ジャッカルのマエコン180SFを使ってきましたのでインプレします。
ジャッカルから新しい首振り系のジョイントベイトが発売されました。
マエコンはモノフレックスジョイントシステム搭載により、同ジャンルのルアーの中では特に首振りさせやすく、移動距離を抑えたドッグウォークができる設計になっています。
この記事ではマエコンの使用感を交えながら、使い方やタックルについて解説していきます。
この記事の内容
マエコン180SFのインプレ
究極のドッグウォークアクションを演出
実際に釣り場で使った印象としては、ドッグウォークアクションがとにかく優秀です!
適当な力加減でも、風が強くても、ロッドを軽く振るだけで簡単にドッグウォークしてくれますので、誰でも使いやすいルアーに仕上がっています。
首振り系はブラストボーン・タイニークラッシュ・HOOなど数多くありますが、マエコンはその中でも特に首振りさせやすく、僕が色々使った中では一番しっくりきました。
また、短い移動距離でドッグウォークさせられるため、より障害物に絡めた誘いができます。
そして、ただ巻きでも使うことができたので、ピンスポットの攻略だけでなく、意外と広範囲で使えるのがマエコンの良さですね。
画期的なジョイントシステム
マエコンの首振りのさせやすさは、スイベルで連結された「モノフレックスジョイントシステム」にあります。
ジョイントの可動域が広く、テール側はほぼフリーの状態なので、かなり艶かしい動きが出せます。
また、首振り系のルアーってウェイト調整が大事ですが、マエコンはノーマル状態でもよく潜りレンジキープしやすい印象でした。
表層でドッグウォークさせたい場合は優しくアクションさせないとすぐ潜ってしまうのが欠点ですけど、ウェイトを貼らなくても適度に潜ってくれるでそのまま使うことができます。
ドッグウォーク系の釣りが好きな方や気になっている方は是非使ってみてください。
マエコン180SFの概要
MONO Flex Jointが実現する、時差式ロールアクション
■MONO Flex Joint System -モノフレックスジョイントシステム-
前方ボディの自由度が高まることでアクションレスポンスを飛躍的に向上させると共に、後方ボディが遅れてアクションする時差式ロールアクションとピンスポットでの誘いを実現。また、ストレートリトリーブ時における生き生きとしたアクションを手に入れました。■極まる点の誘い
アクションを入力すると、前ボディはレスポンス良く動き出し後方ボディは遅れてアクションを開始。後方ボディがブレーキの役割を果たし、移動距離の少ない点での誘いを可能にします。アクションの入力可能領域を広く設定できるバランスを追求。弱いアクションに対して機敏に反応し、強いアクションに対してはアクションが破綻しにくい設計です。■ストレートリトリーブ
ただ巻きにおいてはマグナムクランクのような使用感で力強いウォブルアクションを発生させます。モノフレックスジョイントシステムにより前後のボディの自由度が高まったことにより、サイズ感からは想像できない軽快な巻き心地を実現しました。
スペック表
MAEKON 180SF | MAEKON Jr SF | |
---|---|---|
サイズ | 180mm | 150mm |
タイプ | スローフローティング | スローフローティング |
重さ | 1.7oz class | 1oz class |
フックサイズ | フロント・リア #2 | フロント・リア #4 |
定価 | 5,280円(税込) | 4,950円(税込) |
発売日 | 2023年11月16日 | 2024年2月22日 |
カラーラインナップ
- 新春サンライズゴールド
- 新春シブ銀チャートSP
- ブリンクブラウンシャドー
- RTマットボラパール
- シークレットマットホワイト
- ガンメタハス
- スラッシュシルバーサンフィッシュ
- スラッシュシルバーピンキーチャート
- RTフレッシュアユ
- グリッターワカサギ
※全10色(2023年11月時点)
関連動画
使い方・アクション方法
マエコンの使い方は主に以下の通りです。
- ドッグウォーク
- ただ巻き(ストレートリトリーブ)
基本的には、バスが付いていそうな場所で水中ドッグウォーク、広範囲を探るときはただ巻きで使います。
水中ドッグウォークはピンスポットを探ることができるため、ストラクチャーやカバーの近くを丁寧に探りたいときに効果的です。
一度投げてバイトがなくても、何度か投げていると食ってくる可能性もありますので、じっくり探ること意識して使うと良いでしょう。
また、マエコンはただ巻きにも対応しており、サーチベイト的に広範囲を探ることもできます。
ドッグウォークに特化しつつ、ただ巻きでは力強いウォブリングで広範囲にアピールできますので、フィールドの状況に応じて使い分けてみてください。
タックルセッティング
タックルはHクラスのビッグベイト用のロッドにハイギアのリールを使用します。
マエコンのウェイトは1.7oz(約48g)、MHクラスでも投げられますがビッグベイト用のタックルを使用された方が安心でしょう。
リールはノーマルギアでも問題ありませんが、ドッグウォークを頻繁に行う場合はハイギアの方が向いています。
ラインはフロロ16〜20lbが適正範囲です。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はマエコンについてインプレしました。
使用感をまとめると、首振りさせやすく移動距離を抑えた誘いが可能で、ドッグウォークアクションを極めたルアーと言っても過言ではありません。
この手のルアーは数多くあるため、マエコンだから釣れるとは限らないかもしれませんが、ベイトサイズや使うレンジなど状況によって他のルアーと使い分ければ、いい釣りができるのではないかと思います。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。