一誠のライアチャターを使ってきましたのでインプレします。
ブレーデッドジグでは珍しいスカートレス仕様の小型チャターベイトが発売されました。
その特殊な仕様から、どんな使用感か知りたい!ウェイトは7gと10gどっちがおすすめなの?という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ライアチャターを実釣で使ったインプレを交えながら、7gと10gの使い分けやトレーラーワームについて解説していきます。
この記事の内容
ライアチャターのインプレ
浮き上がりが早くスローリトリーブ向け
ライアチャターを使った印象としては、とにかく浮き上がりが早いです。
通常のチャターの感覚で使うと水面から飛び出しそうになるので、かなりスロー気味に巻く必要がありました。
今回は7gを使ったのでそう感じたのかもしれませんが、恐らく10gでもその傾向があると思います。
個人的にこの浮き上がりやすさはメリットだと感じていて、レンジコントロールが自由自在だからですね。
1/2ozや3/8ozのチャターって決まったレンジしかキープできません。
しかしライアチャターはリトリーブスピードの調整だけで水面直下からボトムまでかなり広いレンジを探ることができます。
例えば、沈み木の上を根がからずに引きたいときや、浅いシャローフラットを引きたいなら、非常に使いやすく感じるでしょう。
唯一の欠点はフックが細くすぐ伸びそうですので、個人的にもう少し太軸でもよかったと思いました。
ライアチャターでの釣果
ライアチャターは通常のチャターではなかなかバイトまで至らない状況でも、いとも簡単に食わせられる力を持っています。
実際の釣行では、ジャックハンマーにチェイスはあるもののバイトまで至らず、ライアチャターにルアーチェンジした途端から40アップを連発させることができました。
今回は水質もクリアで浅い野池でしたので、もしこれが濁っていたり水深がある場所なら難しかったかもしれません。
バスを探すという意味では役不足ですが、バスの居場所が分かっていたり、状況がマッチすれば1軍入りできる可能性を秘めているルアーですね。
ライアチャターの概要
ライアミノー専用 “ライアチャター”
ライアミノーのリアルシルエットを活かすスカートレス仕様で、巻物としては極めてナチュラルなアプローチができるブレーデッドジグです。専用設計のブレードはリトリーブするだけでライアミノーをハイピッチ&タイトに振動させ、バイトを誘います。また、ライアミノーのレジスターシャッドテールをカットすることで、ややイレギュラーなアクションを演出することも可能です。
ライアチャターの特徴
- スナップでのルアー交換に便利なスプリットリングアイ
- 腐食の少ないステンレスブレード
- 専用極薄ブレード
- テールカットでイレギュラーアクションを演出
- アイ形状の精度向上を可能とするビス打ち式ブレード保持機構(PAT.P)
スペック表
商品名 | 重さ | 定価 | 発売日 |
---|---|---|---|
ライアチャター | 7g | 1,408円(税込) | 2021年9月22日 |
ライアチャター | 10g | 1,408円(税込) | 2021年9月22日 |
「ライアチャター」1個 + 「ライアミノー 3in【小魚ワーム】」2本セット
カラーラインナップ
- #02 ナチュラルイエロー
- #04 キンクロ
- #07 ワカサギ
- #17 リザーバーベイト
- #23 ハスゴ
※全5色(2021年10月時点)
関連動画
使い方・アクション方法
使い方はただ巻きが基本です。
通常のチャターは早巻きか中速巻きで使うイメージが多いですが、ライアチャターの場合はスローリトリーブからデッドスローリトリーブで巻きます。
とにかくゆっくり巻いて誘うことを意識して使うルアーです。
早巻きでも使えなくはないですけど、浮き上がりが早く水面から飛び出してしまいますので、浅場に限定されるでしょう。
また、この浮き上がりを利用すると、ベイトが水面でボイルしている様子を演出したり、ストラクチャーを回避させることも可能です。
後は通常のチャターを使うようにバスのいるレンジやストラクチャー周りを探ることで釣果に結びつくはずです。
7gと10gの使い分け
ウェイトは7gと10gがあり、最初に1つだけ買うとしたら10gをおすすめします。
理由は7gはかなりスローに巻かなければならず、使う場所が限定されるからです。
通常のチャターのような使い方をイメージしているならば、10gを選んだ方がより深く探れて飛距離も出しやすいかと思います。
ドシャローだけ探るなら7gも全然有りですが、状況次第となってくるでしょう。
使い分けとしては、7gは水面直下から水深50cm以内、10gは水深50cm〜1.5mといった感じが良いのではないと思います。
おすすめのトレーラーワーム
ライアチャターには「ライアミノー 小魚ワーム 3in」が2つ付属しています。
もちろんライアミノーがライアチャターのトレーラーとして一番ベストな選択ですが、他のワームでは以下もおすすめです。
トレーラーワーム選びのコツとしては、テールがしっかりアクションしてくれるワームを選ぶことがポイント!
ブレードの小刻みな振動がテール全体を震わせてナチュラルにアピールしてくれます。
タックルセッティング
タックルはベイトフィネスまたはパワースピニングで使用します。
ベイトフィネスではMLクラスのややライトなロッドの方がキャストしやすく、スピニングではML〜Mのパワーフィネスロッドを選びます。
リールは好みのもので問題なく、ラインはフロロ10〜12lbを使用します。
浮き上がりの早さが気になるようであれば、ギア比はノーマルギアの方が使いやすいかもしれません。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はライアチャターについて解説しました。
チャターはスカートありきだと思っていたのですが、ライアチャターはスカートが無いことでハイピッチ&高レスポンスを実現し、より小魚に近いシルエットで食わせられます。
プレッシャーが高いフィールドはもちろん、リザーバーのバックウォーターや秋の巻物シーズンなど、様々な状況におすすめですね。
これからライアチャターを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。