ボトムアップのフリッシュ3.5インチを使ってきましたのでインプレします。
ミドストやホバストに対応したリアル系の小型シャッドテールワームがボトムアップから発売されました。
よくありがちな形状のワームですが、他のワームと何が違うのか?実際の使用感を知りたい!という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、フリッシュを実釣で使ったインプレを交えながら、使い方について解説していきます。
フリッシュのインプレ
フリッシュの最大の良さはテールアクションにあります。
一般的なシャッドテールってワームのサイズが小さくなるほど動きが硬く、アクションが損なわれていく傾向にあります。
しかし、フリッシュは小さいながらもテールが良く動き、ちょっとした水流の変化や細かいシェイクでも艶かしく動いて誘ってくれます。
大げさですが、5インチクラスのシャッドテールワームのテールアクションをそのまま小さくしたような感覚ですね。
また、マテリアルの柔らかさも大きく関係していると思います。
硬すぎず柔らかすぎないマテリアルは水とよく馴染み、テールの付け根も細いからか、小魚らしい動きが上手く再現されています。
欠点としては、ボディやテールの強度はそこまで強くありません。
バスを釣るとすぐに裂けたり、コバスやギルバイトを頻繁に食らうとテールがすぐに千切れてしまいますので、サイトで見えるバスを狙っていくほうが向いていると思いました。
ロールのさせやすさや飛距離は他の3インチ前後のシャッドテールワームと大差ありませんが、フリッシュは見た目も動きもとにかくリアルなのでタフなときに効きそうですね。
ミドスト系の釣りがハマるフィールドや見えバスが多い状況におすすめのワームではないでしょうか。
フリッシュの概要
テールアクションの本質に迫る
これまでリアルベイトフィッシュ系ワームの多くに採用されるテールタイプは、シェイクに対し上下方向への動きが中心でした。しかし、実際の魚は尾びれを左右に振って泳ぎます。フリッシュはテールアクションの本質をイミテートし、動きの違いで食わせるリアル系ワームです。
スペック表
サイズ | 3.5インチ |
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重さ | 約3.4g |
定価 | 770円(税込) |
発売日 | 2021年10月6日 |
カラーラインナップ
出典:Bottomup公式サイト|Frish(フリッシュ)3.5インチ
- FL001 ワカサギ
- FL002 アユ
- FL003 ブルーギル
- FL004 ゴリ
- FL005 マジックシャッド
- FL006 ナチュラルシャッド
- FL007 ピンクワカサギ
- FL008 デッドリーワカサギ
※全8色(2021年10月時点)
関連動画
使い方・おすすめリグ
フリッシュのリグはパッケージにも書かれていますが以下の3つが最適です。
- ジグヘッドリグ
- ネイルリグ(ホバスト)
- ダウンショットリグ
基本的に季節やバスがいるレンジによってリグを使い分けます。
バスが広範囲に散っている時やレンジが落ちている状況なら、ジグヘッドリグが幅広いレンジを探れて、フリッシュの基本となるリグです。
また、春や夏など表層に見えバスが多い状況なら、ホバーショット#2を用いたネイルリグ(ホバスト)が最適です。
浅いフィールドや低水温期ではボトムを丁寧に探れるダウンショットリグが有利ですね。
アクション方法は割愛しますが、フリッシュが使えるリグは定番かつ実践しやすいリグだと思いますので、ご自身のフィールドの状況や季節に合わせたリグを選択して使ってみてください。
タックルセッティング
フリッシュはライトリグが中心となるためスピニングタックルがおすすめです。
ベイトフィネスでも扱うことができますが、ジグヘッドリグとダウンショットリグに限られ、いずれもシンカーの重さは2.2g以上を選んだ方が飛距離を出しやすくなります。
ホバストでは0.4gや0.6gといった小型のネイルシンカーを入れますので、ベイトフィネスでは難しくスピニングタックル一択となるでしょう。
スピニング・ベイト共にロッドは6ft前後のUL〜Lクラス、リールはスピニングなら2500番、ベイトなら一般的なベイトフィネスリールで問題ありません。
ラインはスピニングならフロロ4lb前後を使用し、飛距離を出したいときやロールアクションを追求したいときは、PEライン+フロロリーダーの構成でもOKです。
まとめ
今回はボトムアップのフリッシュ3.5インチについて解説しました。
小型シャッドテールワームは他にもたくさんありますが、フリッシュのテールアクションは生命感溢れるリアルな動きを再現されています。
実際のところテールが良いからと言って必ずしも釣れる訳ではありませんけど、鼻先まできてあと一歩のとこで見切られるときには重要なファクターになってくれるはずです。
これからフリッシュを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。