レイドジャパンのレベルミノーを使ってきましたのでインプレします。
発売当初は入手困難なルアーの一つでしたが、最近では入手しやすくなり、全国各地のフィールドで釣果を目にすることが多くなってきました。
レベルミノーは飛距離・レスポンス・レンジ対応能力を徹底追求し、初心者から上級者まで誰でも使いやすいミノープラグになっています。
この記事では、レベルミノーの使い方やタックルについて解説していきます。
レベルミノーのインプレ
レベルミノーを使った印象としては、とにかくよく飛ぶことですね。
マグネット重心移動を搭載しているので125mmというサイズのミノーとしては思えないほど飛距離が伸びます。
ボディ形状やリップ角度、ウェイト設計など全体のバランスを取り、飛行時の姿勢を安定化させているそうなので、構造が大きく関係しているのでしょう。
また、飛距離だけでなくアクションのレスポンスが良く、ただ巻きするだけでよく釣れます。
ロールアクションが強く早巻きからデッドスローまでどんなリトリーブスピードで巻いても使いやすい優秀なミノーに感じました。
そして、ただ巻きだけでなくジャークやトゥイッチなどロッドアクションにも対応しているので、ジャークベイト風に使うこともできます。
バス釣りでミノーはあまり馴染みが少ないかもしれませんが、ミノーというジャンルの中ではかなりおすすめできますね。
レベルミノーの概要
レベルミノーは2017年2月にレイドジャパンから発売されたミノープラグです。
レベルミノーの特徴
- マグネット式重心移動機構により驚異的な飛距離
- ただ巻きでも釣れるアクションレスポンス
- レンジ対応能力
2020年3月にMR版となる「レベルミノープラス」が追加、更に2022年4月にダウンサイズ版となる「レベルミノークイック72」が追加されました。
スペック表
レベルミノー | レベルミノープラス | |
---|---|---|
サイズ | 125mm | 125mm |
カラー | 15色 | 8色 |
重さ・タイプ | 1/2oz・スローフローティング | 1/2oz・スローフローティング |
フックサイズ | #5×3 | #5×3 |
最大深度 | 1.5m | 2.0〜2.2m |
価格 | 2,090円(税込) | 2,090円(税込) |
カラーラインナップ
レベルミノー
- LM001. SHIMANASHI TIGER
- LM002. HUSTLE PINK
- LM003. PEARL SHAD
- LM004. REAL KINKURO
- LM005. GLOSS WAKASAGI
- LM006. JEWEL WAKASAGI
- LM007. KANAMOROKO
- LM008. JUST BAIT
- LM009. GRASS BAIT
- LM010. SHIRAUO
- LM011-CLOWN
- LM012-NEON WAKASAGI
- LM013-BLOOD RED
- LM014-SKELETON CANDY
- LM015-OTORI
※全15色(2022年4月時点)
レベルミノープラス
出典:RAID JAPAN|LEVEL MINNOW PLUS
- LMP001-NEON-WAKASAGI
- LMP002-JEWEL-WAKASAGI
- LMP003-OTORI
- LMP004-REAL-KINKURO
- LMP005-CLOWN
- LMP006-LIME-CHART
- LMP007-LEMON-BACK
- LMP008-PEARL-SHAD
※全8色(2020年3月時点)
関連動画
使い方・チューニング方法
使い方はただ巻き・ジャーク・トゥイッチの3パターンがあり、レベルミノー・レベルミノープラスどちらも同じ使い方ができます。
ただ巻き
巻くスピードは早巻きスロー巻きどちらでも可能でしたが、どの速さで巻いてもよく釣れるミノーのように思いました。
場所は河川やダムなど基本的にどんなところでも使えますけど、レベルミノーは1mくらいしか潜らないため、浅い河川やシャローエリアを早いテンポで広く探る使い方が向いています。
レベルミノープラスは2m以上潜るので、レベルミノーではカバー仕切れない水深のあるエリアをロングビルミノーのように広範囲巻いて探ると良いでしょう。
基本的にレベルミノーはただ巻きで広範囲をサーチできるミノーと思っていただけたら良いと思います。
ジャーク・トゥイッチ(ウエイトチューニング)
ジャーク・トゥイッチしたいときは、レベルミノーは浮力が強すぎるように思いました。
スローフローティングですけど浮き上がりが早いので、板オモリをフロントフックの位置に貼り付けてサスペンドにします。
板オモリの重さは約1g〜1.5gくらいで、レベルミノーがサスペンドまたはデッドスローフローティングになります。
水温やラインの太さによって浮き沈みが変わるので何gがいいとはっきり言えませんが、1gを貼り付けてまだ浮き上がるようなら追加するといった具合がいいかと思います。
ジャークベイトとして使うなら、サスペンドの方が操作しやすいので板オモリは必須でしょう。
ジャーク・トゥイッチ以外にも、ただ巻きで深いレンジも探れるようになりますので、ウエイトチューンはかなりおすすめできます!
タックルセッティング
レベルミノーに最適なタックルはM〜MHクラスのバーサタイルロッドです。
リールはハイギアにフロロライン12〜14lbが適正範囲となります。
レベルミノーは一般的なタックルで投げやすいように作られていますので、みんなが普段から使用しているタックルで十分投げることができるでしょう。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
先日久々にレベルミノーを使ってみたら40アップキャッチすることができ、やっぱり春はミノーも外せないルアーの一つかと思います。
僕自身バス釣りではほとんど使っていなかったルアーのジャンルでしたが、ミノーも案外いいものですね。
レベルミノーとレベルミノープラスを使い分けることができれば、釣果アップにもつながるのではないでしょうか。
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。