OSPのMMZデカを使ってきましたのでインプレします。
本物のミミズそっくりと注目を集めたMMZに、全長13インチにも及ぶ「デカ」が新たにラインナップされました。
チビ・ナミは使い方にそこまで悩まなかったと思いますが、デカとなればどうやって使ったらいいのか分からない!この大きさで本当に釣れるの?という疑問を持った方も多いと思います。
そこでこの記事では、MMZデカのインプレを交えながら、セッティング方法や使い方について解説していきます。
MMZ(デカ)のインプレ
MMZデカを使った印象としては想像以上にデカかったです。
チビ・ナミより少し大きいくらいかなと思っていたら長さもボリューム感も桁違いでした…
この長さだからかアピール力は格別で、遠くからでもバスを引き寄せる効果があり、デカバスだけに絞って釣ることができます。
また、アクションを加えたときのニョロニョロ感はチビ・ナミ以上にリアルなものでした。
欠点を告げると素材が若干硬くワームが千切れやすいのです。
デカは3本しか入っていないためコスパが悪く、フルキャストはせずに8割程度の力に留めておいた方が良いでしょう。
近年ロングワームがプチブームですが、曲がりくねった形状のワームは唯一無二の存在のため、この手のワームを見慣れていないバスにとってかなり刺激的なものとなりそうです。
MMZ(デカ)の概要
発売後直後から各フィールドで驚異的な釣果が報告されたMMZシリーズに、全長13インチクラスとなるデカが新たにラインナップ。
近年、トーナメントでキッカー攻略に欠かせないのがマグナムサイズのロングワーム。数々のマグナムサイズのロングワームが釣果をもたらしてきたが使用率増加やアプローチ方法の周知により、ことハイプレッシャーフィールドにおいてはアドバンテージになりづらくなっている。
そんな最中、新たな一手としてMMZのマグナムサイズの開発がスタートした。MMZの初期テスト段階からサイトフィッシングに効果的なサイズ感を徹底検証し、フィネスサイズかマグナムサイズかの両極端なサイズ感こそが、サイトフィッシングにおけるバス攻略のキーと確信。
ルアーに怯えるほどの高プレッシャーでシビアな状況であればチビ、飛距離と使い易さといった総合力を求めるならばナミ、ボリューミーだからこそ反応させ喰わせることが可能なデカ、という結論である。
デカは単純にサイズを大きくしたわけではなく極力トラブルレスなサイズ感と、耐久性も見据えたマテリアル選定を行いないデザイン。13インチクラスなのに長さを感じさせないMMZデカは、未知の可能性を拡大する。
出典:OSP|MMZ
スペック表
MMZ チビ | MMZ ナミ | MMZ デカ | |
---|---|---|---|
重さ | 1.0g | 2.3g | |
入数 | 10本 | 8本 | 3本 |
定価 | 891円(税込) | 891円(税込) | 891円(税込) |
発売日 | 2021年4月28日 | 2021年4月28日 | 2022年3月3日 |
フックサイズ | マスバリ #8〜#4 | マスバリ #8〜#4 | マスバリ #1~#3/0 オフセット #3/0~#4/0 |
カラーラインナップ
出典:OSP|MMZ
- グリーンパンプキンペッパー W004
- スモークプロブルー W032
- バブルガムピンク W036
- みみずぅ W050
- エサナチュラル W066
- ゴーストシュリンプ TW117
- イソメン TW203
- まんまみみずぅ TW204
※全8色(2022年3月現在)
セッティング方法・使い方
MMZデカの基本的なリグは主に以下の通りです。
- ライトテキサスリグ
- ノーシンカーワッキーリグ
- ネコリグ、ネイルリグ など
今回はMMZデカと相性の良い「ライトテキサスリグ」と「ノーシンカーワッキーリグ」について解説していきます。
ライトテキサスリグ
ライトテキサスリグはオフセットフック#3/0を順刺して、シンカーは2.7g〜3.5gのやや軽めのものを使用します。
オフセットフックの利点は根掛かりに強くカバーにも対応でき、MMZデカを使う上で手軽なリグです。
アクションを加えるとニョロニョロ動いて、MMZデカの形状を最大限に活かすことができます。
リグに迷ったらとりあえずライトテキサスリグを試してみると良いでしょう。
ノーシンカーワッキーリグ
MMZチビ・ナミで使われることが多かったノーシンカーワッキーリグがMMZデカでも使えます。
マス針は「ギュラーガードタリズマン #1/0」に、チューブは内径5mm前後のものを使用し、MMZデカの中央にフックとチューブをセットします。
ノーシンカーワッキーならゆっくりフォールしてスローに誘うことができ、ヘッドにネイルシンカー(1.3g〜1.8g)を入れるとネコリグとして使うこともできます。
ワッキーリグの出しどころしては、オープンウォーターでの見えバスやボトムを利用した釣り方に最適です。
また、どちらのリグでも言えることですが即合わせは厳禁です。
ロングワームはフッキングが難しく、バイトがあっても5秒くらい送って合わせた方がすっぽ抜けを防ぐことができます。
タックルセッティング
MMZデカの推奨タックルは以下の通りです。
- スピニング・ベイト:ML~MHクラスのロッド
- ライン:フロロ10~14lb or PE1~1.5号
ライトテキサスリグではベイトタックル、ノーシンカーワッキーリグではパワースピニングがおすすめです。
リールはいずれもハイギアを使い、ラインはフロロなら10~14lbが適正範囲、PE1~1.5号でもOKです。
MMZデカを快適に投げようとすると、専用タックルを構える必要があるかもしれません。
ご自身が使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はMMZデカついてインプレしました。
個人的にデカは大き過ぎましたので、ナミとデカの中間くらいのサイズも出てほしいと思いました…
しかし、デカでも決して釣れないサイズ感ではなく、デカバスだけに絞って狙うなら選択筋の一つになるのではないかと思います!
購入を検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。