エバーグリーンのエックスオーバーを使ってきましたのでインプレします。
クランクベイトとジャークベイトの要素を併せ持った新ジャンルのハードルアーが発売されました。
フラットボディと3本フックが特徴的で一味違った波動を生み出すことができ、エバーグリーンの力作を感じられる仕上がりになっています。
この記事では、エックスオーバーのインプレを交えながら、使い方やタックルについて解説していきます。
エックスオーバーのインプレ
エックスオーバーの良さはクランキングとジャーキングに対応できることですね。
一般的にクランクベイトならただ巻き、ジャークベイトならトゥイッチ&ポーズですが、エックスオーバーはその両方を1つのルアーで再現することができます。
ただ巻きはキビキビとしたウォブリングアクション、トゥイッチ&ポーズではヒラ打ちフラッシングでアピールします。
思ったよりもサイズ感が大きく、飛距離もよく飛んで水中では重圧感のある波動を出しますので、他のルアーよりも存在感が強かったです。
気になった点としては、スローフローティング仕様ですが浮き上がりがやや早いです。
ジャークさせるならサスペンドの方が良いので、1〜2g程度の板オモリを貼った方が使いやすいかもしれません。
1つのルアーでクランキングとジャーキング両方やりたいって人は少ないかもしれませんが、エックスオーバーはどちらにも対応できる頼もしいルアーですね。
エックスオーバーの概要
クランキングとジャーキング、2つの機能がクロスオーバー。
「クランクベイトとジャークベイトの機能を超高次元でクロスオーバーさせた超実戦的なルアー。ただ巻くだけでも釣れる。トゥイッチでも釣れる。さらには、巻き×トゥイッチ×ポーズの複合技も自由自在。他のルアーが効かない状況で……これでしか獲れないバスがいる」 (by 清水盛三)
スペック表・フックサイズ
タイプ | スローフローティング |
---|---|
サイズ | 9.0cm |
重さ | 18.5g |
フックサイズ | フロント・センター・リア エバーグリーン トレブルマジック #6 |
定価 | 1,815円(税込) |
発売日 | 2021年11月9日 |
カラーラインナップ
- #125 クラウン
- #196 ハーフミラーワカサギ
- #362 コールドシャッド
- #399 ネオンアユ(インサートプレート)
- #422 シークレットゴーストチャート
※全5色(2021年12月現在)
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使い方・アクション方法
使い方は「ただ巻き」と「トゥイッチ&ポーズ」の2通りの方法があります。
変化が少ないエリアはただ巻きでクランキングするように流していき、木や岩などストラクチャーがある場所はトゥイッチ&ポーズを入れて誘います。
「ただ巻き」と「トゥイッチ&ポーズ」の使い分けとしては、濁りや流れがあるフィールドはただ巻きでサーチすると効率が良いです。
低水温期やクリアアップしたフィールドでは、ジャークベイトのようにトゥイッチ&ポーズで誘うと、活性の低いバスでも食わせられやすくなります。
ただ巻きだけでも十分釣れるルアーですが、フィールドの状況に合わせて臨機応変に対応していくと良いでしょう。
タックルセッティング
エックスオーバーの重さは18.5gありますのでMHのロッドが最適です。
無理しない範囲ならMでも余裕で投げることができましたので、M〜MHのロッドなら快適に投げられるはずです。
更に追求するならカーボンロッドだけでなくグラスロッドも有りでしょう。
リールはノーマルギア・ハイギア好みの方でOKですが、クランキングならノーマルギア、ジャーキングならラインスラックを早く回収できるハイギアが有利です。
ラインは公式で10lb〜となっていますが、10lbは少し心細く感じましたのでせめて12〜14lb、または16lbでも問題なさそうです。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はエックスオーバーについて解説しました。
クランクベイト×ジャークベイトという珍しいコンセプトのルアーですので、新たな可能性を感じられるルアーになっています。
この手の釣りが好きな方や、ジャークベイトが効くフィールドなら是非試してみる価値はあると思います。
これからエックスオーバーを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。