皆さん釣りをしていて蚊やアブなどの虫が寄ってきて困った経験はありませんか?
僕は釣りで山の中に行くことが多く、顔まわりに付いてきて離れない虫や蚊に頻繁に刺されたり…、時にはハチに追いかけられてヒヤッとした経験が何度もあります。
いつも市販の虫除けスプレーを持ち歩いているのですが、使った直後は良くても継続的な効果は見込めません。
そんなときに、巷で話題になっている虫除けグッズ「おにやんま君」を購入してみましたので、実際に釣りで使用した感想をご紹介します。
おにやんま君レビュー!気になる効果は?
結論から言いますと、おにやんま君は確かに効果はありますが効き具合は微妙です。
ここ1ヶ月くらいおにやんま君を付けた帽子を被って釣りしていましたが、寄ってくる虫が少なくなった気がします。
しかし、全くいなくなるという訳はなく、コバエや蚊が顔の周りに寄ってきてはいなくなりを繰り返していました。
恐らく、おにやんま君が見えていないからでしょうけど、少なからず効果はあるようです。
あくまで体感ですので効果を示せるものではなく、場所や時間帯でも変わってくるかもしれません。
個人的におにやんま君はお守り程度で「キンチョール」を使ったときの方がよっぽど強力でした…
以上のことから、おにやんま君と他の虫除けスプレーを併用して使うのが良さそうです。
おにやんま君とは?
おにやんま君は日本最大のトンボとして知られるオニヤンマを模型として作られた虫除けグッズです。
オニヤンマが捕食している餌は虫であり、蚊やアブや蜂などの虫はオニヤンマが天敵なため周辺に近寄らないとされています。
そんな虫の本能を利用して開発されたのが「おにやんま君」なのです。
2019年頃から流行り始め、釣りはもちろんキャンプ・登山など、アウトドアでの虫除け対策として注目を集めています。
ブランド・製造元・種類について
おにやんま君はMSY(M&M・SUNLINE・YOU-SHIの3社の釣具メーカー)が企画・販売し、製造元の会社が「アクト」になります。
そして、おにやんま君は4種類のタイプがあります。
僕は釣りで帽子に付けて使うため「安全ピン取り付けタイプ」を選びました。
また、品薄が続いている関係でDIYでおにやんま君を自作する人も増えており、ネットで調べると皆さん様々な工夫を凝らして作られています。
取り付け方法・使い方
使い方はとっても簡単で帽子や服など安全ピンが付けられる場所やストラップで吊せる場所に取り付けます。
釣りに使うならやはりどこでも付けられる安全ピンタイプがよく、帽子以外にライフジャケットやバッグに取り付けても良いかもしれませんね。
あまり高いところだと足元まで効果がなかったので、おにやんま君を複数個用意して帽子とバッグに付けるとより効果的な気がします。
取り付ける場所のポイントとしては、虫の視界に入る位置に吊るすと良いです。
おにやんま君のメリット・デメリット
ここからはおにやんま君のメリットとデメリットをご紹介していきます。
メリット
- 虫が寄ってこなくなる
- 虫除けスプレーより価格が安く半永久的使用可能
- 畑仕事やアウトドアなど様々な用途で使える
最大のメリットは虫が近寄ってこなくなるということですね。
虫のDNAにはオニヤンマがヤバイ奴としっかり刻み込まれていますので、作り物だったとしても本物と勘違いして寄ってこなくなります。
また、虫除けスプレーや蚊取り線香のように薬剤も火も使わず消耗するものではないので半永久的に使うことができ、価格も安く非常にお手頃です。
そして、アウトドアから外仕事はもちろん日常シーンでの虫除けグッズとして使用できる点も良いですね。
デメリット
- 過信は禁物です
- 夜間の効果は期待できない
- 人気でなかなか手に入らない
おにやんま君を付けているからと言って虫が全くこなくなる訳ではありません。
蚊やハエならまだしもスズメバチとかになると非常に危険ですので、常に周囲に気を配るようにした方が良く過信は禁物です。
また、夜は見えづらくなるため効果は期待できないそうです。
夜行性の虫は人には見えない紫外線を頼りに飛んでいるので、光を放たないおにやんま君は完全にスルーされることでしょう。
おにやんま君の入手方法はアマゾンや楽天や釣具店でも購入できますが、時期によっては売り切れでなかなか買えないときがあります。
僕は釣具店で購入できましたが、通販で在庫がない場合はメルカリやヤフオクでも安く売られています。
まとめ
快適に釣りをするために虫対策は必要不可欠ですよね!
特に夏は釣り場も駐車場も虫だらけで、虫がまとわりつく状況になることも多く、なかなか逃れることができません。
僕の結論としては速効性は殺虫剤が最も効果的でしたが、持続性や手軽さではおにやんま君に軍配が上がるかと思います。
釣りやキャンプや登山などで山に行かれることが多い方は一つ持っててもいいかもしれません。
気になっていた方はぜひ一度お試しください。