レイドジャパンのオサカナスライド170を使ってきましたのでインプレします。
江口俊介プロ監修のスイムベイトが先日発売されました。
レイドジャパンにはオサカナスイマー145・125がありますが、それと似て非なるタイプのスイムベイトとなっており、S字やドッグウォークまで幅広いアクションが可能になっています。
この記事ではオサカナスライド170の使用感を交えながら、使い方やタックルについて解説していきます。
オサカナスライド170のインプレ
オサカナスライド170を釣り場で使った印象としては、抜群の安定感と様々なアクションに対応していることですね。
ゆっくり巻くと綺麗なS字を描き、早く巻いても泳ぎが破綻することはありません。
アクションを加えると水中ドッグウォークやテーブルターンを簡単に演出することができ、難しいロッド操作を必要としないです。
この安定感は、内部の浮力体のバランスが良いからだと思いますが、どんなリトリーブ速度でもバランスを崩す事なく、自在にアクションを付けられるのがオサカナスライド170の最大の良さですね。
オサカナスイマー145・125はナチュラルに誘うルアーだったのに対し、今回のオサカナスライド170は派手なアクションで魚を寄せるルアーでしたので、こちらの方が使いやすいと感じられるはずです。
気になっていた耐久性は、すぐに裂けたりしないか心配でしたが、思ったよりも丈夫な作りです。
ヘッドにはチューブが埋め込まれており、その中にラインを通してフックに結ぶ構造ですので、相当使い込まない限り使えなくなることはないでしょう。
デカバスがヒットしたときはオサカナスライド170からフックが外れる場合が多いので、激しいファイトでもルアーへのダメージが少なく、振り回されてバレる心配がないのは意外なメリットでした。
シャッドテール系のスイムベイトとは全く異なる使用感でしたが、S字系ビッグベイトの感覚で使えるため、誰でも扱いやすいスイムベイトです。
オサカナスライド170の概要
オサカナスライド170はオサカナスイマーの新バージョンとなるスイムベイトです。
ジョイント部分の前方と後方に浮力体が埋め込まれており、水中できれいな水平姿勢を保つことができます。
また、フックはアシストフックが標準搭載され、バラシ軽減やフッキング率を高めます。
アクションはS字アクションや水中ドッグウォークも可能で、ロッドワークによるアクションで誘えるのがオサカナスライドの最大の特徴です。
スペック表
サイズ | 170mm |
---|---|
タイプ | フローティング |
重さ | 46g |
定価 | 2,200円(税込) |
発売日 | 2023年9月27日 |
カラーラインナップ
- OSL01.THE BAIT
- OSL02.HUSTLER
- OSL03.AYU
- OSL04.GOLDEN MAGIC
- OSL05.PINK TRICK
- OSL06.PEARLY CHART
※全6色(2023年9月時点)
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使い方・アクション方法
使い方は「ただ巻き」「トゥイッチ」「デジ巻き」など様々なアクションに対応しています。
ただ巻きでS字に泳がすだけでも十分釣れますが、場所によってはロッドワークによる操作を取り入れます。
例えば、バッウォーターなど流れの中を高速で巻いてリアクションバイトを狙ったり、ストラクチャー周りではトゥイッチやデジ巻きで首振りさせてネチネチ誘います。
また、シャローではボトムジャークで見えバスにアピールするのもかなり効く使い方です。
更にソフトベイトのメリットとして、スキッピングでオーバーハングの奥にも入れることが可能です。
ハードベイトよりも汎用性が高いルアーになっていますので、フィールドの状況に応じて使っていくと良いでしょう。
タックルセッティング
タックルはMH〜Hクラスのベイトロッドにハイギアのリールを使用します。
オサカナスライド170のウェイトは46gと比較的軽いため、無理のない範囲ならMクラスでも投げられますが、ビッグベイト用のタックルを使用された方が安心でしょう。
リールはノーマルギアでも問題ありませんが、ロッドワークによる操作を頻繁に行う場合はハイギアの方が向いています。
ラインはフロロ16〜20lbが適正範囲です。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はオサカナスライド170についてインプレしました。
オサカナスライド170の使用感をまとめると、どんなリトリーブ速度で巻いてもバランスを崩すことなく、様々なアクションに対応し綺麗なS字で泳がすことができる安定感抜群のスイムベイトです。
シャッドテール系のスイムベイトよりも多彩なアクションが出せて、魚を寄せて食わせたいときにおすすめできるルアーだと思います。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。