オプティマバッテリーをボートで半年間使ってみた結果をレビューします。
今までACデルコのボイジャーバッテリーを使っていましたが、パワーダウンが早く寿命が短いのが唯一の悩みでした。
近年話題のリチウムイオンバッテリーは高くて買えないので、もう少し安く寿命の長いバッテリーを探していたところオプティマバッテリーを見つけ導入してみました。
結果、重量など気になる点はありますけど快適に釣りができるようになり、ボイジャーバッテリーと比べて圧倒的な性能差を感じます。
この記事では、オプティマバッテリーをインプレしつつ、色の違いやメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
この記事の内容
オプティマバッテリーのインプレ
最後までパワーが持続して長時間使える
オプティマバッテリーの最大の良さは長時間持つことですね!
ボイジャーのようにパワーダウンして遅くなることがほとんどなく、バッテリーの容量をあまり気にせず丸一日釣りができます。
今回導入した「D1400M」はボイジャーの「M31MF」に相当するモデルですので、以前使っていた「M27MF」より持つのは確実ですけど、ボイジャーで朝から釣り始めて昼過ぎにはパワーダウンしていたのが、オプティマに変えたら夕方になってやっとパワーダウンを感じるようになります。
パワーダウンしたとしても進まなくなることはなく、エレキのパワーを上げればまだまだ釣りができる程度です。
風やダムか川など状況で違ってくるかもしれませんが、10時間近くエレキで動き回ってもなかなか減らないので、バッテリーの悩みが大幅に軽減されました。
濡れてもOK、寿命も長そう
次にオプティマバッテリーは濡れても大丈夫なのと寿命も長いです。
釣りをしていると湿気や突然の雨に見舞われるとこがあり、完全防水仕様のオプティマバッテリーなら安心感があります。
また、寿命も半年使っただけでは全く弱る気配がなく、今後どれだけ長持ちするのか気になるところですね。
今までボイジャーを3年おきに買い換えていましたので、ボイジャーは約13,000円に対してオプティマは最安で約36,000円、オプティマが9年以上持てばボイジャーを買い換えた時との差額分を相殺できます。
充電器も考慮するとボイジャーより高いですが、長時間パワーが持続すると考えるとオプティマに投資するメリットは大きですね。
ボイジャーより重く取手がない
唯一欠点を告げるとしたらボイジャーより重く取手がないことです。
M27MF(20.7kg)からD1400M(27.8kg)へ約7kgも重くなりましたので、ボートや車への積み込みはやはり重さを感じます。
これが2個3個…となると相当しんどいですので、24Vエレキで複数バッテリーを必要とする人はリチウムイオンバッテリーを検討した方が良いかもしれません。
また、取手がないので運ぶとき不便ですけど、本体の角に手を引っ掛けられる部分があるので持ちにくいということはなかったです。
どうしても不便になってきたら専用の「ハンドキャリア」があるのでそちらも検討してみても良いでしょう。
オプティマバッテリーの種類と色の違い
オプティマバッテリーはアメリカのゲイトコーポレーションによって開発されたスパイラル・セルの技術により、ハイパワー・高性能・高品質を両立した大変優秀なバッテリーです。
レッドトップは車のエンジン始動用、イエロートップとブルートップは放電と充電を繰り返すことが可能なディープサイクルバッテリーです。
また、本体の色が黒い方がエンジン始動用、ライトグレーがディープサイクルを表しています。
ボート釣りで使うエレキには、本体がライトグレーのイエロートップかブルートップを選ぶこととなります。
イエロートップとブルートップはどちらも性能は同じで、ブルートップにはサブ端子が取り付けられおり、イエロートップにはサブ端子がありません。
充電器と充電方法について
充電器はオプティマ専用オート充電器が必要です。
ACデルコの充電器でも充電できますが、オプティマバッテリーは15V以下での充電を推奨されており充電電圧がシビアです。
充電電圧が15Vより高いとバッテリーを痛めてしまう可能性がありますので、最適な充電器はやはりオプティマ専用オート充電器が一番安全です。
今までボイジャーバッテリーを使っていた人は充電器も買い足すことになるかもしれませんが、オプティマ専用オート充電器はM27MFも充電できるので僕は買い換えました。
充電方法はとても簡単でスイッチをイエロートップ(ブルートップ)を選んでパワーをONにするだけで充電が始まります。
オプティマバッテリーのメリット・デメリット
メリット
- パワーが持続する
- 濡れても横にしてもOK
- 寿命が長い
オプティマバッテリーの最大のメリットは、最初にも書きましたがとにかくパワーがあって長持ちすることですね。
フィールドを相当走り回らない限りパワーダウンすることがなく、エレキの使用頻度が多いフィールドでは有利で釣果にも影響します。
また、雨に濡れても横にしても大丈夫なのも耐久性の高さを物語ってて良いですね。横にすることは無いかもしれませんが、液漏れする心配がないのは安心感があります。
そしてオプティマバッテリーは寿命も長いです。
ボイジャーの2〜3倍くらい持つそうで、一般人が週末使う頻度なら10年近く使える計算になります。
デメリット
- ボイジャーバッテリーより重い
- 取手がない
- インジケーターがない
- 価格が高く専用充電器も必要
唯一のデメリットは一番に重いことですね…
ボイジャーバッテリーより確実に重いので結構しんどいです。
また、取手もないので駐車場からエントリーポイントまで距離がある釣り場に行く人はこのバッテリーは向きません。
そして、ボイジャーにはあったインジケーターがオプティマにはないので残量の確認ができないです。充電器に繋ぐとメーターで残量を見れますが、個人的には見ることはほとんどないので無くても問題なかったです。
更に価格がバッテリー本体(ブルートップ)が約36,000円、充電器が約20,000円くらいで結構高いです。
リチウムイオンバッテリーと比べるとだいぶ安く、寿命がボイジャーの倍で一日長持ちすると考えると選ぶ価値はあります。
まとめ
今回はオプティマバッテリーについてインプレしました。
毎日毎週のようにボートで釣りに行くのなら軽いリチウムイオンバッテリーを選んだかもしれませんが、使用頻度が少ない自分の用途としては、オプティマバッテリーはちょうど良い選択だったと思います。
何より少々重くてもエレキのパワーが長時間持続するので導入した価値がありました。
オプティマバッテリーを購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。