2018年頃からシマノの最新ロッドに採用され始めている「スパイラルXコア」、今後様々なロッドに採用する可能性があるシマノの最新技術です。
今回はこの「スパイラルXコア」について簡単にご説明したいと思います。
シマノ「スパイラルXコア」とは?
参照元:シマノ|スパイラルXコア
スパイラルXコアは、従来のスパイラルXをブラッシュアップしたブランクスで、東レのカーボンテープを使用し、ネジリ強度最大約10%アップ、つぶれ強度最大約15%アップを達成したものだそうです。
言い換えてみると、スパイラルXを構成するカーボンテープを東レ製の良い素材に変更したことで、強度が増して軽量化にも成功したということです。
スパイラルXコアとスパイラルXの違いは、基本的にカーボンテープが違うのみで、構造はスパイラルXとほぼ同じと思っていただけて良いです。
この記事を書いた時点でスパイラルXコアが採用されているバスロッドはバンタム170UH-SBです。
バスロッド以外ではエクスセンスインフィニティに初採用されてから、カーディフやセフィアなどソルト用のロッドに展開し、定価約5万円以上のフラッグシップモデルが対象となっているようです。
スパイラルXコアが今後バスロッドにも採用されラインナップが増える流れとなると、ワールドシャウラかポイズンシリーズにもスパイラルXコアが使われていくかもしれません。
従来のスパイラルXとどれだけ違うのか、実釣で使ってみないと分からないですが、ロッドの使用感が変わってくると思います。
最後に
シマノは新しい技術を新製品に次々と投入していくので、今後フルモデルチェンジまたはモデル追加されるロッドにスパイラルXコアが順次搭載されていく可能性が高いです。
将来的に高級ロッドはスパイラルXコアが標準となり、ミドルレンジモデルやエントリーモデルはスパイラルX+ハイパワーX、またはハイパワーXのみとなることが予想できますね。
新ロッドにスパイラルXコアが搭載されれば注目度がますます高まっていくでしょう。