2026年シマノ新製品リール・ロッド予想【発表日や予想スペックを詳しく解説】

気がつけばもうこんな季節、今年もいよいよ新製品の時期が近づいてきました。

筆者はこの時期になると、シマノからどんな新作リールが発表されるのか、ワクワクが止まりません！

釣り人の中には、魚種を問わず新製品の情報が気になる方も多いのではないでしょうか。

2026年も釣りフェスティバルの開催が予定されており、どんな新製品が発表されるのかとても楽しみです。

そこで今回は、2026年にシマノからどのようなリールやロッドが登場するのか、予想してみたいと思います。

ベイトリール

26メタニウム

ベイトリールの第一候補としてメタニウムがモデルチェンジされるのではないかと予想します。

メタニウムの年表

• 07メタニウムMg
• 08メタニウムMg DC
• 13メタニウム
• 15メタニウムDC
• 16メタニウムMGL
• 20メタニウム
• 23メタニウム100/101
• 22メタ二ウム シャローエディション
• 24メタニウムDC
• 26メタニウム？

歴代の流れから推測すると、DCの後にSVSのメタニウムが発売されており、一昨年24メタニウムDCが発売された今、そろそろモデルチェンジされてもおかしくない時期です。

スペックとしては25アンタレスのMGLⅣスプールが採用され、スプール径や幅をメタニウム用に改良してくるでしょう。

ラインキャパは12lb-100m、SVSには大きな進化はなさそうですが、シマノは上位機種に搭載したスプールや機能を下位機種にも展開していくので、次期メタニウムではMGLⅣスプールがほぼ確実に採用されます。

唯一気になっているのは、ボディが新型になるのか、それとも20メタニウムがベースになるのかという点です。

過去の流れでは、SVSのメタニウムが先駆けとなって新型ボディへ移り変わっており、100/101、シャローエディション、DCが出揃った今、次のメタニウムでは新型ボディになる可能性が高いでしょう。

ただ、近年はスプールだけ差し替えるパターンも多かったため、ボディはそのままにMGLⅣスプールだけ搭載してくることも考えられます。

メタニウムは2020年から6年が経過していますので、モデルチェンジが近いのは確かでしょう。

26アルデバラン

ベイトリールの第二候補としてはアルデバランもリニューアルの対象に入ります。

アルデバランの年表

• 09アルデバランMg
• 12アルデバランBFS XG
• 15アルデバラン50/51
• 16アルデバランBFS XG
• 18アルデバランMGL
• 22アルデバランBFS
• 25アルデバランDC
• 26アルデバラン？

2025年はアルデバランにDCが搭載されて世間を驚かせましたが、残すところは18アルデバランMGLの後継機となるSVSのアルデバランしかありません。

ボディは「22アルデバランBFS」をベースとするか、新型ボディになるのか分かりませんが、個人的には22アルデバランBFSがベースになるのではないかと考えます。

理由としては、15モデルから22モデルが登場するまで7年間も同じボディを使い回していたので、2026年に新型ボディになるのは少し早いためです。

スペックとしては25アルデバランDCに搭載されているMGLⅣスプールが採用され、ラインキャパは30番（8lb-100m）、ブレーキシステムはSVS∞が濃厚です。

シマノはFTBやDCを除きSVSで軽量ルアーを担うリールが少なく、最近の機種では「24カルコン シャローエディション」か「22メタニウム シャローエディション」しかありません。

SVSのアルデバランを熱望している方も多いと思いますので、2026年のアルデバランにぜひ期待したいところです！

26カルカッタコンクエスト

カルコンシリーズも頻繁に機種が追加されたりモデルチェンジが行われています。

2023年はカルコンMDとBFS、2024年はカルコンシャローエディション、2025年は特に動きはありませんでしたが、ダイワから26リョウガが発売されるため、それの対抗馬として丸型リールに何らかの動きがあると見ています。

例えば、カルコンDC MDが追加されたり、ノーマルとHGしかない機種にXGモデルが追加されたりと、ラインナップを拡充してくるかもしれません。

または、カタログ落ちした「12カルカッタ」の復活もありえるかと思いましたが、もう何年も出ないので可能性は低いでしょう。

スピニングリール

26ステラ

スピニングリールの第一候補は26ステラです。

ステラの年表

• 10ステラ
• 13ステラSW
• 14ステラ
• 18ステラ
• 19ステラSW
• 22ステラ
• 25ステラSW
• 26ステラ？

ステラの歴史を振り返ると、4年周期でモデルチェンジを繰り返しており、次に登場するとすれば26ステラです。

しかし、YouTubeでの村田氏の発言では、ステラのモデルチェンジが近い雰囲気はあまり感じられず、今回は見送る可能性が高いのではないかと考えられます。

また、22ステラは完成度が非常に高く、4年周期でのモデルチェンジは早すぎる印象もありますので、近年の情勢を踏まえても、次期ステラはもう少し先になるのではないかと個人的に思います。

22ステラでは超密巻きの搭載で大きな話題となりましたが、もし26ステラが登場するのであれば、どんな新技術を投入してくるのだろうか…

ステラに動きがあるとすれば、リミテッドエディションのようなモデルを追加したり、25ステラSWに番手が追加される程度で収まるような気もします。

とは言え新型が絶対出ないとは言い切れず、リニューアルが近いのは確かです。

2022年からもう4年…、次期ステラの登場に期待です！

26ツインパワーSW

現行モデルは2021年に発売されており、すでに6年が経過しています。

次期ツインパワーSWでは、インフィニティループ（超密巻き）の採用が予想され、さらにXXタフドラグ、インフィニティクロス、アンチツイストフィンといった最新機能が搭載される可能性があります。

機能面では25ステラSWに近い仕様になると思われますが、ツインパワーSWである以上、ステラSWよりもコスパを重視したモデルになると考えられます。

実際、通常の24ツインパワーでも22ステラとほぼ同等の機能が盛り込まれていたため、SWモデルでも同様の方向性になる可能性は高いでしょう。

26ナスキー

スピニングリールの第二候補は26ナスキーです。

USシマノで25ナスキーFDが発表され、それがそのまま26ナスキーとして日本で発売されると推測します。

25ナスキーFDのスペックは、インフィニティドライブ、ワンピースベール、アンチツイストフィンが搭載されており、重量もやや軽量化されているようです。

各機能の細かい仕組みは省略しますが、その他の機能は21ナスキーのものが引き継がれると考えられます。

アルテグラに継ぐコスパ最強のナスキーが上位機種の機能を取り入れたことで、大幅な性能アップを図るモデルチェンジになりそうです。

また、26ナスキーは春夏ではなく秋冬の新製品の可能性もありますが、USシマノで発表されたからには日本でもまもなく発表されるでしょう！

ロッド

26ゾディアス

ロッドに関しては、2026年モデルの予想は非常に難しいです。

バスフィッシングで最も可能性が高いのは、ゾディアスのフルモデルチェンジでしょう。

ゾディアスは2020年発売のため、モデル末期に差しかかっています。

また、2024年のポイズンアドレナに初搭載された開口端フルカーボンモノコックグリップが何らかのロッドへ展開されると予想します。

それがゾディアスなのか、エクスプライドなのか、あるいはポイズングロリアスなのかは不明ですが、シマノは新技術を他のロッドへ展開する傾向が強いため、このグリップがどの機種に搭載されるかが注目ポイントでしょう。

その他

その他ではエクスプライドやワールドシャウラリミテッドなどに番手の追加が予想されます。

海水では、ショアアングラーに人気のルナミス、ムーンショット、コルトスナイパーXRあたりが、そろそろモデルチェンジを迎えるタイミングに入っています。

まとめ

2026年に予想されている新製品をまとめると次のようになっています。

• 26アルデバラン
• 26メタニウム
• 26ステラ
• 26ツインパワーSW
• 26ナスキー
• 26ゾディアス

リールやロッドのサイクルは4〜6年が多く、過去の流れから周期がなんとなく予想できますが、フラッグシップ系は大半のリニューアルが終わり、2026年は予想が難しい年だと思います。

解禁は釣りフェスティバルに合わせて2026年1月16日（金）よりシマノ公式ホームページや特設サイトで公開され、シマノのYouTubeチャンネルでも発表されると思いますので待ちきれないです！

何が出るか分からないシマノの新製品、皆さんも予想してみてください。