1月14日にシマノ新製品情報が解禁となり、リール以外に新作ロッドや追加機種が多数発表されました。
その中でも「ゾディアス」が2020年にフルモデルチェンジされますのでご紹介したいと思います。
この記事の内容
シマノ 20ゾディアスとは?
ゾディアスは2015年に登場し低価格で完成度の高いことから、幅広いアングラーに使われている人気バスロッドです。
2015年にリリースされた後は年々ラインナップを増やしていき、最終的には合計56機種というシマノのバスロッドではかなり番手が多いロッドとなりました。
そんなゾディアスですが、2020年1月14日にフルモデルチェンジが発表され、ポイズンシリーズに採用されてた「カーボンモノコックグリップ」がゾディアスに採用されることになります。
ゾディアス2020年モデルの特徴はカーボンモノコックグリップ!
ゾディアス2020年モデルの特徴は下記のとおりとなっています。
- カーボンモノコックグリップ採用
- ブランクスにハイパワーX採用
- ファーストラインナップは全30機種
- 値段は旧ゾディアスとほぼ同じで低価格
一つ一つ順番に解説していきます。
カーボンモノコックグリップ採用
出典:シマノ|ゾディアス
高価格帯のロッド(ポイズンシリーズ)に採用されていた「カーボンモノコックグリップ」がゾディアスに採用されます。
グリップ部はEVAを使用、全体的なデザインは赤を基調として旧ゾディアスと似ていますが、リアグリップがカーボンモノコックグリップになって刻印が施されており、かっこいいですね!
カーボンモノコックグリップは何がいいのか?
コルクやEVAに比べてロッドが軽量
ゾディアス2020年モデルは旧ゾディアスから比べて平均10%程度軽量化されているとのこと。
感度が良くなる
カーボンモノコックグリップはラッパと似た構造(メガフォン効果)で振動がグリップで増幅され、結果的にアタリが取りやすくなる。
シマノは上位機種に搭載された技術を下位機種にも展開していく傾向があり、これはリールだけでなくロッドにも言えることです。
ポイズンアルティマなど上位機種には「フルカーボンモノコックグリップ」という、もっと感度の良いグリップが使われていますので、一世代前の「カーボンモノコックグリップ」がゾディアスにも搭載できるようになったようですね。
ブランクスにハイパワーX採用
旧ゾディアス含め今や当たり前のように使われているハイパワーXがゾディアスにも採用されています。
これは、カーボンテープをX状に巻いてブランクを補強する技術で、シマノ特有のハリのあるシャープな使い心地はここからきています。
さすがにスパイラルXは採用されませんでしたが、2020年ゾディアスはポイズンアドレナの2013年モデルとほぼ同等かそれ以上と言ってもいいかもしれません。
ファーストラインナップは全30機種
出典:シマノ|ゾディアス
1ピースが15本、2ピースが15本で合計30機種がラインナップされます。
1610Mや172Hなど人気の番手はもちろん、中には今までにないソリッドティップを搭載したベイトロッド「167M-S」という番手も追加されていますね。
ファーストラインナップでこれだけの番手がありますので、おかっぱりボート問わず様々なシーンに対応できるかと思います。
値段は旧ゾディアスとほぼ同じで低価格
カーボンモノコックグリップを使うと高くなるのでは?と思われるかもしれませんが、価格は旧ゾディアスほぼ同じです。
厳密に言うと旧ゾディアスの方が少し安いですが…、実売価格だとほぼ変わらないか2020年ゾディアスが少し高いという価格設定になるのではないかと思います。
例えば1610Mだったら約14,000円〜15,000円くらいで買えるのではないでしょうか。
廉価版ロッドとして、コスパと性能を両立した素晴らしいロッドですね。
ゾディアス2020年モデルまとめ
ゾディアス2020年モデルは低価格と性能を兼ね備え、旧ゾディアスと同様にエントリーユーザーだけでなく、より幅広いアングラーに使用いただけるロッドになったのではないかと思います。
13ポイズンアドレナくらいの性能がゾディアスの値段で買えるようになった感じですね、早く実釣で使ってみたいです!
発売日は2020年の3月下旬とのことです。