レイドジャパンのマスタージグを使ってきましたのでインプレします。
以前からレイドジャパン関連の動画やプロスタッフのSNSなどで紹介されていた、マスタージグがついに発売されました。
近年ラバージグは出尽くしたと思えるほど各メーカーから様々なジグが発売されていますが、そこに割って入ってきたのがマスタージグです。
この記事では、マスタージグのインプレを交えながら、おすすめのトレーラーワームや使い方について解説していきます。
この記事の内容
マスタージグのインプレ
良くも悪くもオーソドックスなジグ
マスタージグはラバージグとしての機能を高次元に満たしています。
このジグで良いと思ったところは、ブラシガードが程よい弾力と長さがあり、複雑なカバーに入れてもブラシが弾いて根がりしにくくすり抜けも良い点ですね。
スカートの本数は少なめに思いますが、スイミングで使うことも考慮するとこれくらいがちょうどいいと思いました。
フックはテフロンコーティング特注フックを採用しているとのことで、フッキングはいいけど耐久性が少し弱いです。
手で曲げるとフックがたわむので折れることは稀だとしても、伸びることはあるかもしれません。
ラバージグはヘッド形状、ウエイト、スカートなど、言い出すとキリがないくらい無限の組み合わせがあり、マスタージグはそれら全てをバランス良くまとめたジグですね。
バリエーション豊富なウエイト
マスタージグは7g〜18gまで5つのウエイトが用意されています。
OSPのゼロワンジグと似たラインナップですけど、マスタージグには更に重い18gがあります。
18gを使う人は少ないと思いますが、用途としては水深のある釣り場でディープを探ったりパンチングしたり、超ヘビーカバーにも対応するウエイトですね。
すり抜けが良いアーキーヘッド形状
ヘッドはすり抜けが良く、アイの角度も斜め上を向いているため、複雑なカバーに入れても根掛かりしにくい設計になっています。
また大きめの横アイですので太いラインでも結びやすくなっていました。
ジグのサイズ感もちょうど良く、様々なトレーラーワームと合わせやすいサイズです。
他メーカーのジグはサイズが極端なことが多く、トレーラーワーム選びに悩むことがあったので、個人的には理想的なサイズのジグでした。
マスタージグの概要
マスタージグはレイドジャパンからリリースされた、江口俊介プロ監修のフルサイズカバージグです。
バランスが良いヘッドを搭載し、ガード・フック・スカートの各パーツを細かく見直して、スナッグレス性能とフッキング性能を両立しています。
カバー攻略だけでなく、ボトムバンピングやジグストやスイミングなど、オープンウォーターの釣りにも対応でき、トータルバランスに優れたラバージグです。
スペック表
カラー | 8色 | |
---|---|---|
重さ | 7g / 9g / 11g | 14g / 18g |
定価 | 600円(税抜) | 700円(税抜) |
発売日 | 2020年9月24日 |
カラーラインナップ
- MJ01-BLACK
- MJ02-BLACK-BLUE
- MJ03-BLACK-BROWN
- MJ04-GREENPUMPKIN
- MJ05-DARK-CINNAMON-BLUE-FLK
- MJ06-GURIPAN-CHART
- MJ07-ORANGE-PUNCH
- MJ08-TENAGA-EBI
関連動画
おすすめのトレーラーワーム
レイドジャパンのジグということで、トレーラーワームもレイドジャパンと相性が良いです。
ここからはレイドジャパンのワームでマスタージグにおすすめのトレーラーワームをご紹介していきます。
- エグチャンク 4インチ・3.5インチ
- ビッグ2WAY
- バトルホッグ 3.8インチ
エグチャンク 4インチ・3.5インチ
エグチャンクはマスタージグのためにあるワームと言っても過言ではありません。
写真はマスタージグ9gにエグチャンク3.5インチを装着していますが、4インチでも合います。
3.5インチは基本的にカバー撃ちで使用し、濁りが強い状況など更にボリューム感を出したいときは4インチを使うと良いでしょう。
エグチャンクは人気でなかなか手に入らないかもしれませんので、類似ワームとしてはエバーグリーンのキッカーバグ4インチもおすすめです。
ビッグ2WAY
ビッグ2WAYはジグやチャターのトレーラーワームとしても使えます。
チャンク系やクロー系よりも水噛みが少なく、水中でスピード感のあるアクションを出すことができ、早いテンポで撃っていく釣りに向いています。
トレーラーワームがビッグ2WAYじゃないといけないという状況はあまり無いと思いますが、見慣れないシルエットがデカバスの好奇心を煽ります。
バトルホッグ 3.8インチ
ラバージグに代表的なトレーラーワームとしてクロー系があります。
レイドジャパンの中でクロー系と言えばバトルホッグがおすすめで、バトルホッグ3.8インチがマスタージグにジャストサイズです。
クロー系はカバー撃ちを基本として、ボトムバンピングやズル引きで使用します。
他にクロー系と言えば、ドライブクロー4インチやエスケープツインなども良いですね。
今回はレイドジャパンのワームに特化して紹介しましたが、トレーラーに使えるワームはたくさんありますので、ご自身の気に入ったワームを見つけて使用してみてください。
タックルセッティング
マスタージグはウエイトが豊富ですので、使うジグの重さでロッドパワーが少し違ってきます。
例えば、7g〜9gならMHパワーのロッドにラインはフロロ14lb〜16lb、11g〜18gはHクラスにフロロ16lb〜20lbとなります。
11g以上のウエイトはトレーラーワームの種類によって重くなりがちなので、デカバスがきてもカバーから引っ張り出せるようにパワーのあるタックルが望ましいです。
リールは撃ち物を想定してハイギアかエクストラハイギアなど、ギア比が高いものが最適です。
まとめ
マスタージグは総合的に見て普通のジグだけども、ラバージグというジャンルのど真ん中を突いてきた製品ですので、どんなシチュエーションでも対応できます。
オールラウンドを追求しつつカバーに強い点がマスタージグの良さなんだろうと思います。
たくさんの種類のジグがある中で、カバーに強いラバージグと聞かれたら、真っ先にマスタージグと答えますね。
これからマスタージグを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。