レイドジャパンのキラーDを使ってきましたのでインプレします。
ビッグバドをリスペクト&オマージュして開発された「キラーD」が先日発売されました。
G.iと同じジュラルミン製のリップと絡まん棒を搭載しており、風や流れが強い状況下でも安定したリトリーブとキレのあるアクションが可能になっています。
この記事では、キラーDをインプレしつつビッグバドと比較しながら、使い方やタックルについて解説していきます。
この記事の内容
キラーDのインプレ
音と水押しでダイナミックに誘える
まず見た目はビッグバドより1.5倍くらい大きくなっています。
使用感は引き抵抗が強く、後方のブレードがカチャカチャ鳴って、音と水押しでアピールしてくれます。
リトリーブスピードでサウンドが異なり、ゆっくり巻くとあまり音を立てずにネチネチ引くことができ、早く巻けば甲高い音が広範囲に響き渡ります。
ボディ大きさに反してロッド操作に対するレスポンスも良く、テーブルターンやドッグウォークも可能でした。
パクリと散々言われていますが、ビッグバドと似て非なる者と言える仕上がりになっています。
スローリトリーブでも安定したアクションを実現
キラーDはリトリーブ速度の許容範囲が広く、スローリトリーブでもしっかり泳ぎます。
ビッグバドはスローリトリーブが苦手で不安定な泳ぎになりがちですが、キラーDはそのようなことはなくかなり優秀です。
恐らく金属リップが水をしっかり噛んでくれるため、このアクションを実現しているのでしょう。
キラーDはただ巻くだけで羽根モノ以上にアピールしてくれることが、このルアーの最大の魅力だと思います。
ただし場所と釣れる魚のサイズを選ぶので、ここぞとう言う場所で一発大物を狙いたいときに使いたいルアーですね。
キラーDの概要
キラーDはレイドジャパンがヘドンのビッグバドをリスペクト&オマージュして開発されたトップウォータープラグです。
G.iと同じジュラルミン製のリップが搭載しておりキレのあるアクションに貢献しています。
また、リップの重みでテールのブレードが持ち上がる姿勢となるため、甲高く心地よい金属サウンドを実現し、遠のバスを誘き出すことができる強いアピール力を持っています。
見た目や構造はビッグバドと同じですが、様々なアレンジが施されていることでビッグバドとは全く別物のルアーに仕上がっています。
スペック表
サイズ | 82.5mm |
---|---|
重さ | 1.1/2oz. class.(約40g) |
価格 | 3,300円(税込) |
フックサイズ | #1 |
発売日 | 2022年7月27日 |
カラーラインナップ
- KD001. SHIKKOKU
- KD002. BONE
- KD003. LEMON POWER
- KD004. BIG MOUTH
- KD005. KOTOBUKI HEAD
- KD006. T-1000
※全6色(2022年7月現在)
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使い方・アクション方法
キラーDの使い方はただ巻きとテーブルターンがありますが、基本的にはただ巻きだけで釣れるルアーです。
出しどころとしては、朝夕の地合いはもちろん、濁っているフィールド、そして風が吹いたり波立っていたり荒れたときにおすすめです。
表層を巻くだけで強いアピール力と水押しで誘ってくれるため、羽根モノなど他のトップウォータープラグではアピールに欠ける状況で威力を発揮してくれます。
また濁りや天候に関係なく、バスが浮いているときやシャローのストラクチャーに付いているときは、威嚇させて誘うこともできるでしょう。
タックルセッティング
ロッドはMH〜Hクラスのバーサタイルロッドを使用します。
キラーDのウェイトは約40g、ビッグクローラーベイトに匹敵する重さですので、快適にキャストするにはそれ相応のタックルを用意する必要があります。
リールは好みのもので問題ありませんが、ギア比はノーマルギアがおすすめです。
キラーDは引き抵抗が強くスローリトリーブにも対応しているため、カルコンのような抵抗のあるルアーをしっかり巻けるリールが向いているでしょう。
ラインはナイロンラインの16〜20lbが適正範囲です。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はキラーDについて解説しました。
ビッグバドがレイドジャパンのクオリティーで全く別物へと生まれ変わっています。
見た目もアクションも現代のバスフィッシングに適した工夫がなされており、チューニングも不要で誰でも使いやすいトップウォータープラグですね。
状況に応じて羽根モノと使い分ければ、より多くの魚をキャッチすることができるかもしれません。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。