グリッチオイルの「タンブルウィード」を使ってみましたのでインプレします。
今までリールのベアリングにはパッシブをメインに使っていましたが、巻物や撃物用のリールに少し粘度が高いオイルが欲しくなり購入してみました。
グリッチオイルは様々な種類がある中、タンブルウィードは唯一釣り用に開発された高性能オイルになっています。
この記事では、タンブルウィードのインプレを交えながら、使い方や用途も解説していきます。
この記事の内容
グリッチオイル「タンブルウィード」インプレ
バランスの取れた高性能オイル
タンブルウィードはグリッチオイルの中で最もバランスの取れたオイルではないでしょうか。
中粘度ということで様々なリールに使用でき、回転の良さに加えて防錆性と耐久性も備えています。
ベイトフィネスリールではもっと粘度の低いパッシブが良いかなと思うときもありますけど、巻物や撃物など一般的な用途であればタンブルウィードが最適だと思います。
オールラウンドに使える高性能オイルを探している方は、まずはタンブルウィードを試してみると良いかもしれません。
滑らかな巻き心地と圧倒的な持続性
タンブルウィードを使って良かったのは、巻き心地の良さとオイルの持続性ですね。
オイルでそんなに巻き心地が変わるのか?とよく言われますが、タンブルウィードを使ってから少しノイズがあった巻き心地がしっとり滑らかになりました。
また、中粘度だからかオイルの持続性がとても良いです。
タンブルウィードを使って2ヶ月程度経ちましたが、雨の日の釣行の後でも性能を維持できています。
オイルを注す頻度が少ない人やメンテナンスに時間を割けない人は、特にメリットがあるのではないでしょうか。
軽い力でも飛距離が伸びる
タンブルウィードは中粘度ながら回転も良いので、キャスト後半の伸びと飛距離もアップします。
しかし、パッシブから比べると飛距離は少し落ちますね…
巻物や撃物のリールでは全く気になりませんが、ベイトフィネスリールに使ったら粘度の高さがスプールの回転を重くしているように感じました。
と言ってもベイトフィネスリールに全く使えないことはないので、こだわりが無ければタンブルウィードで事足りますし、グリッチオイルの他の種類と使い分けても良さそうです。
タンブルウィードの概要
ベアリングの回転性能を最大に引き上げる独自の高性能オイルをベースに海水にも耐え、防錆力に優れたフィッシング用に開発されたハイスペックオイル。持続する巻きの滑らかさと未体験の飛距離が、あなたのフィッシングをより先へと導きます。
スペック表
品名 | タンブルウィード |
---|---|
粘度 | 30 |
種別 | ミニチュアベアリング用メンテナンスオイル |
容量・カラー | 15ml・クリア |
容器 | PETスポイト付容器入 |
価格 | 2,750円(税込) |
関連動画
関連リンク
タンブルウィードのおすすめ用途
- スプールベアリング
- ラインローラー
- ハンドルノブベアリング
- スプールシャフト等
タンブルウィードが使える部分は以上の4点です。
ベイトリールでは巻物・撃物・ビッグベイトなど、3/8oz以上のルアーを扱うリールのベアリングで特に効果を発揮できます。
また、持続性と耐久性がありますのでメンテナンス頻度が少ない人向けです。
スピニングリールではラインローラーやスプールシャフトなど幅広い用途に使用することができ、防錆性能も備えているため海釣りをされる人にも安心です。
タンブルウィードの使い方
使い方はベイトリールかスピニングリールかで違ってくると思いますが、基本的にはリールからベアリングを取り出してパーツクリーナーで洗浄し、オイルを1滴垂らすだけでOKです。
取り外しが困難なベアリングについては、簡易メンテナンスでそのまま注油しても大丈夫です。
ただ、グリッチオイルのボトルキャップのスポイトは先端が大きく、細かい場所に注油するには向いておりません。
その場合はオイルスポイトを使い、必要量だけのオイルを吸い取って注油すると作業がしやすくなります。
まとめ
タンブルウィードは釣り用に開発されただけあって、リールのベアリングはこの1本でほぼ全て網羅できると思いました。
これだけバランスの取れたオイルは他に無く、グリッチオイルの種類に迷ったら1本持っておいて損はありません。
そして、持続性があるオイルは長期間タックルを使い倒しても精神的に安心感があるはずです。
グリッチオイルを検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。