ディスタイルのレゼルブビッグを使ってきましたのでインプレします。
あのレゼルブのビッグクローラーベイト版が新たに追加されました。
発売されて1年以上が経ち今更ではありますが、最近はレゼルブハッチも発売されてシリーズが充実しつつあります。
この記事ではレゼルブビッグのインプレを交えながら、レゼルブハッチと比較しつつ使い方やタックルについて解説していきます。
この記事の内容
レゼルブビッグのインプレ
ポリカーボネイト素材のクリアウィングを搭載
レゼルブビッグは大きさの割にフィネスに誘うことができる羽根モノでした。
透明なポリカーボネイト素材のウィングを搭載しているので、実際に泳がせた時の感覚は存在感が少なく、ナチュラルに誘うことができます。
アクションとしては、巻き始めのレスポンスも良く、超デッドスローでもしっかり泳ぎます。
リトリーブ範囲は超デッドスローからミディアムリトリーブまで幅広く、そこそこ早く巻いてもクロールが破綻しないため、誰でも使いやすく感じるはずです。
また、ボディからはコトコトとラトル音が鳴ります。
アルミやステンレスの羽根と違ってレゼルブビッグの羽根はほとんど音が出ていないようなので、ラトル入りは結構重要なポイントだと思いました。
リゼルブハッチと比較してオールラウンド向け
レゼルブハッチと比較すると、レゼルブビッグはオールラウンドに使いたいときに向いています。
ハッチも同様の使い方ができるのですが、羽根モノらしさはレゼルブビッグに軍配が上がります。
使い分けとしては、広範囲をサーチ目的で使うならビッグ、ピンポイントを超デットスローで巻いたり、プレッシャーなどで食わせられない場合にハッチがおすすめです。
ビッグでもハッチでも食わなければ、オリジナルのレゼルブかレゼルブJr.が確実でしょうけど、魚のサイズは選びにくくなりますので状況次第となってきますね。
フィールドに合わせて4つのレゼルブを使い分けると良さそうです。
レゼルブビッグの概要
レゼルブビッグはレゼルブのサイズアップ版となるビッグクローラーベイトです。
オリジナルよりも大幅に巨大化され、近年の羽根モノルアーで重要視されている超デッドスロー巻きに対応しています。
ポリカーボネイト素材の羽根は単にクロールさせるためのものだけでなく、数匹のベイトフィッシュが水面で絡み合っている様を演出。
ボディはジョイント構造を採用し、ナチュラル且つ滑らかなアクションでバスを誘うことが可能です。
スペック表・フックサイズ
サイズ | 130mm |
---|---|
重さ | 32g |
フックサイズ | がまかつ トレブル RB-M #2 |
定価 | 3,960円(税込) |
発売日 | 2020年7月20日 |
カラーラインナップ
- ピンクフィッシュ / Pink Fish
- ナチュラルチャート / Natural Chart
- チャートブラック / Chartreus Black
- DSシャイナー / DS Shiner
- ホワイトシャイナー / Whte Shiner
- Gスパークアユ / G Spark Ayu
- PBパンチ
- オーロラセメントフィッシュ
※全8色(2021年10月時点)
関連動画
使い方・アクション方法
レゼルブビッグのアクション方法は主に以下の3つがあります。
- ただ巻き
- シェイク
- 放置
基本的な使い方は「ただ巻き」で超デッドスローからミディアムリトリーブの範囲内で巻きます。
どこでどのように使うかは釣り場のシチュエーションによって変わってくると思いますが、護岸際やカバー際などバスが付いてそうと思われるストラクチャーを狙います。
虫やオーバーハングが多いフィールドでは、シェイクして虫を演出したり、着水後放置してバイトを数秒待つのも有りでしょう。
まずはただ巻きで様子を見ながら、状況次第でシェイクや放置を試すと何らかの反応が得られるはずです。
逆さま着水を防ぐチューニング方法
他の羽根モノでありがちだった逆さまに着水する現象がレゼルブビッグでも起こります。
リトリーブ開始すると正常に戻るのですが、シェイクや放置では戻らず、時々軽くトゥイッチを入れてあげる必要がありました。
対策としては「ワイヤーシンカー」という針金状のオモリをフロントフックに巻き付けることで元に戻りやすくなります。
アクションにはほとんど影響ありませんので、逆さま着水が気になる場合は実践してみると良いでしょう。
タックルセッティング
レゼルブビッグの重さは32g(約1.1oz)ですのでMH〜Hクラスのロッドが最適です。
おかっぱりなどタックルが制限される状況でも、多少無理すればMクラスのロッドでも十分キャストすることが可能です。
リールは好みのもので問題なく、ラインは14〜16lbを使用します。
ナイロンとフロロでもどちらでも構いませんが、フロロは超デットスローアクションに不向きなため、できればナイロンが良いでしょう。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はレゼルブビッグについて解説しました。
超デッドスローからミディアムリトリーブまで対応し、フィネスに誘えながらもオールラウンドに使える羽根モノになっています。
オリジナルのレゼルブとは全く別物のルアーでしたが、透明ウィングを搭載した羽根モノはほとんど無いので、これまでとは違った誘いができるルアーになっています。
これからレゼルブビッグを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。