ウェーダー

フローターに最適なウェーダーの選び方

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ウェーダーがあると長靴より深い場所に入ってキャストできる範囲を広げることができたり、フローターでは足の保護や寒さ対策などにも役立ち、釣りの幅が広がる便利なアイテムです。

ウェーダーの種類は様々ありますが、今回はフローターでウェーダーを使うことを前提に、ウェーダーの選び方やソールについてご紹介します。

フローターはチェストハイウェーダー

ウェーダー

ウェーダーの種類は主に以下の3つに分けられます。

  • チェストハイウェーダー
  • ウエストハイウェーダー
  • ヒップウェーダー

この3つの中でフローターで使用するウェーダーは「チェストハイウェーダー」です。

おかっぱりで湖や河川でのウェーデイングでも使用することができ、フローター以外でも用途が多くチェストハイウェーダーが一般的となります。

釣行頻度にもよりますが、毎週のようにウェーダーを使っていると寿命は1年ほどしかもたず、ウェーダーは消耗品と割り切っています。

ウェーダー

大手メーカーでは3~4万円程するウェーダーもたくさんあって、高価なウェーダーは防水加工や摩耗に強い素材など使用されているので、安いウェーダーより長持ちして蒸れにくく快適性はあります。

しかし、フローターで毎週のように浮いたり、車から降りて釣り場まで険しい道を歩いて藪コギもするようなタフな使い方もすると、どんなウェーダーでもいずれ壊れてしまうので、手ごろな価格のウェーダーを買って穴が空くまで、または水漏れするまで履き潰す使い方をしたほうがよいと思いました。

ウェーダーに求める性能は釣り場や対象魚によって変わってきますので一概には言えませんが、高価なウェーダーを大切に長く使うか、または安価なウェーダーを頻繁に買い換えながら使うか、ご自身のスタイルに合せて選ぶと良いかもしれません。

ソールの選び方

ウェーダーのソールの種類も以下の3つに分けられます。

  • ラジアルソール
  • フェルトソール
  • フェルトスパイク

ラジアルソール

ラジアルソール

長靴やシューズと同じでゴムまたはラバー素材となっていて、靴底が滑り難くいように凹凸加工となっています。

幅広く使われているソールでコンクリートや土など乾いた場所に向いていて、濡れた場所では滑りやすいので、そのような場所での使用はフェルトかフェルトスパイクがおすすめです。

フェルトソール

フェルト

フェルトは繊維を束ねて平らにしたもので、濡れた場所で地面と食い込みが良く滑りにくいのが特徴です。例えば湖や河川でウェーディングをするときなどに浅瀬を歩いたり、コケが生えた岸際や磯を歩いたりする場合に向いています。

ですが、ラジアルソールのような凹凸がないので、靴底が平らになっているフェルトは土や草や落葉の上または平面的な場所では目詰まりして滑りやすいので注意が必要です。

フェルトスパイクソール

フェルトスパイク

フェルトの中にスパイクピンを埋め混んだもので、ラジアルソールとフェルトソールの両方の利点を備え持つ便利なソールです。

基本はフェルトソールと同じと思って良いのですが、ピンがあることでフェルトソールでも滑りやすい場所まで対応できます。

場所によってはピンがあることでフェルトが地面に接触せず、グリップ力が足りず滑ることもあるので過信は禁物、フェルトスパイクのウェーダーは少し重いのと値段が高くなる傾向があります。

迷ったらラジアルソールがおすすめ!

堰堤

フローターで使うウェーダーで、フェルトソールとラジアルソールで迷ったら、どちらかと言えばラジアルソールをおすすめします。

人工池やダムは草や土の場所が多く、護岸はコンクリート・階段・スロープで整備されているところが大半です。

滑るとしたらエントリーポイントへフローターを持ち運ぶ時と乗り降りする時で、草や土の場所からコンクリート護岸を行き来するようなシーンでは、乾いた場所でのグリップ力があるラジアルソールの方が向いているようでした。

僕自身4年間ウェーダーを履いて、フェルトソール2回、ラジアルソール2回と年1回のペースで買い替えながら使ってきましたが、圧倒的にラジアルソールが良かったです。

また、ブーツのかかとの部分に突起があるウェーダーだと、フィンのベルトが引っかかりフィンが脱落するリスクが減るのとウェーダーを脱ぐ時も楽になります。

ウェーダーブーツ

この突起はあればよい程度で必須ではありませんので、ウェーダーを購入する際に突起があるか一応確認したほうが後々何かと役に立ちます。

まとめ

ウェーダー

今年の冬はネオプレンウェーダーを導入しフェルトスパイクソールを試しに使っているところで、ラジアルソールほどグリップ力は無いにしてもフェルトソールよりも滑りにくく、ちょっとした場所なら全然問題ないと感じました。

フェルトソールは、やはり草土や落葉が多い場所や堰堤が整備されていない自然野池では、油断すると滑りそうになりエントリーに気を使ってしまいます。

結論として、フローターならラジアルソールかフェルトスパイクソール、ウェーディングならフェルトソールかフェルトスパイクソール、どっちもするよっていう人で1つのウェーダーをオールラウンドに使う場合はフェルトスパイクソールがいいのでは思います。

ウェーダー選びはアングラーの釣りのスタイル次第となってきますので、ウェーダーの種類とソールの基本を理解して、ご自分に合った最適なウェーダーを探してみてください!

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コメント一覧

  • ASA より:

    お久しぶりです!
    相変わらず安定した釣果で素晴らしいですね~。
    またお会いした際には是非色々教えてください!

    久しく釣りにいけてなかったんですが1年半ぶりに今年はフローターで
    頑張ろうと思ってます。
    今回の記事とても参考になりました。

    一つ教えて頂きたいのですが、僕はだいたい安めのナイロンを都度買い替えているんですが
    だいたいブーツ部の足の甲の所が水圧で潰れ痛い目にあうんです。
    足の甲にサポーター巻いてウエーダーはいてたりしました・・・。

    上で紹介されているプロックス チェストラジアルウェダー PX5584LLはその辺りいかがでしょう?
    問題ないようであれば同じもの購入しようかとおもっておりまして。
    ご意見いただけると助かります~

    • 管理人 より:

      >ASAさん
      ご無沙汰しております!
      フローター再開されるんですね(^^)
      暖かくなったら是非浮きに行って色々お話ししましょう!
      プロックスチェストラジアルウェダーですが、長時間浮いてると足の甲はやはり痛くなる時があります…
      旧作のプロックスのウェダーと比べるとブーツの形が少し違っていて、同じサイズでも足回りは余裕がありましたので毎回痛くなる訳ではなかったです。
      その代わり足首周りが少しきつくなっていると感じました。
      フィンのベルトの締め付けも多少関係してくるので、外れそうで怖いですが少し緩めにしたらあまり痛くならなかったです(^^;
      ご参考に頂ければ幸いです!

  • ASA より:

    回答ありがとうございます!
    そうですか~多少やはり痛くなる傾向にあるんですね~。
    多少値が上がっても痛くないやつ買いたいのですがもしお勧めありましたらまた教えてくださいM(__)M
    2月後半くらいから近所のN池やAリザーバー浮こうかと思ってます。一緒に浮けるの楽しみにしておきます! ちなみに、私昨年にLINEがぶっ飛んで色々と連絡先がわからなくなってしまいました。赤いフロボのまっちょな方にお会いしたらよろしくお伝えくださいませ~。皆で浮きたいですね!

    • 管理人 より:

      >ASAさん
      他のメーカーなら痛くならないウェーダーもあると思いますが、使ってみないとというところがありますから難しいですね…
      そういえばゼファーボートからデニムカラーのZチェストハイウェーダーが今年の新製品として出ていました。
      13,800円で少し高く発売時期が分からないのですが、個人的に気になっているウェーダーです(^^)
      お勧め見つけたらお教えしますね!
      LINEの件、海○さんにまた伝えておきます!
      今年は皆でN池やAリザーバーに浮きましょう(^^)

  • ASA より:

    ありがとうございます。
    海さんによろしくお伝えください~。
    ウエーダーも色々試してみてまた報告しますね!
    まぁ痛くなるのはだいたい水温が上がってからなんですけどね(笑)

    ゼファーのはモノが良さそうですね。
    ゼファーと言えば新型の145H欲しいですわ・・・。
    高すぎて手が出ませんが(涙)

    • 管理人 より:

      >ASAさん
      確かに水温上がって夢中で釣り進んで行くと痛くなってきますね…
      水をフィンで受ける時に足の甲がウェーダーブーツの裏に当たって痛くなる感じなので、僕の場合は厚手の靴下ならだいぶ痛くなくなりました!
      新型の145Hは接着面が熱溶接というものになっていて、旧型のように繋ぎ目から剥がれて穴が開く心配はないです(^^)
      その分お値段もかなり高くなっています…
      まだまだ寒いですが暖かくなるのが待ち遠しいですね(^^)

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