2012年〜2015年に販売されていた旧ポイズングロリアスのインプレッションをご紹介します。
ポイズングロリアスは、2016年にカーボンモノコックを搭載したモデルへとモデルチェンジしましたが、2012年モデルを中古品などで購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
この記事の内容
旧ポイズングロリアス 168L(BFS68ロングディスタンス)
ロッド | 旧ポイズングロリアス 168L(BFS68ロングディスタンス) |
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リール | 12アルデバランBFS XG |
ライン | シーガーR18 ハードタイプ 7~8lb |
用途 | ネコリグ、スモラバ、ダウンショット、ジグヘッド |
アルデバランBFSと組み合わせて、これ1本でベイトフィネスが完成します。
6フィート8インチという長さが軽いルアーを軽い力で投げれるのでとても扱いやすい。
1.3g~3.5gのネコリグやスモラバ、3/8までのスモールプラグなど何でもできるので、どこのフィールドでも使用頻度が高く、デカバスがきても余裕でやり取りが可能でした。
問題はリールシートがパキパキと軋み音がするときがありますので、セロテープをリールの挟む部分に貼ることで解決します。
旧ポイズングロリアス 166MH(ハイパーウルフ)
ロッド | 旧ポイズングロリアス 166MH(ハイパーウルフ) |
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リール | 09カルカッタコンクエスト100DC |
ライン | シーガーR18 フロロリミテッド 12~14lb |
用途 | 巻物全般、スピナーベイト、チャター、小型ビッグベイト等 |
1/4~1/2ozの巻き抵抗のあるルアーや、ジグ&テキサスを扱うことが可能です。
ハイパーウルフの自重は132gでヴァンキッシュよりも軽いですが、持った感じの重さはヴァンキッシュとほぼ同じ。硬さはヴァンキッシュよりわずかに柔らかく感じられました。
グリップがもうちょっと長ければ良いと思いましたが、ボート・フローターではちょうど良い長さだと思います。
おかっぱりでの使用がメインであれば間違いなく173MH(琵琶湖バーサタイルX)または170H-SB(スーパーヴォルティズム70)に軍配が上がりますね。
旧ポイズングロリアス 169MH(ヴァンキッシュ)
ロッド | 旧ポイズングロリアス 169MH(ヴァンキッシュ) |
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リール | 13メタニウムHG |
ライン | シーガーR18 フロロリミテッド 16lb |
用途 | ラバージグ、テキサスリグ、ライトテキサス |
ジグ&テキサスに特化したロッドです。
ジグは1/4~1/2ozと相性が良く、5gのライトテキサスなど軽めの物でもキャストが決まりやすいです。
野池やダムの小~中規模な場所でのカバー撃ちやカバー周り攻略に向いており、個人的には最もよく使うロッドです。
1/2oz以上のラバージグやヘビーテキサスになるとだるい感じが出てくるので、フィールドに応じて他のロッドと使い分けると良さそうです。
旧ポイズングロリアス 1611H+(ワイルドスティンガー)
ロッド | 旧ポイズングロリアス 1611H+(ワイルドスティンガー) |
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リール | 13メタニウムHG |
ライン | シーガーR18 フロロリミテッド 16~20lb |
用途 | ラバージグ、テキサスリグ、ヘビーテキサス |
2013年モデルとだけあって非常に軽く、棒のようにハリのある個性的なロッドです。
硬すぎて巻物には完全に向かず、ラバージグやテキサスをヘビーカバーへ撃つ釣りに特化しています。
バッドパワーはグロリアスシリーズの中で最強クラス、ティップも少し入るので、硬いながらも狙い通りのキャストが可能でした。
使う人によっては好き嫌いが分かれるロッドかもしれないが、ハリがある分感度がいいのでジグがボトムに着いた様子や、何か沈み物に当たったときの感触、バイトがあったときも手元にしっかり伝わってくるほど感度がいいです。
旧ポイズングロリアス 172H(ラッシュバーン)
ロッド | 旧ポイズングロリアス 172H(ラッシュバーン) |
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リール | 12アンタレスHG |
ライン | シーガーR18 フロロリミテッド 16~20lb |
用途 | テキサスリグ、ラバージグ、ジカリグ、フロッグ、小~中型ビッグベイト |
ジグ&テキサスに加えてフロッグやビッグベイトにも対応しているロッドです。
遠投性やパワーは申し分なく、長めのレングスを活かし広大なビッグレイクでの使用に向いていて、ジグ&テキサス用でありながらもバーサタイル性を持ち合わせています。
ティップが柔らかいので、軽めのテキサスやルアーでも楽々扱うことができ、多少の持ち重り感はあるもののそれほど気にならないレベルでした。
172Hというモデルはグロリアス以外にアドレナとアルティマにも存在しており、パワーとしてはアドレナ172H→グロリアス172H→アルティマ172Hの順に硬くなる印象です。
使ったことのあるロッド
釣り仲間が所有しているロッドを使った感想を簡単に書いておきたいと思います。
旧ポイズングロリアス 170M(C7)
Mパワーにしては意外と柔らかく、他のグラスコンポジットロッドと比べれば硬いほうなのかもしれない。
1/2クラスのスピナーベイトなど巻き抵抗のあるルアーは出来ないことはないが少し扱いにくい。
C7は完全にクランキング専用ロッドなので、アスカ、ブリッツ、グリフォン、バイブレーションなど、プラグ系の巻物がとても投げやすかった。
旧ポイズングロリアス 1610M(マイティストローク)
おかっぱりで必ず持っておきたいオールラウンドロッド。
巻物から底物まで幅広く対応するのでこれ1本あれば何とかなる。
3/8が一番扱いやすく、1/2のチャターやルアーも楽々投げることができるので、Mにしてはかなりパワーがある。
個人的にポイズンアルティマに追加されて欲しい1本。
旧ポイズンアドレナ 1610L+-BFS
非常に軽くL+パワーだけあって結構硬い。
硬いのはシマノロッド全般に言えることなのだが、この1610L+だとロッドの細さの割にMLぐらいのパワーがあった。
ハードベイトフィネスと言う位置づけで、ワームからプラグまで普通のベイトロッドで扱うようなルアーでも出来てしまう。
小口径ガイドセッティングで他のロッドよりガイドの間隔が狭い。
旧ポイズンアドレナ 172H
7フィート2インチと言う長さでも脅威の軽さ!
さすがカーボンモノコックグリップだけある。
Hパワーなのにグロリアス172Hよりも柔らかく感じられ、ジョイクロ178まで投げることができた。
コメント一覧
金持ちのタックルですね(笑)
自分が使うとしたらポイズングロリアス 166MH ハイパーウルフですなぁ
ロッドには拘りがあるものでお金を惜しみませんw
ハイパーウルフなかなかいいですよ~
169MHとほぼ同じ硬さで1/2oz前後のルアーが投げやすいです。
自分も最近またシマノに戻ってグロリアスやワールドシャウラを使ってますがブランクはやっぱりシマノが一番いいです
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