レーシングフォーミュラ「ヌメリ」を使ってみましたのでインプレします。
最近は様々なメーカーから色んな種類のフォーミュラーが出ていますよね。
そんな中、ここ最近キラーヒートというメーカーから発売された、キムケンプロデュースのヌメリという製品が気になり、実際に購入してその効果を確かめてみました。
この記事では、ヌメリのパールを使った使用感と使い方について解説していきます。
この記事の内容
レーシングフォーミュラ「ヌメリ」インプレ
ルアーに塗る新タイプのフォーミュラー
フォーミュラーと言えばリキッドタイプとパウダータイプが大半ですが、このヌメリはリップクリーム式の塗るタイプのフォーミュラーです。
今までワームでしか使えなかったものがルアーでも使えて、液状のように漬け置きしたりする必要がないですね。
また、持ち運べて釣り場で手軽に塗れるのはかなり画期的だと思いました。
使った後でも匂いやヌメリが長時間残る
ルアーにヌメリを塗ってその持続性に驚きました。
最初は使っているうちに取れて効果が無くなるのではないかと思っていたんですが、一日投げ倒してもヌメリがルアーに残り、匂いも少し残っていました。
メンソレータムのように油分が結構強いので擦らない限りなかなか取れません。
また、匂いはキャップを明けたときからエビ臭がまあまあ強烈ですけど、個人的に嫌いな匂いではなかったです笑
ノリーズのバイトバスリキッドのような液状の方がよっぽど強烈だと思いました。
実際に効果はあるのか
肝心の釣果はヌメリを塗った直後に速攻で40アップが釣れました!
しかし後が続かなかったので、たまたま釣れた魚だったのかヌメリの効果だったのか定かではありません。
僕の経験上、フォーミュラーの効果は少なく状況次第と考えています。
もちろんフォーミュラーを使ったのと使わなかったのでは使った方が良いですけど、使う手間を考えたら使わないを選ぶことが多いです。
ヌメリはルアーに塗るだけで手間は少なくなりましたので、なかなか釣れないときにパッと出してきて使いたいフォーミュラーですね。
レーシングフォーミュラ「ヌメリ」の概要
ヌメリはキラーヒートからリリースされた、木村建太さんプロデュースのフォーミュラーです。
ハードルアーはもちろん、スピナーベイトやジグのスカートにも塗布できます。
また、匂いにプラスしてルアーの表面に魚のヌメリやキラメキを表現し、ルアーの種類に合わせて3つのカラーから選ぶことが可能です。
3色ともカラーが違うのみで匂いは全部同じのようです。
スペック表
製品名 | 色数 | 定価 | 発売日 |
---|---|---|---|
RACING FORMULA NUMERI | 3 | 1,760円(税込) | 2021年3月23日 |
カラーラインナップ
有効的な使い方とカラー選び
使い方はカラーによって塗り方が違ってきます。
パール(クリア)の場合は、ルアー全体に塗るのに対して、レッドやシルバーグリッターはルアーに傷を作るように塗り、弱ったベイトを演出します。
個人的に小型プラグは透明なパールを使い、ビッグベイトにはレッドやシルバーグリッターが良いと思っています。
なんでかって言うと、フォーミュラーはなるべく満遍なく塗布した方が効果が高いです。
例えば小型プラグにレッドを多めに塗るとルアー本来のカラーが失われてしまいますし、傷模様に塗っても効果が少ないです。
そのため、1色だけ選ぶならパールが一番万能だと思いますが、ルアーの種類によってヌメリのカラーも使い分けると良いんじゃないかなと思います。
メリット・デメリット
メリット
液状のリキッドタイプやパウダータイプのように漬け込み不要で買ったその日から使えます。
漬け込むのは周辺への配慮やスペースなどでハードルが高かったですが、フォーミュラーを使ったことがない方でも気軽に導入することができます。
また、携帯性が良くどこにでも持ち運べて釣り場ですぐに塗れるも良いですね。
そして最初のインプレでも書きましたが、長時間使っても匂いが続きますので、バスの鼻先で後一歩と言う状況で効果が期待できます。
デメリット
一度塗ったルアーをそのままボックスに収納すると他のルアーにも油分が付いてしまいます。
気になる方はボックスを分けて収納した方が良いかもしれません。
ヌメリが必要なくなったらティッシュなどで拭き取るという手間もかかり、効果を感じられる前に使わなくなってしまう可能性もあります。
あれもこれも塗りたくなる気持ちは分からなくはないですが、限られたルアーのみ塗るのが現実的でしょう。
まとめ
これまでルアーに使うフォーミュラーはなく画期的な製品だったと思います。
ヌメリの効果は状況次第で変わってくると思いますけど、難しいフィールドでバスを釣りたいときの隠し玉として使うのが良いのではないでしょうか。
ハイプレッシャー化が進む現代のフィールドにおいて、きっとプラスになるはずです。
検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。