グリッチオイルの「パッシブ」を使ってみましたのでインプレします。
リールメンテナンスに使うオイルは純正からサードパーティー製品まで様々な種類があり、どれを選んだら良いか迷いますよね。
僕は今まで純正オイルが一番と思っていたのですが、グリッチオイルのパッシブを使用してからオイルの重要性を改めて実感しました。
この記事では、パッシブのインプレに加えて使い方や用途も解説していきます。
この記事の内容
グリッチオイル「パッシブ」インプレ
回転性能が向上して飛距離アップ
シマノの純正オイルを比べるとパッシブは非常に良く回ります!
粘度が低いからだと思いますが、結構サラサラながらベアリングにしっかり絡みつき、ベアリングを保護しているような感覚です。
それでいて、少々多めに添加しても回転が良くキャストの後半に伸びが感じられるようになり、少し飛距離がアップしたように思いました。
耐久性や持続性も問題なし
パッシブを20メタニウムHGに使用して1ヶ月使い込んでみましたが、オイルが切れたりフィーリングに違和感を感じることなく使えています。
僕は月に1回はスプールベアリングのオイルを脱脂して、新しいオイルに塗り直していますけど、これだけ持てば十分だと思いました。
また、パッシブは持続性が高く一度塗るとかなり長持ちします。
持ちが良いとメンテナンス頻度が減るのは良いですが、グリッチオイルを使いたくても使う機会が少なくなるのが悩みの種です笑
滑らかなキャストフィールが堪能できる
回転が良くなったと同時にキャストフィールも滑らかになりました。
今回はスプールベアリングだけに使いましたので巻き心地はほぼ変わりませんが、キャストしたときは気持ちよくルアーが飛んでいきます!
これ以上粘度が低いと暴走気味になってしまいそうですので、僕の用途ではこれくらいの粘度がちょうど良かったです。
キャストフィールが滑らかになったことでキャストにも集中できるようになり、自然とキャスト精度が上がったように感じます。
パッシブの概要
GLITCH OIL独自のベースオイルに特殊潤滑剤、防錆剤をさらに強化し、潤滑性共にトップレベルで尚且つ激しい摩耗にも耐え、潤滑性能及び回転性能が向上し摩擦を最大限回避させ同時に防錆被膜を生成し潤滑と防錆の両立した万能オイルです。
スペック表
品名 | パッシブ |
---|---|
粘度 | 15 |
種別 | ミニチュアベアリング用メンテナンスオイル |
容量・カラー | 15ml・ネイビー |
容器 | PETスポイト付容器入 |
価格 | 3,300円(税込) |
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パッシブのおすすめ用途
- スプールベアリング
- ラインローラー
- ハンドルノブベアリング
- スプールシャフト等
パッシブが使える部分は以上の4点です。
ベイトリールでは飛距離を目的としたリールやベイトフィネスリールに使用すると特に効果を発揮できます。
スピニングリールではラインローラーにもおすすめ!
ラインローラーは外から水が侵入しやすく錆びやすい部分ですので、防錆性能が高いパッシブが向いています。
他にはハンドルノブベアリングやスプールシャフトなどにも効果が見込めます。
パッシブの使い方
使い方はベイトリールかスピニングリールかで違ってくると思いますが、基本的にはリールからベアリングを取り出してパーツクリーナーで洗浄し、オイルを1滴垂らすだけでOKです。
取り外しが困難なベアリングについては、簡易メンテナンスでそのまま注油しても大丈夫です。
ただ、グリッチオイルのボトルキャップのスポイトは先端が大きく、細かい場所に注油するには向いておりません。
その場合はオイルスポイトを使い、必要量だけのオイルを吸い取って注油すると作業がしやすくなります。
まとめ
パッシブを使用したら新品に戻ったように回るようになったのは驚きでした!
あまりにも良かったのでグリッチオイルの他の種類を追加購入しましたが、ベアリング類はパッシブだけでほぼ事足りることが多いです。
本当はリールによってオイルを使い分けるのがベストでしょうけど、万能に使えるパッシブは1本持っておいて損はないと思います。
グリッチオイルを検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。