DRT VTS7 VTS5

DRT「VTS 7″・VTS 5″」インプレと使い方を解説!マテリアルが際立つソフトジャークベイト!

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DRTから発売されているVTS 7″とVTS 5″を使ってみましたのでインプレします。

タイニークラッシュやバリアルで人気のDRTですが、ワームも個性豊かな製品をリリースしており、VTSは他メーカーのソフトジャークベイトと比べて艶かしい動きを見せてくれるワームです。

7月中旬にはVTS 5″が追加となりましたので、今回はインプレを踏まえて使い方やリグを解説していきます。

DRT VTSのインプレ

ブラックバス

まずVTS 7″を使った感想としては、実際手にすると想像以上の重さとボリュームを感じました。

さすが琵琶湖を有するブランドということもあり納得のいくサイズですね…

野池や小規模リザーバーが主体の僕にとっては使い所が限られるかもしれませんが、シーズンと場所が合えば全然釣れる大きさだと思います。

次にVTS 5″は、7インチだと大きいかな?と思う状況に良くて、一般的なフィールドであれば一番使いやすいサイズでした。

チャターベイト

今回はチャターのトレーラーにして使ってみましたけど、ワームの素材が柔らかくテールがよく動き、トレーラーとしても良いワームでした。

VTSの形状を見て思い出すのは、デプスのサカマタシャッドか、ズームのスーパーフルークですね。

VTSはサカマタシャッドと比べてマテリアルが柔らかいので動きがとてもソフトです。

個人的にソフトジャークベイトに求められる要素はマテリアルの良さだと思うんですよね。

ジャークやフォールを多用するソフトジャークベイトは、マテリアルが柔らかいほどマイルドに動きバイト率が高くなります。

逆にマテリアルが硬いほどジャークやフォールには向かないので、その辺VTSは良く作られているなと思いました。

VTSの概要

DRT VTS7 VTS5

VTSはDRTから発売されているソフトジャークベイトです。

2019年にVTS 7″がリリースされ、2020年にはVTS 5″が追加となりました。

VTS 7″は上下の厚みを変えたボディを採用しており、水噛みが良く安定した姿勢を維持できるようになっています。

VTS 5″は単なるダウンサイジングモデルではなく形状が細かく変更されていて、テールに横方向のフィンが装着され、どんなフィールドでも使いやすいサイズ感となっています。

スペック表

VTS 7″ VTS 5″
入数 5個入 5個入
重さ 約27g(ノンソルト) 約11g
カラー 10色 8色
定価 900円(税抜) 850円(税抜)
発売日 2019年9月中旬 2020年7月中旬

カラーラインナップ

VTS 7″

VTS7 カラー

カラーは左上から

  • PureWhite / Hasu / PurpleWinny / GoldenShinner
  • Tapioka / ElectricShad / WinnyShad / EscapeCraw

VTS 7″ 2020 NEW COLOR

VTS7 カラー

カラーは左から

  • Lake Shad / Baby Bass

出典:password-drt- VTS 7″

VTS 5″

VTS5 カラー

カラーは左から

  • Tapioka / ElectricShad / LakeShad / Hasu / PurpleWinny / WinnyShad / GoldenShiner / Lemonade

出典:password-drt- VTS 5″

フックサイズ

VTS 7″ オフセットフック(ワイドゲイプ推奨)
#6/0〜#7/0
VTS 5″ オフセットフック
#4/0〜#5/0

僕が様々なフックを試した中では、VTS 7″はマキサスフックマグナム#6/0、VTS 5″はハイパートルネード#5/0がちょうど良いサイズでした。

使い方・おすすめリグ

ここからはVTSの使い方やおすすめリグを説明していきます。

VTS 7″のリグ

DRT VTS7

  • ノーシンカーリグ
  • ネイルリグ(水平シミーフォール)
  • ウェイテッドリグ
  • ヨタ巻きセッティングなど

VTS 7″はノーシンカーリグで使うことを基本として作られていますが、他にウェイテッドリグやヨタ巻きセッティングなどがあります。

ノーシンカーリグの使い方は、水面を逃げ惑うベイトフィッシュを演出するように、ロッドアクションとリトリーブで不規則な動きをつけジャークさせる方法です。

また、ストラクチャー周りでは着水後ボトムまでフォールさせるのも、ノーシンカーリグで良く釣れる手法の一つです。

VTS 7″はサイズが大きいためリグが限られるかもしれませんが、釣り場の状況に合わせたリグを選択すると良いでしょう。

VTS 5″のリグ

DRT VTS5

  • ノーシンカーリグ
  • ネイルリグ(水平シミーフォール)
  • ジグヘッドリグ
  • ホバーストローリング(ホバスト)
  • チャターのトレーラーなど

VTS 5″はVTS 7″とほぼ同じ使い方ができます。

更にジグヘッドやトレーラーなど使える幅が広がりますので、VTS 7″では大き過ぎるといった状況にダウンサイズされたVTS 5″がおすすめです。

ヨタ巻きセッティング(VTS 7″)

ヨタ巻きセッティングとは、VTS 7″をノーシンカーリグで上下逆さまにセットし、グレネードシンカーツイストロックのばねLを腹側にねじ込んでウエイトを持たせるというリグです。

詳しいセッティング方法はpassword:drtで解説されています。

デメリットは重いシンカーを付けるとキャストやファイト中に抜けて、シンカーとバネを紛失してしまう欠点があります。

しかし動きはとても良く、ここぞというときに試すのも良いでしょう。

タックルセッティング

20メタニウム バンタムロッド

VTS 7″はノンソルトでも27gもありますので、MH〜Hクラスの比較的パワーのあるロッドを選ぶと良いでしょう。

また、VTS 5″は11gと軽いため、Mクラスのバーサタイルロッドならどれでも投げることができます。

ソフトジャークベイトを快適に扱うには、ワームの重さに対して硬すぎず柔らかすぎないロッドを選ぶことがポイントです。

適度に曲がるロッドを使った方がキャストもアクションもしやすくなります。

リールは断然ハイギアがおすすめ、ラインはリグに合わせて12〜20lbを使い分けると良いかと思います。

まとめ

DRT VTS7

VTSの良いところは、ヨタ巻きセッティングで上下逆さまと書いた通り、どちらの面を上にしても使えると言う点ですね。

他のリグでも好きな向きで使えるので、決められた向きじゃないとセッティングできないという問題から開放されたワームになっています。

一発大物を狙うならVTS 7″が良いでしょうけど、通常の用途ではVTS 5″の方が出番が多いのではないでしょうか。

これからVTSを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。

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