デプスのブルスライド3.4インチを使ってみましたのでインプレします。
ギル型ワームの名作「ブルフラット」をベースとしたバックスライドワームがついに発売されました。
少し前から黒田健史プロのブログで詳細が公開されていましたが、思っていたよりも早く入荷され、これからのシーズンに大活躍間違いなしのワームです!
今回は、ブルフラットの兄弟分となるブルスライドのインプレと、リグや使い方などご紹介します。
この記事の内容
ブルスライドのインプレ
ブルスライドは数あるバックスライドワームの中で最もバックスライドさせやすいワームです。
扁平ボディがフォール時に水を多く受けてより奥へ進み、重量バランスが良くスライドする幅がかなり広く感じました。
他のワームってネイルシンカーを入れないとまともにバックスライドしなかったり、バックスライドに特化していなかったりしますが、ブルスライドは完全にバックスライドに特化しているため、きれいにスライドフォールします。
また、飛距離も良く飛んで操作性が良く、カバーのすり抜けはブルフラットより少し良いかな?と言った感じでした。
上記の動画は1.3gのネイルシンカーを入れてバックスライドさせています。
個人的にもう少しサイズが大きかったら良かったと思いましたけど、使い込んでいくうちにまた新たな発見があるかもしれません。
時期的にまだ魚は釣れていませんが、さすがブルフラットの遺伝子を引き継ぐだけあって、ポテンシャルはかなり高いワームでした。
ブルスライドの概要
ブルスライドはデプスからリリースされたバックスライドワームです。
ブルフラットをベースにややスリムで肉厚となり、二股テールの間にフックをセッティングできます。
また、テールの付け根が太く作られているため、パーツの強度もアップ。
マテリアルはボディの内側に高比重素材を採用し、外側は塩が入っていない素材で覆うことで、耐久性とフッキング性を両立しています。
スペック表
サイズ | 3.4インチ |
---|---|
重さ | 13.0g |
フックサイズ | #4/0~5/0 |
定価 | 800円(税抜)6個入 |
発売日 | 2021年2月10日 |
カラーラインナップ
出典:デプス|ブルスライド
- #06 ブラック
- #12 グリーンパンプキン
- #28 スカッパノン
- #45 サクラベビー
- #52 グリーンパンプキン・チャートリュース
- #64 ブルーギル
- #114 シャンパンペッパー&ネオンパール
- #123 グリーンパンプキン/ブルーフレーク・スモーク/ブルーフレーク
関連動画
使い方・セッティング方法
ブルスライドに使えるリグは主に以下の通りです。
- バックスライドリグ
- ノーシンカーリグ
- ライトテキサスリグ
純刺しで使用することもできますが、やはりおすすめはバックスライドセッティングです。
バックスライドリグ
バックスライドワームはネイルシンカーの重さによってフォール速度やスライド幅が変わります。
ブルスライドの場合は、早く落としたいなら1.3g前後、ゆっくり落としたいならネイルシンカーは入れず、ノーシンカーでも十分バックスライドします。
アクション方法としては、スライド幅を活かして大きく動かし広く探ったほうが良いのではないかと思います。
おすすめフック
ブルスライドの推奨フックサイズは#4/0~5/0、ボディが肉厚ですのでワイドゲイプのフックがおすすめです。
色々なフックを試した中で以下と相性が良かったです。
どちらもコイル部分を「ツイストロックのバネ」に交換するとホールド力がアップ!
通常のオフセットフックであれば「ハヤブサ TNSオフセット #4/0」を選んでおけば間違いないかと思います。
サイズは#5/0でも構いませんが、フックのメーカーによってはやや大きく感じるかもしれません。
バックスライドが効くシチュエーション
ブルスライドの出しどころは、岸際に木やアシなどが覆い被さっていて水深がある場所!
テキサスリグでピッチングやフリッピングで入れるのも有りですが、食わせるまでのタイミングが合わせにくく、バスに気づいてもらえなかったり見過ごされてしまうことも多い。
バックスライドならスローにアプローチでき、カバーの奥にいるバスの鼻先まで通すことができますので、口を使わせやすくなります。
バックスライドで釣るコツは、バスの目線に近づけてあげることが最も大事です。
タックルセッティング
タックルはM〜MHクラスのジグ用ロッド、ラインは14lbがおすすめです。
ラインは細いほどスライドする幅が広くなり、太いとブレーキがかかった使用感となりますので、カバーの濃さを考慮してポンド数を選びます。
また、ブルスライドの重さは13gと比較的軽く、一般的なロッドで使いやすいサイズ感となっています。
ブルフラットはサイズもリグも豊富で専用タックルを組む必要もありましたが、ブルスライドはバックスライドが基本となるため、みんなが持ってるタックルで代用できるのも良いですね。
まとめ
今回はブルスライドについてインプレしました。
ブルスライド・ブルスレンダー・ブルフラットと3兄弟出揃ったところで、フィールドに合わせて使いこなせれば、釣果にも良い結果が出るのではないかと思います。
これからブルスライドを使う方がいましたら、この記事を参考にしてみてください。