ジャッカルのタックルコンテナショアゲームモデルを購入しましたのでインプレします。
バス釣りのタックルボックスはハードタイプが一般的ですが、収納に限界があったり、色々詰め込むと重くなったり、便利なようで不便な点も多いですよね。
しかし、バッカンタイプなら大容量&コンパクトで重さも軽いため、タックルをたくさん収納しつつ持ち運びにも優れています。
更にロッドホルダー付きのモデルを選ぶとロッドを立てて置くこともでき、非常に使い勝手が良くなっています。
たくさんのタックルバッカンがある中で、今回はジャッカルのタックルコンテナショアゲームモデルを選びましたので、実際の使用感についてご紹介したいと思います。
この記事の内容
タックルコンテナ(ショアゲームモデル)インプレ・レビュー!
ジャッカルのロゴが入ったかっこいいデザイン
まずは見た目から評価すると、全体的にシンプルで無駄のないデザインです。
バッカンタイプのボックスはロッドホルダーやベルトやDカンなど、装備品が多いとごちゃごちゃしがちですが、このタックルコンテナはそれぞれの配置が上手くまとめられています。
個人的に見た目も結構重要なポイントですのでかなり気に入っていますね。
そして2021年新色のアーミーグリーンは思っていたよりも明るいグリーンでフィールドにもマッチします。
ロッドを2本収納できるロッドホルダー付き
ショアゲームモデルにはロッドホルダーが2つ装着されています。
近年バッカンタイプのタックルボックスはロッドホルダー付きが多く、ロッドホルダーが無かったらこのボックスは選んでなかったですね。
釣り場でロッドを立てて置けないと踏まれてしまったり事故の元ですので、ロッドホルダーがあると何かと重宝するものです。
また、ロッドホルダーの差込口は広く深さもあまり無いため、グリップエンドが長いロッドを立てると少し不安定です。
この辺はメイホウのランガンシステムボックスに装着するロッドスタンドの方が圧倒的にホールド力が上ですね。
バッカンとは思えない剛性感
このタックルコンテナはバッカンタイプとは思えない剛性感があります。
側面の素材は厚く頑丈でたわんだり曲がったりすることはほとんどありません。
また、蓋もプラスチックでしっかりした作りになっていますので、ひっくり返したとしても蓋を閉じていれば中身が外に出ることはないです。
さすがに重いものを乗せたりすることはできませんが、必要十分な耐久性を備えていますので、磯でも川でも堤防でも安心して持っていけますね。
タックルポーチで自由度の高い収納が可能
コンテナ内部にはトレーが内蔵されています。
しかし、それ以外は仕切りもなく完全に筒抜け状態ですので、入れ方を工夫しないとバラバラした収納になってしまいます。
そんなときに役立つのがジャッカルから発売されているタックルポーチです!
タックルポーチはSとLの2種類があり、ショアゲームモデルにはSが4つ(トレーを使うと3つ)入る仕組みになっています。
タックルコンテナを買うときはタックルポーチも購入した方が自由度の高い収納が可能になりますので是非おすすめです。
僕はタックルポーチを1つ購入して、その中にワームを入れて使っていますが、もっと細かく分けたくなったらもう1つ追加しようと考えています。
タックルコンテナの概要
タックルコンテナは淡水海水問わずに様々なシチュエーションに対応できるタックル収納バッグです。
2019年に「ブラック」が発売され、2021年に「グレー/ブラック」と「アーミーグリーン」が追加されました。
ショアゲームモデルはバス釣りやエリアトラウトなど、岸釣りにおいて持ち運びに便利なコンパクトモデル。
ボート&カーモデルM・Lサイズは、ボートや車などに大容量のタックルを持ち込むことができ、遠征などでまとめて持ち運びたいときにも役立つ仕様となっています。
スペック表
製品名 | カラー | サイズ | 定価 |
---|---|---|---|
タックルコンテナ ショアゲームモデル | 3 | D:240mm×W:340mm×H:260mm | 11,880円(税込) |
タックルコンテナ ボート&カーモデルM | 3 | D:300mm×W:500mm×H:260mm | 12,320円(税込) |
タックルコンテナ ボート&カーモデルL | 3 | D:300mm×W:500mm×H:300mm | 15,180円(税込) |
カラーラインナップ
- ブラック
- グレー/ブラック
- アーミーグリーン
※全3色(2021年9月時点)
タックルポーチを活用した収納方法
ここからはショアゲームモデルとタックルポーチを活用した収納方法を解説したいと思います。
今回はバス釣り用に購入しましたので、他魚種の方は参考程度にご覧ください。
ハードルアー
メイホウのツールケース「VS-3010NDM」や「VS-3010NDDM」がジャストフィットします。
それぞれのケースに小分けにして入れるとかなり大量のルアーを収納でき、おかっぱりでは十分過ぎる容量です。
また、ボート釣行にも余裕で対応できるほど収納力がありますので、10ftクラスの狭いジョンボードやレンタル艇に持ち込む場合は、ボート&カーモデルM・Lよりもショアゲームモデルが合っている気がします。
ソフトルアー
ワームは全てタックルポーチSに入れています。
1つのポーチに10〜15パックくらい入りますが、たくさんワームを持ち運びたい方はやや容量不足になるかもしれません。
シャッドテールワームなどのブリスターパックはさすがに入らないため、タックルコンテナにそのまま詰め込むようになります。
小物
内蔵トレーにはハサミやプライヤーや小物などよく使うものを入れておくと、すぐに取り出したいときに便利です。
今回は一例ですが、かなり自由度が高いボックスになっていますので、ご自身で入れ方を工夫してカスタムされると良いでしょう。
タックルコンテナの欠点やデメリット
タックルコンテナはとても便利なボックスですが、いくつかデメリットがあります。
- 価格が高い&どこでも売ってない
- バッカンタイプのボックスにしては重い
- ベルトが取り外しできない
- ハンドル(取っ手)が無い
まず価格が1万越えとバッカンタイプのボックスとしては非常にコスパが悪いです。
最近では5,000円くらいでもロッドホルダー付きのモデルが買えますので、余程理由がない限りジャッカルを選ぶメリットは少ないです。
また、受注生産のため数が少なく、入荷されれば早い段階で売り切れてしまうほど人気があります。
そして、バッカンタイプのボックスは軽いと思われがちですが、タックルコンテナは作りがしっかりしている分、空の状態でもやや重く感じます。
他には、ベルトが取り外しできなかったり、ハンドルが無かったり細かな欠点はありますけど、価格さえ妥協できればかなり優秀なボックスですね。
まとめ
今回はタックルコンテナショアゲームモデルについて解説しました。
ロッドホルダー付きでデザインも収納力も剛性感も抜群のタックルボックスです。
バッカンタイプとしては高価ですが値段に見合う品質ですので、ジャッカルファンや高品質なボックスが欲しいという方におすすめできる製品だと思います。
検討されている方はこの記事を参考にしてみてください。