20メタニウム

シマノ「20メタニウム」インプレ・レビュー評価!実釣で一日使ってきました!

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待ちに待った20メタニウムMGLが入荷し、早速釣り場で使ってきました!

釣具店で予約したときに注文が多く全員に行き渡るか分からないと聞いていたのと、コロナの影響で遅れるのではと不安でしたが、無事に購入できて一安心です。

一部の間ではブルーギル用と言われているようですけど、ブルーギルには勿体ないくらい素晴らしいリールでした…

今回はそんな大注目の20メタニウムの実釣インプレと、使用感などご紹介しようと思います。

20メタニウムを使用した感想

20メタニウム・19アンタレス

今回20メタニウムを購入した経緯は16メタニウムMGLと入れ替えです。

当方19アンタレスも所有しているため19アンタレスと比較しがちですが、20メタニウムを実際に使ってみて“軽快さ”は19アンタレス超えのリールだと思いました。

飛距離も剛性感も申し分なく、巻物も撃物も全部これでと思えるほどバーサタイル性能の高いリールです。

しかし、巻き心地とパーミングは19アンタレスに及ばず…

20メタニウムは、軽さがもたらす操作性と剛性を両立したリールでした。

20メタニウムのインプレ・レビュー!

20メタニウム

細かいスペックはシマノのホームページに載っていますので省略しますが、特徴だけでも簡単に紹介しておきます。

20メタニウムの特徴

  • コアソリッドボディ採用
  • ナロースプール(MGLⅢ)搭載
  • ブラスギア(真鍮ギア)搭載

簡単に言えば…、バンタムの剛性(コアソリッドボディ)+アンタレスの飛距離(MGLⅢ)+バンタムとアンタレスの巻き心地(ブラスギア)=20メタニウム。

アンタレスとバンタムに搭載された技術が20メタニウムにも搭載されています。

それでいて、価格も3万ちょいで買えて175gという自重のため、コスパ・軽さ・性能すべてを持ち合わせたこれ以上ないスペックですね…

更に細かいスペックや特徴を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ここからは実釣で使用した意見を述べていきます。

デザインはガンメタでかっこいい

20メタニウム

カラーは思っていたより濃いガンメタで塗装もしっかりしている印象です。

ぱっと見て15メタニウムDCにも見えますけど、横からは18バンタムMGLのようなデザインですね。

16メタニウムMGLのシルバー塗装はキズが目立ちやすくあまり好きではなかったので、20メタニウムはキズが目立ちにくくなり、ロッドに載せたときも一体感が出て引き締まった印象です。

ハンドルノブは20SLX DCにも装着されていたスリムノブになっていてとても握りやすかったです。

パーミングしやすいボディと抜群の操作性

20メタニウム

20メタニウムを使って何よりコンパクトなことに驚きました。

手が大きい方は若干握りにくいかもしれませんが、コンパクトになったことで操作性が良く、細かいアクションを付けやすいです。

巻物はもちろんジグ&テキサスやワーミングなど、自からアクションを付けていくルアーに向いていると思いました。

まるでベイトフィネスリールを使ってるかのような感覚ですけど、しっかりとした剛性感があり全く不安は感じられませんでした。

パーミングはまだ慣れていないからか、特に悪いという訳でもなく、めっちゃ良いという訳でもありませんでした…

個人的には16メタニウムMGLか19アンタレスのほうが握りやすいです。

飛距離・キャストフィールは19アンタレス譲り

20メタニウム

MGLⅢスプールが搭載されているだけあって、レスポンスが良く軽い力で非常に良く飛びます。

特に中~軽量ルアーのキャスタビリティは軽快で、19アンタレス同様の伸びのあるフィーリングが堪能でき、思い通りにキャストが決まります。

さすがにベイトフィネスで投げるようなルアーは厳しく、近々発売予定のシャロースプールに期待ですね。

ルアーを狙った場所に送り込めるというのが重要ですので、MGLⅢスプールと軽量コンパクトボディが組み合わさって、どんなキャストでもしやすいです。

巻き心地・剛性感

20メタニウム

ギア素材が超々ジュラルミンからブラスギアに変更されたことで、巻き心地は滑らかでシルキーです。

箱から出したときはグリスが馴染んでなかったのか巻き感が重く感じられましたけど、使っているうちに馴染んで気にならなくなりました。

剛性感はコアソリッドボディの恩恵で、コンパクトながらもカッチリしている印象。

18バンタムMGLのような剛性を感じられます。

20メタニウムを使って気がついた点

気に入った点

20メタニウム・18バンタム

  • 飛距離・巻き心地・操作性など全てにおいて高次元
  • ダイヤルケースのくぼみの角度が前寄りのためダイヤルを回しやすい
  • クラッチレバーが押しやすい

最初のインプレでも書いた通り、飛距離・巻き心地・操作性など、全てにおいて高次元なところです。

また、ダイヤルケースのくぼみの角度が18バンタムMGLより若干前寄りになっています。

18バンタムMGLは上寄りだったので調整しにくかったですが、20メタニウムはロッドに付けたときちょうど親指で触れやすい角度で、ダイヤルを回しやすくなっていました。

20メタニウム

クラッチは少し硬く安っぽい感じがしましたけど、面積が広いことで押しやすくサミングもしやすかったです。

19アンタレスや18バンタムMGLのクラッチは面積が狭く押しにくく感じていましたので嬉しい改善です。

気に入らなかった点

20メタニウム

  • ダイヤルケースが取り外し式で開けにくい
  • メカニカルブレーキが緩い
  • 太い糸には向かない
  • 19アンタレスのMGLⅢスプールと互換性がない

ダイヤルケースが取り外し式で開けにくく、紛失の可能性があり危険です。

僕はボートやフローターでの釣行が多く湖上で開けるときは落とさないように結構気を使いますね…

他にはメカニカルブレーキが緩く、少し触れただけですぐに動いてしまいそうです。

ゼロポジションで使っているとなるべく動いて欲しくないのですが、とりあえず気にせず使っていこうと思います。

また、MGLⅢスプールのデメリットとして目減りが早く太い糸には向かないです。

一番気持ちよく使えるポンド数は10lb〜14lb、16lb以上になると目減りが早く感じますので、バーサタイルリールの中でもベイトフィネスライクなリールですね。

19アンタレスとスプールの互換性はない

MGLⅢスプール

20メタニウムのスプールは19アンタレスで使えるのか検証してみたところ、互換性はありませんでした。

その逆で、19アンタレスのスプールを20メタニウムに装着すると、入るのですがスプールがガタつくので使えません。

ちなみに両方のスプールの重さを比較すると…

20メタニウムと19アンタレスのスプールの重さ比較

20メタニウムが重いという結果となりました。

これは20メタニウムのスプールの内側にサイレントチューンのバネが入っているため、若干重くなっているのではと思います。

総合評価・まとめ

ブラックバス

デザイン ★★★★★
巻き心地 ★★★★☆
剛性感 ★★★★★
価格・コスパ ★★★★★
総合評価 ★★★★★

巻き心地は19アンタレスの方が上でしたので星を1つ減らしました。

20メタニウムのまとめ

  • 軽さがもたらす軽快な操作性
  • 巻物も撃物も全てカバーできるバーサタイル性能
  • クラッチレバーが押しやすく、サミングもしやすい
  • 巻き心地とパーミングは19アンタレスに及ばない

色々書きましたけど、欠点を探すのが難しいほど素晴らしいリールでした…

https://www.instagram.com/p/B96bvEgpDqG/?utm_source=ig_web_copy_link

20メタニウムを使用して早速45アップを釣ることができ、今シーズンのメインリールになること間違いなしです!

今回購入したのはHGモデルですので、XGモデルも近々追加しようと思っています。

購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。

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