ドライブビーバー

OSP「ドライブビーバー」インプレと使い方!バサロアクションが魅力のホッグ系ワーム!

OSPのドライブビーバーを使ってみましたのでインプレします。

テキサスリグやフリーリグで実績の高いホッグ系ワームですが、発売されて数年経った今でもかなりの人気を誇り、大きな爪とボディを上下にクネらすバサロアクションは他に類を見ない動きです。

11月にはドライブビーバーマグナムも発売されましたので、今回はドライブビーバーのインプレを踏まえて、使い方やリグを解説していきます。

ドライブビーバーのインプレ

バサロアクションは悪魔のアクション

ドライブビーバー4インチ(テキサスリグ)

ドライブビーバーは数あるホッグ系・クロー系ワームの中ではよく釣れる方です。

その理由はバサロアクションにあると思いますが、本当のザリガニが逃げているようなリアルで生命感のある動きを再現できます。

この動きは悪魔のアクションと言ってもいいくらいバスに効きます!

本当は神のアクションと言いたいところですが、PDチョッパーとかぶるので悪魔にしました(笑)

僕は野池でバス釣りをしているとザリガニを良く見かけますが、そういった場所でドライブビーバーのテキサスリグがハマると、数もサイズもめちゃくちゃ釣れたときがありました。

よくあるホッグ系ワームってピンポイントを狙うには良いですが、水の抵抗が大きく広く探るには向いていないです。

しかし、ドライブビーバーはフォール・スイミングどちらもスピード感のある早いテンポで釣りができ、岸際のシャローのみならずディープとシャローの駆け上がりまで広範囲を探れることができました。

ドライブビーバーはパーツが少ないため水の抵抗を受けにくく、すり抜けも良いのでカバーにも強いです。

このスピード感が自発的なバサロアクションを生み出し、リアクション的にバスが口を使ってしまうのではないかと思いました。

最大の欠点はちぎれやすい

ブラックバス

ドライブビーバーの欠点は、爪がちぎれやすくもろいという点ですね…

特に4インチは爪が大きく重いからか、バスを2〜3本釣っただけでいつの間にか爪が無くなっていたり、付け根に亀裂が入っていることがよくあります。

3インチや3.5インチの方が丈夫で長持ちしますが、一度ちぎれてしまうと使い道はほぼ無いので、ワームの消耗が早いのが唯一のデメリットと言えます。

ドライブビーバーのテキサスリグでの釣果

ブラックバス

先日に岡山の野池で使ったところ、45アップを複数キャッチすることができました!

僕は4インチをテキサスリグで使用しているのですが、釣れるときは大体フォール中か、ボトムコンタクトした後アクションを入れたときにバイトしていることが大半です。

フォール以外でも効くので、普通のテキサスリグよりも強めにアクションを加え、バサロアクションを活用したロッドアクションをした方がよく釣れると思いました。

ドライブビーバーの概要

ドライブビーバー

ドライブビーバーはすり抜けやすさとフッキングの良さを重視したカバー攻略用ホッグ系ワーム。

最大の特徴でもある2本のパドルが、生命感溢れるバサロアクションを演出できます。

4インチと3.5インチの違いはサイズのみですが、3インチはツインカーリーテールが装着されており、放置やスローな釣りでも自然に動いてアピールできる工夫が施されています。

スペック表

ドライブビーバー 比較
出典:O.S.P

製品名 重さ 個数 定価
ドライブビーバー マグナム 40g 3 1,800円(税抜)
ドライブビーバー 4インチ 12.5g 5 780円(税抜)
ドライブビーバー 3.5インチ 8.2g 6 780円(税抜)
ドライブビーバー 3インチ 4.6g 7 780円(税抜)

フックサイズ・おすすめフック

T.N.Sオフセット・F.P.Pオフセット・F.P.Pストレート・ハイパートルネード

ドライブビーバー マグナム

ドライブビーバー 4インチ

ドライブビーバー 3.5インチ

ドライブビーバー 3インチ

フックはフィナやハヤブサ社の製品と相性が良いです。

オフセットはヘッドが身切れしたら再利用しにくくなりますので、ネジ式のハイパートルネードツイストロックのバネに交換して使用するのもおすすめです。

オフセットとストレートフックの使い分けは好みの問題になるかと思いますが、フッキング重視ならストレートフック、根掛かり回避を重視するならオフセットフックを選ぶと良いでしょう。

一押しカラーはアメザリ

ドライブビーバー アメザリ

個人的にドライブビーバーのおすすめカラーはアメザリです。

なぜかって言うと、豊富なカラーがある中で一番ザリガニに近いから。これまでの経験から「ドライブクロー」でもアメザリが一番釣れました。

ドライブビーバーマグナムには残念ながらアメザリは無いですが、3インチ・3.5インチ・4インチにはあります。

赤黒系は水の色が濁っててもクリアでもよく馴染み、ジグのトレーラーとしても合わせやすく、どんなシーズンでも釣れる印象です。

使い方・おすすめリグ

ドライビーバーに使えるリグは以下の通りです。

  • テキサスリグ
  • フリーリグ
  • ジカリグ(リーダーレスダウンショットリグ)
  • ヘビーダウンショットリグ
  • ヘビーキャロライナリグ
  • ネコリグ
  • 淀川リグ
  • ジグやスモラバのトレーラー

ここからは4インチと「T.N.Sオフセットフック#3/0」を例として、よく使われるリグに絞って解説していきます。

4インチ・3.5インチのセッティング例

テキサスリグ

テキサスリグ

ドライブビーバーで基本となるリグがテキサスリグです。

このワームの一番の使いどころはカバー周り、すり抜けの良さを利用してどんな複雑なカバーにも撃っていけます。

シンカーの重さは5g〜10.5g辺りが良く、野池などでは軽めの5gが一番使いやすいウエイト、シンカーストッパーでペグ止めして、針先をしっかり隠すことがポイントです。

エビやザリガニを捕食しているバスが多いフィールドでは特に有効なリグになります。

フリーリグ

フリーリグ

フリーリグはカバー撃ち以外にも、縦ストラクチャーや沖のディープを探ったり、場所を選ばずあらゆる使い方ができます。

シンカーとフックが離れることでワームがフリーな状態となり、フォール中のバイトを期待するならこのリグで決まりです。

ジカリグ

ジカリグ

ジカリグはテキサスリグと同様にカバー撃ちや、ゴミ溜まりを探ったりボトムのズル引きなどにおすすめです。

リングに付いたフックが自由に動くことで艶かしい動きが再現でき、テキサスリグよりもダイナミックなバサロアクションを生み出します。

今回ジカリグは自作したものを使っていますが、作り方は以下に載せています。

ジグのトレーラー

ジグのトレーラー

ドライブビーバーはラバージグやフットボールジグのトレーラーとしても使えます。

ジグのメーカーや種類によってサイズを合わせにくいときがあります。

4インチなら大きめのジグを選ぶ必要があり、今回はレイドジャパンの「マスタージグ」に合わせてみたらちょうど良いサイズ感でした。

OSPの「ハンツゼロワンジグ」は小さめのジグになりますので3.5インチの方がマッチします。

3インチのセッティング例

ダウンショットリグ

ダウンショットリグ

ダウンショットリグは低水温期にボトムを探る釣りにおすすめです。

3インチはタフコンディションで使われることを想定してツインカーリーテールを採用しているため、ダウンショットなどシェイクを多用する釣り方で特に効果を発揮します。

シンカーの重さは2.2g前後がちょうど良く、リーダーは長過ぎず短過ぎない一般的な長さで良いでしょう。

ネコリグ

ネコリグ

ネコリグは「ネコストッパー」を使う方法と「カバーネコリグ」の2種類があります。

個人的に多用するのはカバーネコリグ、ネコストッパーよりも根掛かり回避能力が高く、フックは「N.S.Sフック#2」を重宝しています。

ストレートワームと違って水押しが強く、2g以上のシンカーを使うと小さいながらもフォール中にバサロアクションを期待できます。

スモラバのトレーラー

スモラバのトレーラー

3インチはスモラバのトレーラーとしても使用できます。

今回は「エグダマ タイプカバー 3.5g」に組み合わせてみましたが、大きさや形状が良く似合います。

スモラバにボリューム感をプラスしたいときに有効です。

タックルセッティング

ベイトタックル

僕がテキサスリグで使用しているタックルは以下の通りです。

4インチと3.5インチはどちらも同じリグで使えることが多いですので、タックルも同じ組み合わせで扱えることが多いです。

また、3インチはベイトフィネスやスピニングがメインとなり、リグに合わせたタックルを選ぶと良いでしょう。

まとめ

ドライブビーバー

今回はドライブビーバーについて解説しました。

数あるホッグ系・クロー系の中でも超万能なワームですので、どんなリグや使い方をしても自然と釣れる力を秘めています。

昔はドライブクローを一軍として使っていましたが、ドライブビーバーが発売されてからは入れ替わり、今では手放せないワームの一つとなりました。

これからドライブビーバーを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。

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