スナッチ

BUTZ「スナッチ140HF」インプレと使い方!SNSで話題のジョイント式トップウォータープラグを使ってみた!

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BUTZ (バッツ)のスナッチを使ってきましたのでインプレします。

SNSで話題となっているスナッチが釣具店へ出荷され、先日購入して実釣で使ってみました。

スナッチは逆ジョイント構造と着脱式リップによって、ドッグウォークやテーブルターンなど多彩なアクションで使えて、チューニングを楽しめるルアーです。

この記事では、スナッチの使用感をインプレしつつ、使い方やタックルについて解説していきます。

スナッチのインプレ

コンパクトで芸達者なルアー

スナッチ

スナッチの使用感としては、コンパクトで芸達者なルアーという印象でした。

ジョイント系ってビッグベイト寄りのルアーが多いのですが、スナッチは140mmと細身なうえ、重すぎず軽すぎないウェイトで手軽に使えるサイズ感です。

タックルもM〜MHクラスのバーサタイルロッドで十分投げられて、30cmクラスのバスでも平気で食ってきて数釣りも狙える。

アクションはリップを脱着することで、ドッグウォーク・S字軌道・ポッピングなど演出することができ、140mmというコンパクトなボディに多彩な動きが詰め込まれています。

リップの脱着でアクションを選択できる

スナッチ

スナッチの最大の特徴は、リップの脱着で3つのモードを選択できることです。

リップを下に付けると表層系クランクのように泳ぎ、リップを外すとS字やテーブルターンで泳がすことができ、リップを上に付けるとポッパーのようにスプラッシュさせることもできます。

リップの付け替えでアクションが大きく変わるため、使っていて楽しく色々な発見があるルアーでした。

基本はトップウォータープラグなので表層から水面直下しか探ることができませんが、チューニングでシンカーを追加するとレンジを広く変えられます。

表層やシャローエリアを中心としたゲームではかなり重宝するのではないでしょうか。

スナッチの概要

スナッチ
出典:BUTZ online store

スナッチはバス釣りYouTuberのサカナツリマンさんが開発・設計したジョイント式トップウォータープラグです。

ありそうでなかった「逆ジョイント構造」により、ベイトフィッシュライクな形状では出せなかった移動距離を極限まで抑えた直角テーブルターンアクションを実現します。

着脱式リップによって3モードの切り替えが可能。下部にはウェイト追加が簡単に行えるチューニング専用アイが装備されています。

様々なアクションとセッティングの楽しさを兼ね備えた芸達者なルアーです。

スペック表

製品名 Snatch 140HF
サイズ 140mm
タイプ ハイフローティング
重さ 31g(1.1oz)
フックサイズ RYUGI ピアストレブル #5(前後)
スプリットリング #3
付属品 専用ケース スルッパM
純正リップ×2
エラストマーテール×1
定価 3,960円(税込)
発売日 2024年5月下旬

カラーラインナップ

スナッチ カラー
出典:BUTZ online store

  • Bass Sonomono / バスソノモノ
  • Blow Chartreuse / ブロウチャートリュース
  • Finish Gray / フィニッシュグレイ
  • Mighty Black / マイティブラック
  • Phantom / ファントム
  • Mankai Pink / マンカイピンク

※全6色(2024年5月時点)

関連動画

使い方・アクション方法

スナッチ

ここからは使い方とアクション方法をご紹介します。

スナッチのリップは脱着式となっており、以下の3つのモードでアクションを選ぶことができます。

  • ダイブモード(リップ下)
  • リップレスモード(リップ無し)
  • ライズアップモード(リップ上)

ダイブモード(リップ下)

スナッチ ダイブモード(リップ下)

ダイブモードはリップを下に付けて「ただ巻き」と「ドッグウォーク」で使用します。

リップは窪みがある方が後側になるように差し込みます。

クランキングのように広範囲探りたいときに有効で、サーチベイトとしてもおすすめです。

最大で50cm程度は潜りますが、更に潜らせたい場合はチューニングアイに0.9g〜2.5gの「クイックチェンジャー」を装着すると、より深いレンジを巻くことができます。

また、連続トゥイッチを加えるとドッグウォークして移動距離を抑えたアプローチが可能です。

インレットや立ち木などのピンポイントをネチネチ探りたいときにおすすめの使い方です。

リップレスモード(リップ無し)

スナッチ リップレスモード(リップ無し)

リップレスモードはリップを外した状態で「テーブルターン」や「ウェイキング」が可能なモードです。

ただ巻きでは緩やかなS字軌道を描きながら泳がすことができ、シャローエリアを中心に広範囲を探ることができます。

トゥイッチを加えると左右にテーブルターンさせることもできますので、ダイブモード(リップ下)と同じようにピンポイントをネチネチ探れます。

また「クイックチェンジャー」でウェイトチューニングも可能です。

チューニングアイに1.8g〜2.5g、フロントアイにも0.9g〜18gを装着すると中層までレンジを落とすことができ、表層でバスが喰いきらないときや水面付近に生命感を感じない低水温期に効果的です。

ライズアップモード(リップ上)

スナッチ ライズアップモード(リップ上)

ライズアップモードはリップを上に付けた状態で「引き波S&I字」や「ポッピング」させることができるモードです。

リップは窪みがある方が前側になるように差し込みます。

ただ巻きすると引き波を立てながらウネウネと細かいS字を描いたり、ゆっくり巻くとI字系のように直線的に泳がすことができます。

強くアクションを加えるとポッパーのようにスプラッシュやポップ音を発生させることができ、川などの流れがあるフィールドで効果的です。

リップレスモード(リップ無し)と同じく表層を中心とした使い方ですが、アクションの性質が全く異なるので使い分けて楽しむと良いでしょう。

詳しく知りたい方はBUTZの解説ページをご覧ください。

タックルセッティング

ベイトタックル

タックルはM〜MHクラスのバーサタイルロッドを使用します。

スナッチのウェイトは1oz程度と軽いため、お手持ちのタックルでそのまま投げることができます。

リールはノーマルギア・ハイギア好みの方で問題ありませんが、ウェイキング系ルアーはハイギアの方がメリハリがつけやすく、キレのあるアクションが出せます。

ラインはナイロンの16lbを推奨されています。

フロロラインでも構いませんが、トップウォータープラグですので沈みにくいナイロンラインの方が操作性は良いでしょう。

ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。

まとめ

スナッチ

今回はスナッチについてインプレしました。

逆ジョイント構造と着脱式リップによって、多彩なアクションで使えてチューニングしやすいルアーです。

コンパクトなためアピール力や集魚力はやや劣る印象ですが、ルアーを動かしているときの操作感は抜群に良いので操る楽しさがあるルアーですね。

購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。

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