バンタム160M

バンタム「160M」インプレ!原点回帰のショートロッド!

フローター用にバンタム160Mを購入して、1ヶ月程度使ってみましたので感想を紹介します。

6フィートというショートレングスは近年では短い部類のロッドになりますが、フローターでの使用においてベストマッチでした!

原点回帰のショートロッド

バンタム160M

最近はロングロッド化が進み6フィート6インチから7フィートのモデルが最も多くなっています。

自分が子どもの頃は5フィートや6フィート前半がラインナップされていたのを覚えていて、今ではショートロッドはあまり見かけなくなっていました。

2018年の新製品としてバンタムロッドにモデル追加された160M、バス釣りの原点回帰と言うことでシマノがバンタムブランドでショートロッドを作り、最新技術を使って登場したのが160M/160ML-Gです。

バンタム160M

普段からボートもおかっぱりもフローターも駆使して色々なフィールドで釣りをしている中で、ロッドの長さというものは意外と悩みの種でした。

ボートとおかっぱりでは6フィート後半くらいのロッドでも全然問題ないのですが、フローターとなれば扱いにくくなるので、出来るだけ短いロッドでバーサタイルに使えるロッドが欲しいと思っていた時に160Mが発売され、今ではフローターでのメインロッドとなっています。

Bantam 160M スペック

バンタム160M

まずはスペックを確認しておこうと思います。

シマノ公式サイトでは、この記事を書いている現時点で自重が未定となっていましたが、ロッドを購入して付属しているスペックでは100gとなっていました。

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 適合ルアー(g) 適合ライン(lb) 適合ラインPE(号) グリップ長(mm) テーパー 本体価格
160M 1.82 1 183.1 100 2.1 7~21 8~16 223 RF 43,000円

グロリアスやアルティマを使っている自分からすれば、6フィートの長さで100gは少し重いかなと思って使ってみたら、レングスが短いからかバランス良くできているからか全く重さを感じませんでした。

ちなみにポイズンアルティマ163MHを所有していますが、163MHは85gという驚異的な軽さですので、軽すぎて不安さえ覚えてしまうような使用感です。

しかし、バンタム160Mはそのような不安感はなく、バンタムロッド全体に言える事かと思いますが、丈夫で粘りのあるロッドに感じられました。

また、先径は2.1で太めに作られていますので、Mにしてはパワーがあるロッドであることが分かります。

スペックではMなのに実際はMH並みのパワー

バンタム160M

まずこのロッドを使って一番最初に使って思ったことは硬い!

ジグ用ロッドのMHほどは硬くないですが、MとMHの中間かMHに近い硬さがあるロッドでした。

硬いと言ってもジグロッドのように感度重視でハリのある硬さとは違って弾力があります。ロッドは短くなると硬くなる傾向があるのかもしれません…

チャター、スピナーベイト、ポンパドール、フットボールジグなどあらゆるルアーを投げてみましたが、3/8程度の重さのルアーでは軽く感じてしまい1/2程度のルアーが一番扱いやすいと思うほどでした。

バーサタイルロッドなので巻物でもジグでも基本何でもいけるオールラウンダー、小型ビッグベイトやガンタレルやジョイクロだって無理をしない範囲なら投げれると思います。

ブラックバス

50アップを釣った時でも余裕のパワーで寄せることができ、やり取りではロングロッドとそれほど変わらない印象でした。

狙ったポイントへのキャストは6フィート6インチのロッドよりも遥かに投げやすく、6フィートの長さに慣れたらキャスト精度も上がり、オーバーハングの下に入ってもロッドが邪魔になりにくいし、取り回しも良くフローターでの使用でもベストマッチするロッドだと思います。

まとめ

今回は160Mをご紹介しましたが、シャッドやクランクなど軽めのプラグや巻物だけ投げるのなら160ML-Gの方がおすすめです。

160Mはフローターだけでなくおかっぱりでも活用できるロッドですので、近距離でピンポイントを狙った精度が高いキャストや、狭い場所での釣りで大変役に立つロッドだと思います。

ロングロッド化が進んでいる現代で、このロッドはフィールドや使う人を選ぶマニアックなロッドかもしれませんが、バーサタイルに使いたいショートロッドを探していたとき、自分の用途にぴったりなロッドでした。

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コメント一覧

  • ゆうゆう より:

    バンタムにアルティマと羨ましいです!
    アルティマは高すぎて買えません(^_^;)笑

    おかっぱりバーサタイルは何か常に迷っています笑
    610使えば、ときに長すぎると感じ、66に変更します!66は取り回し、投げやすさは抜群ですが、足場の高いところ、ルアーコースを調整するのには物足りなさを感じています。
    ということで67か68がいいんじゃないかと思っているところです笑

    ちなみに、NESSさんはアドレナは持っていますか??アドレナに使われている最新技術が気になっています。

    あっ、アドレナとバンタムってどちらが最上級なんですか?

    • 管理人 より:

      >ゆうゆうさん
      おかっぱりバーサタイルでしたら66~610が一番適していますね!
      確かに釣り場によってロッドは長い方がいい場合や短い方がいい場合もあり、中間を取って68はベストな選択ですね!
      実際にバンタムやグロリアスでも68のレングスが何本も追加されています。
      アドレナは旧モデルを持っていましたが、売ってしまって今は1本も持っていません…
      価格的にはバンタムが上位機種になるかと思いますが、おかっぱり向けでバーサタイルなロッドはバンタムになると思います。
      アドレナもバーサタイルに使えますが、より扱うルアーに特化して感度や性能を重視したのがアドレナやグロリアスです。
      新アドレナはアルティマとほぼ同じ技術が使われていますので、低価格で最新技術が使えると思うと魅力的なロッドですね!

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