20ヴァンフォードを購入して実釣で使ってきましたのでレビューします。
C2000SHGは本来トラウトやアジングなどで使用されることが多い番手ですが、バス釣りでライトリグ専用タックルを1台組もうと思いこの番手を選びました。
当方スピニングリールは19ヴァンキッシュ2500SHGも所有していますので、この記事では上位機種と比較した内容となっています。
20ヴァンフォードを検討されている方がいましたら、購入時の参考にしてみてください。
この記事の内容
結論:コスパと性能を両立した軽量スピニングリール
20ヴァンフォード「2500SHG・C2000SHG」の2台を釣り場で使用しました。
まず始めに使った印象は、どちらも“安いのに軽くて高性能” これに尽きます。
これだけ軽くて機能てんこ盛りのリールが2万前半で買えるとは驚きです!
僕は19ヴァンキッシュ2500SHGも使っているので、下位機種は不満が出るかと思ったら全然そんなことはなく、軽さ・剛性感・巻き心地、全てにおいて価格以上の性能でした。
特に20ヴァンフォードの軽さとレスポンスの良さはライトリグの釣りにメリットがあり、上位機種の19ヴァンキッシュに匹敵する性能を兼ね備えています。
コスパ重視で軽くて高性能なスピニングリールが欲しい!という方は20ヴァンフォード一択ではないでしょうか。
ただ安ければ良いというものではないけど、これで十分と言えるほど良くできたリールだと思います。
スピニングリールの使用頻度が少ない自分でも、買ってよかったと感じさせられました。
20ヴァンフォード インプレ・レビュー!
スペックはシマノのホームページに載っていますので省略しますが、ここからは20ヴァンフォードC2000SHGの使用感を細かく述べていきます。
デザインや外観 | 落ち着いたデザインで悪くない |
---|---|
巻き心地や操作性 | 軽く滑らかな巻き感、操作性抜群 |
キャストフィール | 必要十分 |
剛性感・ドラグ性能 | 剛性は高いがドラグ音がチープ |
デザインや外観
最初見たときは少し安っぽいかな?と思いましたけど、実際に手に取ってみると全然安っぽさはなく、艶が少ない落ち着いたデザインとなっていました。
カラーリングは赤をアクセントとして好き嫌いが別れる配色かもしれませんが、個人的には悪くないですね。
このリールのデザインは組み合わせるロッドで雰囲気はだいぶ変わると思います。
僕はバンタムのスピニングロッドに付けていますけど、ポイズンアドレナやグロリアスなどのカーボンモノコックグリップ搭載のロッドの方が統一感があって見た目は合いますね。
巻き心地や操作性
20ヴァンフォードはクイックレスポンスシリーズにあたり、マグナムライトローターが搭載されているため、巻き心地は非常に軽く滑らかです。
また、マイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブの恩恵もあって、上位機種である19ヴァンキッシュと似たフィーリングを体感することができます。
音については、開封したばかりのとき若干シャリシャリ音が鳴っていましたが、使っているうちに段々と音はしなくなりました。
巻き感が軽いことで操作性も抜群で、繊細さを求められるライトリグの釣りに非常に適しているリールです。
キャストフィール
今回インプレしているC2000SHGは、#2500番から比べるとスプールのストロークが短くなっています。
そのため、ロングストロークスプールの恩恵は感じられませんが、キャスト時の抵抗が少なく必要十分な飛距離が出せました。
#2000番は細系と相性が良いスプールですので、飛距離に関しては全く不満はなかったです。
剛性感・ドラグ性能
C2000SHGの自重はわずか150g、最初は軽すぎて頼りないように思いましたけど、軽さゆえの剛性の弱さは感じません。
定番の番手である2500SHGと比べると劣る気はしますが、小型番手でもそれなりの剛性感があり、負荷を掛けても楽にやり取りできそうです。
ドラグ性能は、まだ魚をかけていませんので何とも言えませんけど、スムーズに回る印象です。
ただドラグ音は少し安っぽい音ですね…
キンキンとした金属音ではなく、プラスチックっぽいパチパチという低価格リールでよく聞く音です。
普通に使う分には何ら問題ありませんが、ドラグにもこだわるなら19ヴァンキッシュに軍配が上がると思います。
19ヴァンキッシュと比較して気になった点
総合的には19ヴァンキッシュの方が若干上ですが、巻き心地・剛性・自重の違いはほとんどなく、使用感に大きな差はないです。
19ヴァンキッシュの廉価版が20ヴァンフォードと言っても過言ではないですね。
ただ、20ヴァンフォードは部分的に樹脂パーツが使われていたり、ベアリングが少なかったり、その辺りの細かい作りが19ヴァンキッシュと違うだけで、普通に使う分にはどちらを買っても後悔することはないと思います。
比較は番手によって多少違ってくるかもしれませんが、迷ったら予算とデザインと必要な番手があるかないかで決めてよいでしょう。
総合評価・まとめ
デザイン | ★★★★☆ 4.0 |
---|---|
巻き心地 | ★★★★☆ 4.0 |
剛性感 | ★★★☆☆ 3.0 |
価格・コスパ | ★★★★★ 5.0 |
総合評価 | ★★★★☆ 4.0 |
このリールを一言で言うなら「コスパと性能を両立した軽量スピニングリール」というのが最大の特徴だと思います。
細かい使用感や剛性感はやはり19ヴァンキッシュに敵わないですが、とは言っても20ヴァンフォードは良くできたリールということは間違いありません。
僕のようにライトリグ専用として導入しても良いですし、旧製品と入れ替えても良いですし、リーズナブルなだけでなく釣果の手助けとなる存在になるはずです。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。
コメント一覧
インプレありがとうございます。気になっていたので、とてもありがたいです。
ヴァンキッシュが欲しいと思っていましたが、半額と考えるとかなりお得ですね!
ちなみに、ダイワのリールは使わないんですか??
>ゆうゆうさん
ヴァンキッシュと検討されていたんですね!
ヴァンフォードの使用感はヴァンキッシュよりも1ランク下ですが、このスペックで半額と考えるとかなりお得感があります。
ダイワのリールは昔使っていた時期もありましたけど、最近は全然使わないですね(^^;
特に理由もなくシマノに特化してしまっています笑
ヴァンフォード見に釣具のわたなべに行ったら、ダイワのバリスティックがセールで23000円ぐらいで売ってたので、リアクションバイトしそうになりました。結局、迷って買えず・・・、また検討します笑
>ゆうゆうさん
わたなべでバリスティックがセールしていたんですね!
バリスティック買うなら少し高くても20ルビアスが良い気がしますけど、ヴァンフォードと迷いますよね(^^;
じっくり検討してみてください!
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