ジャッカルのドリフトクラブ45を使ってきましたのでインプレします。
バス釣りで使われる甲殻類系のワームと言えばザリガニやエビが一般的ですが、ジャッカルから蟹をモチーフとした新しいタイプのワームが発売されました。
その独特の形状から、蟹ワームって本当に釣れるの?使用感が知りたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ドリフトクラブ45のインプレを交えながら、リグやセッティング方法について解説していきます。
ドリフトクラブ45のインプレ
バス釣りをしているとサワガニやモズクガニを時々見かけますよね。
ベイトフィッシュは魚やエビ以外に蟹もターゲットの一つで、僕自身もバスを釣った後に蟹の足が喉の奥から見えていたことが何度かあり、以前から蟹ルアーの可能性を感じていました。
ドリフトクラブはルアーではなくワームでしたが、実際に購入してみると想像よりもボリューム感があって、これで釣れれば間違いなくデカイと思える蟹ワームに仕上がっています。
動きは以下の動画の通り、左右に装着された複数の足が艶かしく動き、本物の蟹が歩いているかのように見えます。
素材が柔らかいですのでリグによっては千切れやすいものの、食い込みは良さそうでした。
今回はカニヘッドワッキーに重めのジグヘッドを用いて使いましたが、両足がブレーキをかけて移動距離を抑えたアピールが可能です。
個人的にはスピニングで投げれるサワガニサイズもあると面白いなと思いましたけど、ドリフトクラブは対デカバス用の蟹ワームと言った感じで特化した使い方ができそうです。
どんなフィールドでも使える訳ではないかもしれませんが、特に蟹が多いフィールドで使用してみたいワームですね。
ドリフトクラブ45の概要
ドリフトクラブ45は蟹をイミテートしたバス釣り用のソフトベイトです。
以前話題になっていた加木屋プロのRVドリフトクローを2つ繋げて使うカニチューンが、ドリフトクラブという名で製品化されたものです。
スペック表
サイズ (本体/テール含む全体) |
45mm/145mm |
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重さ | 約11g |
カラー | 8色 |
定価 | 880円(税込) |
発売日 | 2021年5月14日 |
フックサイズ
マス針 | #1/0〜#2/0 |
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オフセットフック | #2/0 |
関連動画
使い方・おすすめリグ
ドリフトクラブは様々なリグに対応しています。
- カニヘッドワッキー(ジグヘッドワッキー)
- ノーシンカーワッキー
- リーダーレスダウンショットリグ
- フリーリグ
- ノーシンカーリグ
- テキサスリグ
この中で最も万能なリグはカニヘッドワッキーです。
使い方はジグヘッドワッキーと同じく真ん中にちょん掛けして、注意点としてはボリューム感があるワームなのでやや重めのジグヘッドを使います。
今回はこのリグに絞って使い方を解説していきます。
カニヘッドワッキー
用意するもの
ジグヘッドの種類はインチワッキーキングコブラのガード付きモデル、ウエイトは0.9g〜3.5gを水深によって使い分け、基準は2.7gくらいがベストです。
インチワッキーはノーマルでも構いませんが、フックサイズがやや小さく感じるかもしれません。
使い方は基本的にフォールまたはズル引きです。
キャスト後はそのままボトムまでフォールさせて、底の様子を感じ取りながらスローにズル引きしたりボトムバンピングさせて誘います。
途中で障害物に触れたらロッドを立てて障害物を交わし、またフォールさせてズル引きを繰り返します。
水深がある場所ならリーダーレスダウンショットリグやテキサスリグの方が扱いやすく、カニヘッドワッキーはあくまでカバーや浅い場所で効果的な釣り方です。
ドリフトクラブは釣り場の状況に合わせたリグを選ぶことが大切です。
タックルセッティング
ドリフトクラブは単体でも約11gもの重さがあり、やや比重が高い部類に入ります。
ボトムやカバーの釣りが多くなることから、ロッドはMHクラスの撃ち物に適したものを選び、リールはハイギアにフロロ14〜16lb辺りが最適です。
リグによってタックルは多少違ってくるかもしれませんが、ガチガチのロッドではなく適度にしなやかさと感度を兼ね備えたロッドが飛距離を出しやすいでしょう。
まとめ
今回はドリフトクラブについて解説しました。
バス釣りで蟹の形をしたワームはほとんど無く、面白いところに着目してきた製品だと思います。
普通のワームで反応が鈍い場所や蟹が多い釣り場では特に効果的だと思いますし、使い方次第で切り札的な存在になることは間違いなさそうです。
これからドリフトクラブを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。