっていますので、海釣りされる方には特におすすめのオイルになっています。

もちろん、海水だけでなく汽水域や淡水でも使用できるため、ジギングも行く、シーバスも行く、バス釣りも行くなど、幅広い釣りの用途に対応します。

粘度も低めになっていますので飛距離が伸びやすく、錆びにも強いという至れり尽くせりなオイルです。

TUMBLE WEED(タンブルウィード)

TUMBLE WEED(タンブルウィード)
出典:GLITCH OIL JAPAN

粘度 30
容量・カラー 15ml・クリア
容器 PETスポイト付容器入
価格 2,750円(税込)

タンブルウィードはフィッシング用に開発され、シリーズで最もバランスの取れたオイルです。

中粘度ということで耐久性を重視しており、一度塗ったら持続性が高いのも特徴です。

使用頻度の多い3/8ozのルアーからビッグベイトまで幅広い用途に対応し、オールラウンドに使うことがきます。

オイルを注す頻度が少ない人やメンテナンスに時間を割けない人におすすめです。

ROSA(ロサ)

ROSA(ロサ)
出典:GLITCH OIL JAPAN

粘度 60
容量・カラー 15ml・ピンク
容器 PETスポイト付容器入
価格 2,970円(税込)

ピンク色のロサは、中粘度という高めの粘度ながら高い潤滑性を持っています。

水落ちしにくく乾きにくいことから雨や塩害に備えることができ、ベイトリールではレベルワインダーのウォームシャフトなど外部から直接影響を受けやすいパーツに最適です。

ベアリングにも使うことはできますが、粘度が高いため少し重みのある回転となり、高回転が重視されないハンドルノブベアリングに限られます。

また、ロサにはアロマのような匂い成分が含まれています。

EVO-500

EVO-500
出典:GLITCH OIL JAPAN

粘度 500
容量・カラー 15ml・アンバー
容器 PETスポイト付容器入
価格 3,080円(税込)

オレンジ色のEVO-500は超高粘度パワーオイルです。

蜂蜜のようにトロッとした高い粘度を持っておりギアに使用できます。

また、ロサと同様にウォームシャフトにも使うことができ、ギアにグリスの代わりにオイルを塗るという革命をもたらしたオイルです。

オイルはグリスのような固着が無いので馴染みが良く、巻き心地が非常に滑らかになります。

EVO-2000

EVO-2000
出典:GLITCH OIL JAPAN

粘度 2000
容量・カラー 15ml・ダークパープル
容器 PETスポイト付容器入・ミニ平筆付き
価格 3,520円(税込)

紫色のEVO-2000はEVO-500よりも4倍の粘度を誇り、シリーズで最も濃いオイルになっています。

用途はEVO-500とほぼ同じですが、特に摩擦の強いギアに特化しています。

ギアは通常グリスを塗ることが一般的だと思いますが、EVO-2000とEVO-500はギアに塗っても問題なく持続性もあります。

また、EVO-2000には塗布用のハケが付属品しており、スポイトではギアに塗りにくいため付属のハケを使います。

オプションパーツ

グリッチオイル専用ボトルスタンド

グリッチオイル専用ボトルスタンド
出典:GLITCH OIL JAPAN

グリッチオイルの専用ボトルスタンドが別売で販売されています。

ボトルスタンドに立てたまま作業することを想定されているため、一つのスタンドに対して3つしか立てることができませんが、とてもスタイリッシュで雰囲気を盛り上げてくれます。

メンテナンス中にオイルが転倒してしまったら大惨事ですので、使い終わったらキャップを閉めるか、ボトルスタンドを活用すると良いでしょう。

ロゴステッカー

グリッチオイル ロゴステッカー
出典:GLITCH OIL JAPAN

グリッチオイルのロゴステッカーは、車・ボート・タックルボックスなど様々なところに貼って使用します。

サイズはw250mm×h111mm、カラーはマットブラック・マットホワイトの2色用意されています。

グリッチオイルの選び方と使い分け

グリッチオイルは種類が豊富で「どれを選んだら良いのか分からない」という方も多いと思います。

そこで、どのオイルがどのパーツに適応するのか表を作ってみました。

オイル名 ベアリング ウォームシャフト メインギア
HIGH SPEC RUNBIKE OIL × ×
TEFROSSO × ×
PASSIVE × ×
TUMBLE WEED ×
ROSA ×
EVO-500 ×
EVO-2000 ×

表はあくまで目安ですので使い方は人それぞれ違ってきます。

ベアリング

ベアリング

ベアリングに適応するオイルは以下の4つです。

  • HIGH SPEC RUNBIKE OIL(ハイスペックランバイクオイル)
  • TEFROSSO(テフロッソ)
  • PASSIVE(パッシブ)
  • TUMBLE WEED(タンブルウィード)

遠投目的やベイトフィネスならハイスペックランバイクオイル、古くなったベアリングにはテフロッソ、海水や汽水域でも使うならパッシブ。

そして、巻物・撃物・ビッグベイトなど幅広く使いたいならタンブルウィードという感じで選びます。

ウォームシャフト

ウォームシャフト

レベルワインドのウォームシャフトに適応するオイルは以下の4つです。

  • TUMBLE WEED(タンブルウィード)
  • ROSA(ロサ)
  • EVO-500
  • EVO-2000

ウォームシャフトはリールの中で摩擦を受けやすいパーツです。

そこに粘性が低いオイルを使うと、雨で流れたり塩で錆びやすくなりますので、粘度が高いオイルを選びます。

ウォームシャフトに特におすすめなのがロサとEVO-500、高い粘度と滑らかさでシャフトの摩擦抵抗を極限まで減らすことができ、リールの巻き心地を高めます。

メインギア

マイクロモジュールギア

メインギアに適応するオイルは以下の2つです。

  • EVO-500
  • EVO-2000

一般的なリールにはEVO-500で十分ですが、グリス切れの早いマイクロモジュールギアには最も粘度が高いEVO-2000が最適です。

特にEVO-2000は一度塗ると持続性が高いため、滑らかな巻き心地が長く続きます。

余談ですが、ギアにオイルを塗ることに抵抗があるという方は「シマノプレミアムグリス」もおすすめです。

最初の1本はパッシブがおすすめ

パッシブ

グリッチオイルは用途によって使い分けるため、7種類すべて理解して選ぶのは大変だと思います。

難しいことは考えずに、ベアリング用のオイルを1本だけ選ぶとなると「パッシブ」をおすすめします。

最もオールマイティーに使えるのは「タンブルウィード」ですが、個人的には「パッシブ」の方がベアリングに特化しています。

なんでかって言うと、パッシブはタンブルウィードよりも粘度が低いことで回転が良く、ベイトリールなら飛距離も出ます。

それでいて防錆効果があり、海水だけでなく淡水でも少なからずメリットがありますので、ベアリングに使う用途ではパッシブが万能だからです。

オイルを注しにくいときはオイルスポイトを活用

オイルスポイト

オイルの性能自体は凄く良いのですが1つだけ欠点があります。

それはボトルキャップのスポイトでベアリングに注油するときの1滴が多いのです…

細かい所に注すには向いておらず、これではオイルの消耗を早めてしまいます。

そこで対策としては2つ方法があります。

  • 1.爪楊枝の先でオイルを取って添加する
  • 2.オイルスポイトを使う

1つ目はキャップのスポイトを使わずに、爪楊枝の先でオイルを取ってベアリングに注油します。

爪楊枝はどのご家庭にもあって必要量だけを取ることができるため、すぐにできる対処法です。

2つ目はオイルスポイトを使うことです。

オイルスポイトは百均でも購入することができ、先端が細いので注油作業がしやすくなります。

グリッチオイルは混ぜて使用可能

グリッチオイルは混ぜて自分好みの粘度に調整することができます。

ベースオイルが同じなので混ぜても問題ないとのこと。

例えば、ハイスペックランバイクオイルにロサを混ぜて、タンブルウィードくらいの粘度を作ることも可能です。

混ぜる場合は別のボトルに分けて混ぜた方が粘度を調整しやすくなります。

かなり上級者向けの使い方ですが、覚えておくと役に立つときがくるかもしれません。

取扱店・入手方法

商品陳列

グリッチオイルの取扱店はこちらに記載されています。

通販で購入できる場所としては…

僕は最寄りの釣具店(ポイント・レジャックス)で探したとしたところ、欲しいオイルの種類が売り切れだったので公式オンラインストアで注文しました。

以前より取り扱っている釣具店が増えましたが、どこでも置いてるという訳ではありません。

購入を検討されている方は事前に取扱店を調べて向かうか、通販の方が確実だと思います。

まとめ

グリッチオイル

グリッチオイル をまとめると以下のようになっています。

  • グリッチオイルは7種類あって用途によって使い分ける
  • ベアリングにはハイスペックランバイクオイル、テフロッソ、パッシブ、タンブルウィード
  • ウォームシャフトにはタンブルウィード、ロサ、EVO-500
  • ギアにはEVO-500、EVO-2000
  • 最初の1本はパッシブまたはタンブルウィードを選ぼう
  • グリッチオイルは混ぜて使うことも可能

リールの性能を十分に発揮させるためには、リールのパーツに最適な粘度のオイルを使用することが重要です。

せっかく良いベアリングを使っていてもオイルがダメなら本来の性能を発揮できないため、高性能オイルと組み合わせることで驚くべきスペックアップが可能です。

本記事を参考に、グリッチオイルでリールメンテナンスにチャレンジしてみてください。

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