ジャッカルのスイングマイキー115を使ってきましたのでインプレします。
あのマイキーシリーズにギルをイミテートした新たなモデルが追加されました。
スイングテールという扁平テールが搭載されており、一般的な縦型のテールと違って左右の振り幅が広く、どのようなアクションでも艶かしい動きを出せるルアーになっていました。
この記事では、スイングマイキー115のインプレと使い方やタックルについて解説していきます。
この記事の内容
スイングマイキー115のインプレ
使い勝手抜群のギル型ジョイントベイト
まずはスイングマイキー115をゴールデンウィークに使い込んだ率直な感想を書いていきます。
実際にフィールドで使った印象としてはとにかく使い勝手良いルアーです!
GiやブラストボーンJrのようにドッグウォークもできるし、マイキーのようにただ巻きもできる、色んな攻め方できるから様々なシチュエーションに対応できます。
また、115mm/28.5gという絶妙なサイズ感はフィールドの規模やタックルを選ばないのも良いですね。
アピール力も小型ながらそこそこあって、ビッグベイトまではいかないけど十分な集魚力があり、バスを引き寄せてくれます。
唯一気になる点としては、浮力が高いのですぐに浮き上がってきます。
表層やシャローを攻めるならこれで良いですが、レンジを下げて探ったり水中ドッグウォークさせたいときはウェイトチューン必須でした。
わずかな水流でもクネクネ動く
使い勝手の次に評価できる点はアクションですね。
わずかな水流やラインの重みだけでもクネクネ動いてとてもリアルです。
扁平テールが水の抵抗を受けにくいことと、ジョイントの可動域が広いことが、この艶かしさに寄与しているのでしょう。
ジョイント式のルアーってエラストマー素材のテールを採用していることが多いですが、保管に何かと気を使いますよね。
しかし、スイングマイキー115はその心配がなく動きも見劣りしないので、よく考えられて作られていると思いました。
個人的にGiよりもスイングマイキー115の動きが好みで一軍入り間違いなしです!
エラストマー素材のテールのルアーを避けていた方や、ドッグウォーク系の実用性の高いルアーを探していた方へ特におすすめできます。
スイングマイキー115の概要
どこでもマッチ・ザ・ベイトの扁平シェイプ
既存のマイキーシリーズには存在しなかった扁平で体高の高いフラットシェイプのスイングマイキー。フナやブルーギルなど各地で馴染みの深い魚をイメージしたマッチ・ザ・ベイトなアイテムです。
ファストからデッドスローまで抜群のレスポンス
ジョイント部の可動域を広くとる事でファストからデッドスローまで幅広いアクションスピードに対応。ラインを張るだけで水面をウネウネとデッドスティッキングで誘うレスポンスを誇ります。
状況に合わせた多種多様な操作を可能に
ただ巻き一辺倒だったビッグベイトも、プレッシャーにより状況に合わせた適材適所のアクションを求められるのが昨今のフィールド事情。スイングマイキーは基本的な操作はもちろん、ドッグウォークなど多彩な操作を思いのままに可能にします。
スペック表・フックサイズ
タイプ | フローティング |
---|---|
サイズ | 115mm |
重さ | 28.5g |
フックサイズ | オーナー ST-36MF スティンガートリプル #4 |
定価 | 3,190円(税込) |
発売日 | 2022年4月27日 |
カラーラインナップ
- ピンクバックオイカワ
- ジャパンシャッド
- ブラックインパクトギル
- ナチュラルギル
- スイングオイカワ
- RTリアルギル
- チャートバックパールギル
- スイングドチャート
※全8色(2022年5月現在)
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使い方・アクション方法
アクション方法は以下の通りです。
- ただ巻き
- ドッグウォーク
- デッドスティッキング
スイングマイキー115を使う上で最も基本となるのが「ただ巻き」と「ドッグウォーク」です。
ただ巻きでは普通のマイキーと思っていただいて問題なく、ミディアムリトリーブ程度の速さで広範囲を巻いて探ります。
ドッグウォークではストラクチャーやカバー周辺など、ピンポイントをネチネチ探りたいときに最適です。
攻め方としては、平坦なエリアならただ巻きで広く探り、立木・橋脚・カバー・インレットなどピンポイントで狙えるシチュエーションに遭遇したらドッグウォークを試してみると良いでしょう。
更にスイングマイキー115の特権としてデッドスティッキング(放置)で使うことも可能です。
扁平テールと可動域の広いジョイントの効果で自発的に動いてアピールしてくれますので、河川やインレットなど水の流れが絡む場所で効果的です。
タックルセッティング
スイングマイキー115に対応するロッドパワーはM〜MHクラスが最適です。
リールはノーマルギア・ハイギア好みの方でOKですが、ドッグウォークやトゥイッチを行う頻度が多い場合はハイギアがおすすめです。
また、クランクベイトのようにただ巻きのみで使用するならノーマルギアでも全く問題ありません。
ラインはフロロカーボン12lb〜16lbが適正範囲となります。
専用タックルを構えることなく、みんなが既に所有されている一般的なタックルで扱うことができるのもスイングマイキー115の魅力の一つです。
まとめ
今回はスイングマイキー115についてインプレしました。
ただ単にマイキーがギル型になったという訳ではなく、扁平テールを搭載したことでアクションにも磨きがかかっています。
これまでマイキーシリーズを好んで使っていた方はもちろん、ドッグウォークも簡単にできるので初心者から上級者まで幅広くおすすめできるでしょう。
近年ジョイント系のルアーは多々ありますが、スイングマイキー115は1つ持っておいて損はないです。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。