テキサスリグを使用するときにシンカーストッパーを取り付けると思いますが、キャストを繰り返していると段々とズレてくることがありますよね。
ズレたストッパーを毎回直していると、釣りの効率が悪く感じた方も多いのではないでしょうか。
そこで、しっかり止まるシンカーストッパーはないのか?
今回はこういった疑問に答えつつ、正しいシンカーストッパーの付け方と使い方を解説します。
この記事の内容
しっかり止まるシンカーストッパーの結論
結論から申し上げますとダイワのハードシンカーロックが最強です。
サイズはSS・S・M・Lの4種類があり、バス釣りでは以下を基準に選ぶとほぼ全てに対応できます。
- 16lb以上:ハードシンカーロック M
- 14lb以下:ハードシンカーロック S
ダイワのシンカーストッパーは他メーカーより良く止まりますので、悩んでいた方は是非試していただければと思います。
シンカーストッパーとは?
シンカーストッパーはテキサスリグのシンカーを固定するために使用します。
各メーカーから様々な種類が出ており、テキサスリグを多様する人にとっては必要不可欠なアイテムですよね。
シンカーストッパーの種類は大きく分けて以下の3つがあります。
- ペグ止め
- 生ゴム
- 普通のゴム
ズレにくい順番で並べると「ペグ止め>生ゴム>普通のゴム」となっています。
ペグ止めはダイワバザーズペグパックIIという製品ですけど、これはシンカーの形によって使えなかったりするので今回は触れず、生ゴムと普通のゴムのシンカーストッパーについて解説しています。
シンカーストッパーの種類
僕がこれまでに使用してきたシンカーストッパーは以下です。
生ゴム
生ゴムで一番よく止まるのは「ザップ/ザ・ストッパー極」か「アクティブ/パーフェクトシンカーストッパー」です。
冒頭でも紹介したダイワのハードシンカーロックよりも強く止まりますが、生ゴムは紫外線に弱く劣化しやすいという欠点があり、交換頻度が早くなるデメリットがあります。
普通のゴム
普通のゴムでは、ダイワのハードシンカーロックが一番しっかり止まるのと、劣化しにくく長持ちするので使い勝手が良いです。
ちなみに一番ズレやすいのはデコイのテキサスロック、あえてずらしたいときはデコイを使うのも有りかと思います。
また、ワームの油がラインに付くとストッパーが滑りやすくなるので、ワームを触る前にストッパーを付けたほうが良いでしょう。
シンカーストッパーの付け方
ダイワのハードシンカーロックの取り付け方法についてイラストを使って解説します。
STEP.1 ワイヤーの輪にラインを通す
ハードシンカーロックのワイヤーの輪にラインを通します。
ラインの切れ端は大体5cmくらい余裕を残すと良いでしょう。
STEP.2 ストッパーを押さえながら引っ張る
ワイヤーの輪にラインが通っているのを確認し、ストッパーをラインの方向にずらしていきます。
ストッパーがラインまで到達したら、ストッパーを指で押さえながらワイヤーとストッパーを左右にゆっくり引っ張ります。
STEP.3 完成
ストッパーに2本通っているラインが1本になるまで引き抜き、最後にワイヤーで折れ曲がったラインを切ったら完成です!
折れ曲がった箇所をそのまま使うと、ラインブレイクの原因になりますのでハサミで切るようにしてください。
ハサミで切るのが手間であれば、切る部分を考慮してリグる方法でも良いかと思います。
シンカーストッパーがズレることのメリット
ストッパーが適度に動かないとファイト中の首振りでバレてしまうことがあり、ストッパーがズレることでバラシ軽減につながっています。
今までテキサスリグでバラシた経験が何度もあり、ストッパーが固定されすぎていたことが原因で、バスの首振りでシンカーが揺さぶられ、フックが外れてしまっていたのではと考えていました。
シンカーストッパーが適度にズレてくれたらフックはフリーの状態になるので、バスに首振りされてもシンカーが揺さぶられることがなく、バラシ軽減につながっていると結論づけています。
シンカーが軽ければあまり影響ないと思いますが、重いシンカーだと特にバレやすくなる傾向がありました。
どうしてもシンカーストッパーがズレるのが気になるのであれば、シンカーストッパーを2個3個と連結すると更に強く固定できるので、カバー撃ちやウイード主体の釣りなら複数付ける方法も効果的です。
まとめ
結論としてはしっかり固定されながらも、バスを掛けたら少しズレるくらいのシンカーストッパーが一番良いのではないだろうかと思います。
色々な種類のストッパーがある中で、ダイワのハードシンカーロックならテキサスリグを快適に扱えますので、使ったことがない方は是非お試しください。