レイドジャパンのマイクロダッジビッグを使ってきましたのでインプレします。
あのマイクロダッジにサイズアップ版となるビッグが追加されました。
ボディがサイズアップされたことで飛距離がアップしスナッグレス性能の高い羽根モノになっており、MHのベイトタックルで扱えるサイズ感になっています。
この記事では、マイクロダッジビッグのインプレを交えながら、おすすめのフックや使い方について解説していきます。
この記事の内容
マイクロダッジビッグのインプレ
場所を選ばず使える羽根モノルアー
見た目はマイクロダッジを大きくしただけのように見えますが、様々な改良が加えられています。
飛距離を出すために後方寄りの重心となっており、大きな羽とシリコンラバーが装着され、深めのスリットで針先をしっかり隠せます。
アクションはスロー巻きから早巻きまで対応しますが、デッドスローや超早巻きでは少し厳しい印象…
オフセットフック仕様なのでカバーに突っ込んでも根がかりすることなく、フロッグみたいな使い方もできます。
浮きゴミや水草が多いエリアでクロールできるルアーはあまりなく、羽根モノで攻めきれなかった場所を攻略できるのがマイクロダッジビッグを使う最大のメリットなんだと思います。
MHクラスで投げれるけど飛距離が安定しない
マイクロダッジビッグはMHのロッドで投げられますが、羽のサイズが大きい分フルキャストでは抵抗となって飛距離が安定しません。
羽根を外せばよく飛びますが、羽根無しで使うならフロッグでいいかなと思いました…
また、ストラクチャーだけ狙うならMHで良いですけど、アキュラシーを求めるならMHは少し硬く感じますので、気になる方はMのロッドが良いかもしれません。
何はともあれ、ビッグは近距離〜中距離をテンポ良く撃っていく方が向いていて、浮きゴミが多い場所だけでなく幅広く使えるルアーですね。
マイクロダッジビッグの概要
スペック表
サイズ | 65mm |
---|---|
重さ | 約13g |
入数 | 2個 |
フックサイズ | オフセットフック #4/0〜#5/0 |
定価 | 1,485円(税込) |
発売日 | 2022年8月26日 |
カラーラインナップ
出典:@instagram|raidjapan_entertainment【MICRO DODGE BIG】
- MDGB001.SHIKKOKU
- MDGB002.JU-KETSU
- MDGB003.ICE BACK
- MDGB004.BAIT JAPAN
- MDGB006.CHI GILL
- MDGB009.WHITE CHART
※全6色(2022年8月現在)
関連動画
おすすめフック(オフセット)
推奨フックはパッケージにも書かれていますが以下のフックを使用します。
#4/0〜#5/0の範囲ならどのメーカーでも適合すると思いますが、おすすめはやはりインフィニです。
マイクロダッジビッグの顎下と後方裏側にはフックポイントの小さな穴が開いています。
そこにフックを挿して背中のスリットに針先を出したら完成です。
始めてフックを取り付けるときはフックがズレにくくフッキングの妨げになるかもしれませんので、何度か動かしておくとフッキング率がアップします。
使い方・アクション方法
マイクロダッジビッグは羽有りと羽無しの2つの使い方ができます。
羽有りではクロールアクションを基本とし、スナッグレス性能を活かせる場所がおすすめです。
例えばゴミ溜まり・ウッドチップ・ウィードなど、トレブルフックでは使いにくいエリアで本領を発揮します。
また、マイクロダッジよりもアピール力が強くなっていますので、より遠くにより深くにいる魚を誘き寄せる力を持っており、濁りなどでアピール不足だった状況にも最適です。
また、羽根を外すと水面をドッグウォークさせることができフロッグ感覚で使えます。
基本的には羽有りのただ巻きで問題ないですが、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
タックルセッティング
タックルはMHのベイトロッドを使用します。
MHが硬いと感じるならMのバーサタイルロッドでも良いですし、よりパワーを求めるならHのジグ用かフロッグ用のロッドでも可能です。
リールは好みのもので良いですが、ギア比はハイギアかエクストラハイギアをおすすめします。
ラインはPE4号またはフロロ14〜16lbが適正範囲です。
ちなみにレイドジャパンの岡さんが使用されているタックルを参考に載せておきます。
- ロッド : グラディエーターアンチ GA-67MHTC THE FROGMAN
- リール : 22ジリオンTW HD 1000XHL
- ライン : PE4号
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はマイクロダッジビッグについて解説しました。
マイクロダッジを単に大きくしただけとも捉えれますが、複雑なエリアでクロールアクションできるルアーはあまりなく、場所を選ばず使える羽根モノルアーだと思います。
何よりスピニングを構えることなく普通のベイトタックルで投げられるのが魅力ですね。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。