ジャッカルのロングM16インチを使ってきましたのでインプレします。
全長40cmにも及ぶ未だかつてない長さのワームが発売されました。
近年ロングワームは数多く発売されていますが、ロングMは40cmの長さとスリムボディとなっており、圧倒的な生命感を誇るワームになっています。
この記事では、ロングMのインプレを交えながら、セッティング方法やタックルについて解説していきます。
この記事の内容
ロングM16インチのインプレ
かつてないポテンシャルのロングワーム
ロングMのパッケージを見たときは、とにかく長い!こんなワームで釣れるの?という印象でした。
しかし実際にフィールドで使ってみるとその長さにはすぐに慣れ、かつてないポテンシャルを秘めているロングワームであることを感じました。
ロングMのアクションを見たバスは強い反応を示します。
見慣れていない長さだからと思いますが、普通のストレートワームでは嫌う様子を見せるバスでもロングMならすっ飛んで来るか、ゆっくり近づいて来て興味津々についばみ、そのままくわえて持って行く姿が何度も見られました。
アピール力はそれほど高くありませんが、クネクネアクションがとても良く、この生命感がバスの捕食スイッチを刺激してくれます。
耐久性は高いがフッキングに難あり
耐久性は思っていたよりも高くマテリアルが頑丈です。
何度か使用しているとフック周辺から裂け目が入ってきますが、位置を変えながら使えば意外と長持ちしました。
コバスやギルにやられたり、無理なフッキングをしているとやはり簡単に千切れてしまいますので、1投1投を丁寧に扱う必要があります。
フッキングについては非常にタイミングが難しいです。
見えバスならロングMが消えてから合わせるか、見えバスでないなら数秒送って合わせないとなかなか乗りません。
フッキングに持ち込むためには、コバスかデカバスかしっかり見極めて少し送ってゆっくり合わせることが重要になってきます。
また、価格は5本で1,265円とコスパが悪く収納にも悩みますが、価格以上によく釣れるワームというのは確かです。
ロングワームが気になっている方は買って後悔はないワームですね。
ロングM16インチの概要
無視できない存在感を放つ、か細い胴体の捕食されるべき存在。
今までに無い”スリムボディ”とその存在感ある”長さ”が魅力なロングワームで、16インチ約40cmにもなるその長さの理由、、、それはトーナメントという競技の場で勝つため、またフィネス化して普通のルアーには見向きもしなくなったバスに口を使わせる手段として、今現場で最前線を駆け抜けるジャッカルの2人のプロが〈必要だったから〉生まれたワームです。
単に長ければ良いという訳では無く、ストレートワームに精通するアングラーなら既におわかりかと思いますが、全てはバランス。マテリアルの固さ、比重、全体の形状、これらが全てうまく組み合わさってこそ〈釣れる〉ワームになるのです。この答えに行き着くまで、数々のサンプルをテストを繰り返して京弥氏と加木屋氏の意見をふんだんに盛り込み、実釣性能を追求しました。
スペック表
サイズ | 16インチ(40cm) |
---|---|
入数 | 5本 |
フックサイズ | マスバリ #2〜#1 |
定価 | 1,265円(税込) |
発売日 | 2022年6月28日 |
カラーラインナップ
- DARK GREEN PUMPKIN BLUE FLAKE / ダークグリパンブルーフレーク
- GREEN PUMPKIN ORANGE / グリパンオレンジ
- GREEN PUMPKIN/PEARL / グリパンパール
- LIGHT MIMIZU / ライトミミズ
- BP MIMIZU / BPミミズ
- GREEN PUMPKIN MIMIZU / グリパンミミズ
- LIVERY MIMIZU / ライブリーミミズ
- ZARIGANI / ザリガニ
※全8色(2022年7月現在)
関連動画
セッティング方法・使い方
ロングMは「ネコリグ」または「ノーシンカーワッキーリグ」に対応します。
リグを作るにあたって用意するものは以下の通りです。
ネイルシンカーはノーシンカーワッキーリグで使用する場合不要ですが、ネコリグの場合は1.3g〜1.8gをヘッドに入れます。
フックはマスバリの#1〜#2を推奨されており、おすすめはリューギのレギュラーガードタリズマン#1です。
また、身切れを防止するためにチューブを使用し、サイズは4mmの径がマッチします。
40cmもあるワームだからと言って特殊なものは必要なく、一般的なネコリグやノーシンカーワッキーリグを作るときと同じ小物で扱うことができます。
出しどころとしては、見えバスはノーシンカーワッキーリグ、ストラクチャーやカバーを狙うときはネコリグが有効です。
いずれも着底したら細かくシェイクして誘うと良いでしょう。
タックルセッティング
ロングM16インチのタックルはスピニングまたはベイトフィネスを使用します。
スピニングではMLクラスのロッドにラインはフロロ5〜7lb、ベイトフィネスではLクラスのロッドにラインはフロロ8〜10lbが最適です。
ノーシンカーワッキーの場合はスピニングで道糸にPEラインを使用しても良いでしょう。
リールは2500番なら好みのもので問題ありません。
ロングMは他のワームより比重がやや重いですので、ロッドはML前後の少し硬めのものを選んだ方がキャストしやすいです。
ご自身の使用されているタックルの中から最適なものを選んで投げてみてください。
まとめ
今回はロングM16インチについてインプレしました。
近年ロングワームがプチブームで様々なメーカーから発売さていますが、過去最長と言える長さのロングMは見た目も釣果もかつてないポテンシャルを持っています。
素材の耐久性と価格を考えるとコスパが悪いものの、出しどころを考えて使えばきっと面白い釣りができるのではないかと思います。
検討されている方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。