車にロッドを積み込む際に「ロッドホルダーがあったら…」と悩む人は多いのではないでしょうか?
さまざまなタイプのロッドホルダーがある中で、カーメイトのINNOブランドから発売されているロッドホルダーが定番ですよね。
物理的に付けられない車種もありますが、それよりも価格が高いのと取り付けが手間で購入に踏み切れない方も多いのではないかと思います。
僕はこのロッドホルダーを取り付けて10年以上経ちましたが、結論としては付けて大正解でした!
そこで今回は、ロッドホルダーの利便性をレビューしつつ、取り付け方法や便利な使い方を解説していきます。
この記事の内容
カーメイト「ロッドホルダー」インプレ・レビュー!
車内空間を広く使いたい人におすすめ
ロッドホルダーを取り付ける意義は何と言っても車内空間を有効活用できることです。
タックルは意外と場所を取るもので、そのまま車に置くと他のタックルと絡まったり、荷物を置くスペースが少なくなってしまいますよね。
しかし、カーメイトのロッドホルダーなら車の天井にタックルを引っ掛けることができ、他のタックルと絡まる心配がなく、荷物スペースを確保できます。
一人での釣行ならまだしも、複数人や遠征となるとロッドや荷物が載せきれなくなりますので、ロッドホルダーがあることのメリットを釣行の度に感じています。
とにかく便利で見た目もかっこいい
僕はバス釣りでこのロッドホルダーを使っていますが、バス釣りって移動する機会が多く頻繁にロッドを出し入れします。
本数も10本以上持って行くこともがあるので、ロッドホルダーなら出し入れの作業がスムーズになり、釣り場に到着してからすぐ釣りが開始できるようになりました。
また、車内にきれいに並べられたロッドを見るといかにも釣り車って感じがしますね。
今ではロッドホルダーは必須アイテムと言っていいくらい重宝しています。
カスタマイズ性が高く車を乗り換えても流用できる
10年前に購入したロッドホルダーはZR308という旧式の7本積載モデルでした。
当時は軽自動車に乗っていた関係で7本が限界でしたが、普通車に乗り換えてから7本で足りなくなり、10本載せられることに気がつきました。
そこで、オプションパーツから発売されているフロントとリアのバーを買い足し、グリップホルダー(ZSP71)を追加して13本載せられるようにカスタムしています。
カーメイトでは豊富にオプションパーツが用意されていますので、車の乗り換えた時でも対応できるのが良いですね!
車を頻繁に乗り換える方は少ないかと思いますが、カスタマイズ性にも優れたロッドホルダーです。
取り付けて良かった点・悪かった点
ここからはロッドホルダー取り付けて良かった点と悪かった点を解説していきます。
良かった点
- 車内空間を広く使える(物がたくさん載せられる)
- ロッドを出し入れしやすい(ポイント移動の際に有利)
- ロッドを安全に運べる(ロッドの破損防止)
最初にも書きましたが、ロッドホルダーの一番のメリットは車内空間を広く使えることです。
釣りをしていると他の荷物も多く、ロッドだけでも車の天井に引っ掛けることができれば車内収納がしやすくなります。
また、ロッドは頻繁に出し入れするものなので、特にバス釣りをしている方は重宝するでしょう。
そのままロッドを積むと走行中にロッドが折れたという話もちらほら聞くので、ロッドホルダーなら安全に運べるようになります。
便利なことが多いロッドホルダーですが、微妙なところもいくつかあります。
悪かった点
- 車内が狭く感じる
- 車種によっては取り付けできない
- 走行中に揺れたりカタカタ音が鳴る
- 価格が高い
ロッドホルダーを取り付けると後部座席に座る人は頭上のスペースが狭くなります。
ミニバンやSUVなら問題ないですが、ステーションワゴンなど車内の高さが低い車はロッドが頭に接触するかもしれません。
また、後部座席のアシストグリップ(手すり)に取り付けますので、アシストグリップがない車は取り付けられないです。
他にも寸法の関係で対応していない車種もありますので、購入前にご自分の車に取り付けできるか、カーメイトで適合情報を確認しておいた方が良いでしょう。
ロッドホルダーの取り付け方次第では、走行中の振動で揺れたり音が鳴ることがあります。
バス釣りのタックルは軽いのでそこまで問題になりませんが、シーバスやジギングタックルはリール付きでそこそこ重量があり、強度に不安を感じるという話も聞きます。
ロッドホルダーの取り付け方法
取り付け方法は上記の動画を参考にしてみてください。
IF14・IF16・IF17などのモデルによって積載できる本数が違いますが、取り付けに関してはどれも同じです。
注意点としては、ロッドホルダーのみ購入しただけでは取り付けられませんので、次のいずれかのアダプターを別途購入する必要があります。
以前は後部座席のアシストグリップを外して「角穴アダプターS IF52」か「角穴アダプター IF51」を使う方法が一般的でした。
しかし、最近では車のアシストグリップを外さずに取り付けられる「グリップアダプター IF62」というパーツが発売されていますので、こちらも一緒に購入すると良いでしょう。
ただ、価格が高いので予算を抑えたければ「角穴アダプターS IF52」が良いかもしれません。
取り付けにかかる所用時間としては3時間程度を見込んでおいた方が良いかと思います。
部品が多く細かい作業になるので結構手間がかかりますが、説明書や動画を見ながら順番に組み立てていくとそこまで難しいものではありませんでした。
便利なカスタム方法
走行中の揺れを防止
ロッドをたくさん載せると走行中にロッドホルダーが揺れることがあります。
これは車種によって違ってくると思いますが、僕のフォレスターでは後ろ寄りにロッドホルダーを付けると、バランスが崩れて揺れやすかったです。
そこで、リアのバーを固定できないか試行錯誤した結果、内張りの中の車体のフレームにボルトを固定してロッドホルダーを支えることにしました。
これを左右2箇所に施すと全く揺れなくなり、走行中の不安が解消されました。
全ての車種で通用する方法でありませんが誰かの参考になればと思います。
Jフックの音鳴り防止
Jフックはプラスチック素材のため、ロッドとJフックが接触してカタカタ音が鳴ることがあります。
重量のあるロッド・タモの柄・磯竿などは鳴りませんが、竿先の軽いバスロッドでは結構気になるものです。
また、Jフックはゴムが付いていますけど、これを下ろしても音が鳴ります…
何か良い方法がないか考えたところ、クッションと熱収縮チューブを使って音鳴りを防止できました。
なぜクッションの上から熱収縮チューブで覆うかと言うと、クッションの裏の両面テープが剥がれてくることがあるため、補強する意味合いで付けています。
これで音鳴りはほぼ解消され、運転に集中できるようになりました。
まとめ
カーメイトのロッドホルダーはこんな人におすすめです。
- 車内空間を広く使いたい
- 頻繁に釣りに出かける
- ロッドを安全に運びたい
- 車内泊をする
価格が高いですが購入すると半永久的に使い続けられ、釣りをもっと便利にしてくれます。
一人での釣行はもちろん、今後ロッドを買い足したり、友人と釣りに行ったときなど、色々と重宝することが多いです。
また、車を乗り換えたとしても流用できるし、オプションパーツが豊富でカスタムできるのもこのロッドホルダーの魅力ですね!
これから購入を考えている方はこの記事を参考にしてみてください。